抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

年末特番「この映画は見てほしい2019」傑作選

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 ランキングを出し終えた、ということは去年も開催した年末特番、順位が低くて評価していないように見えるかもしれないけど、2019年にこれを見ておいてはくれないか?という作品をチョイスしてご紹介するコーナーでございます。

 昨年度のはコチラ

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  また、参照していただきたいランキングは此方に。

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1.アナと世界の終わり

 まず2019年にこれを取り上げないでどうするんだ!!という偏愛映画がこの作品。

 映画表彰式においても、音楽部門で全曲を表彰したことからも分かるように大好きなんですよ。ゾンビ×ミュージカルでイギリスのもの、ということでショーン・オブ・ザ・デッドを始めとしたゾンビパロディもふんだんに盛り込まれています。

 ゾンビとミュージカルのドライブ感が足りない気がしたため、総合順位が半分より下になってしまっている、というのが非常に悔しいところですが、特に前半2曲の素晴らしさはたまらん。あんだけグレイテスト・ショーマンにはしゃいだんだから、お願いだからこの映画でもはしゃごうよ!!

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2.ハッピー・デス・デイ&2U

 往々にしてホラーは怖くて見ないんですが、その中でタイムリープと組み合わせたというトリッキーな感じが期待できそうなので見に行きましたが、これがまあホラー弱者の私はしっかり怖がりながら、楽しいし、興味深い内容に。

 参考になる「恋はデジャ・ヴ」は見ていないんですけど、BTTFとかのタイムリープ系のネタも沢山ぶち込まれているし、同時期に上映されていたチャイルドプレイのチャッキーみたいなマスクでアイコン化された殺人鬼、というのも多分面白ポイント。

 更に追記するべきなのは、タイムリープマルチバースまで組み合わさった2も含めてセットで評価したい!ということ。本国と公開ギャップがあるが故に可能になった2本立て上映が可能、ということはこのシリーズにおいては間違いない重要な要素。

 1はぷらすと年間ベスト10でも10位にランクインしていますよ!!ほら、見たくなったでしょ(他力本願)

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3.ライリー・ノース 復讐の女神&ハイ・フォン:ママは元ギャング

 2019年は舐めてた相手が〇〇系でした映画の大豊作だった年だったと思います。

 個人的な大ヒットは舐めてた模範市民が除雪車でキレました、の「スノー・ロワイヤル」でしたし、お祭りとしての「ジョン・ウィック:パラベラム」もありました。

 そんな中で舐めてた女性が殺人マシーン映画としてこの2本を。

 ライリー・ノースは息子と夫を麻薬組織に殺された妻が組織をボッコボッコにする話。観覧車に丁寧に実行犯を吊るしたり、判事をロープ爆弾でぐるぐる巻きにして爆殺など、懇切丁寧な復讐が楽しいったらありゃしない。

 ハイ・フォンはベトナム製作のネトフリで公開されている作品なのでネトフリ加入している方は是非。娘が人身売買の為に誘拐され、それを追いかけて戦う乱暴な話。シンプルな上に、女性格闘の楽しさも抜群。ラスボスも女性ということで、女性エンパワーメントでもあると感じました。マジでネトフリ入ってる人でジョン・ウィック好きならオススメ!!

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4.サバハ

 さあ、ハイ・フォンに次いでネトフリ作品だと、こちらの韓国宗教サスペンスを。

 うさんくさい新興宗教をぶっ潰す宗教評論家みたいな仕事をしている男が鹿を祀る宗教を調査しているうちに…という話。

 キリスト教、仏教を中心にチベット仏教やらイスラムユダヤ以外の大体の宗教が集ってきている大宗教戦争!!って感じで堪らない。「コクソン」が好きならオススメ!

5.ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん

 長編アニメーションの世界からは、どうしてもこの1本を。羅小黒とかも凄いんですけど、シンプルでアニメーションの豊かさを改めて感じさせてくれました。

 わざわざ東京都写真美術館まで見に行った、という要素もプラスしてはいると思いますが、大激戦の中で海外アニメの中でも話題にするべき作品です。どうせ、スパイダーバースはみんな見ているだろうし、羅小黒は凄すぎてみんな話題にするし、でネトフリのオリジナル作品「クロース」も意外と話題になっている中で忘れかけてない?と一石を投じる意図でエントリーしました。

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6.がっこうぐらし! 

 さあ、ゾンビに始まった記事はゾンビで〆ます。今年は1月に書籍での『屍人荘の殺人』で衝撃を受け、12月の劇場版で感謝した1年でした。そんな中、1月は屍人荘の影響でゾンビ映画ラソンを敢行。ロメロのゾンビ、リメイク版ドーン・オブ・ザ・デッド、ショーン、WWZ、高慢と偏見とゾンビ、そんな所を見た中で思ったより面白かったのがこちらの映画。

 元々アニメでびっくりして単行本を買い込む程度には好きだったので、公開前のキャベツ問題や演技未経験ラストアイドル起用だの、不安要素しかなかったのですが見事にそれは跳ね返してくれました。ランキングで82位だけど見る価値はあると思いますよ!

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 ということで今年の特番は6項目8作品を紹介しました。去年はドキュメンタリーが絡んできましたが、今年はドキュメンタリーをそんなに見なかったのでしょうがないかもしれません。配信のみのものを2本選出したのも時代の流れかもしれません。アイリッシュマンとか以外にもあるんですよ!

 逆にコレみて!があったら教えていただければ幸いです。