抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

私的映画ランキング2019

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 えー、今年も昨年に引き続きなんとか年内に映画ランキング完成しました。なお、スポーツのまとめ、アニメの年間まとめに関しては間に合いません。ごめんなさい。何故去年はそんなに上手くいったのか…。

 映画館で見た新作は105本。これにネトフリ配信の新作を合わせようとしたんですが、ネトフリでチェックしたかったやつを全部は見れなかったので、現時点で鑑賞しているもののみランキングです。「マリッジ・ストーリー」やら「2人のローマ教皇」あたりの有力候補を見れていなくて申し訳ない…。年明けに見ます。

 順番として形式は昨年のものを踏襲して、トップ10と短観を載せて、その後に全部まとめてランキング載せます。

 それぞれの細かい感想は、お手数ですが右のほうにある検索フォームからタイトル入れて検索してください。全部リンク貼りたくないし、その分長くなっちゃうし。あ、ネトフリ作品は2019上半期、下半期でまとめて感想を書いて年明けで見終わった段階で記事にするのでそれまで検索には引っかからないかもしれません。

 あ、「パラサイト 半地下の家族」は来年公開なので見てるけど来年のランキングにぶち込みます。暫定1位!

 

 

第10位  パーフェクション

 年末に飛び込んできた10位!。ネトフリで配信されていたのはもっと前からでしたけど。音楽の完璧な演奏、パーフェクションを巡る女性2人の物語ですけど、才能、というものを色々考えることもできますが、まあシンプルに快哉を叫ぶタイプの作品で、とにかく展開が読めない。ある作品と同じイズムを感じますが、そっちのネタバレにもなるしで作品名を言えないのがつらい。

 虫とちょっとしたグロが大丈夫なら是非見て欲しいですね。

第9位  アップグレード

 Twitterで感想を呟いたら、ぷらすとでお馴染み、映画評論家の添野知生さんと色々お話をさせていただくことが出来た、という映画後の体験も含めての点数かもしれません。

 とはいえ、それを差し置いてもSFとして強度が十分ある上に、ステムくんが可愛い。 AIものとして、「チャッピー」以来の個人的ヒットだったかもしれません。

 そして「ライリー・ノース」「ジョン・ウィック」よりも舐めてた相手が系映画としても優秀だったことを追記しておくべきでしょう。

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第8位  ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝-永遠と自動手記人形-

  京都アニメーションの事件が無かったとしてもランクインすべき名作でした。勿論、それが多少評価に影響したことは否めません。それでもこれを外伝としていいのか、というぐらい美麗なアニメーションと姉妹の愛、そして「名前」の大切さ。ちゃんと語り継ぎたいし、4月公開の本編劇場版も楽しみです。

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第7位  工作 黒金星と呼ばれた男

  今年も韓国映画がトップ10に殴り込んできました。見る本数がそんなに多くないのに絶対に外れないんだから凄いです。

 今作は昨年の「タクシー運転手」「1987、ある闘いの真実」に続く作品と呼べると思いますが、まさか韓国政府が北朝鮮にミサイルの発射を選挙の為に依頼していたとは、という衝撃的な事実もさることながら、韓国映画金正日を描くということ、そして何より熱い男の友情。もはやBL。スパイものとしても、社会派としても、様々な視点での鑑賞に耐えうる良質なエンターテインメント。

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第6位  プロメア

  上半期ベスト10からの生き残りはここから。ただ、上半期10位の運び屋は20位よりは上なので、下半期は大傑作よりも秀作が多かった、ということでしょうか。

 さて、作品に関しては3DCGと手書きの融合をしながら日本のアニメのある種の到達点を示しながら、大好きな今石監督と中島脚本の外連味、そしてそれを100点に引き出すキャストと素晴らしい作品でした。10億突破して本当に良かった。

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第5位  ジュリアン

 多分、今年見た映画で1番怖かったのではないでしょうか。アスとか、クロールとか見に行ってるのに、ですよ。自分の経験上、家族=地獄説を取る映画が大好きなので細田守作品を素直に喜べず、「葛城事件」とかにキャッキャしている訳ですが、もはや喜ぶ段階を越えている。視点が親から子どもに移っただけでこんなに心細く、怖いのかと驚きました。

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第4位  蹴る

 今年、FC東京は最終節まで優勝を争い、リヴァプールはCLを制覇する、個人的なサッカーライフは最高に近い1年でした。

 そんな中、来年に迫ったパラリンピックに向けて、パラスポーツの世界に少しづつ触れていくことも増え、大雨の中でブラインドサッカーの日本選手権決勝も観戦しました。

 それもこれもこの映画で、電動車椅子サッカーという世界を知ったから。パラスポーツの引退、ということの重さを初めて考えたり、本当にバリアフリーな世の中にしていくためには、パラリンピックが来るのにこれでええのかね。

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第3位  天気の子

 私を救ってくれた映画です。とにかく美しい背景の東京の街。どんなに苦しい状態でも、セカイを犠牲にしてでも、走り出して求め続けることが若者の特権だ。京アニの事件でのショックを払しょくして、また映画を見る、アニメを見る、という心理状態に戻してくれた新海監督には感謝しかありません。

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第2位  羅小黒戦記

 中国からやってきた話題の大大大傑作アニメ。

 今年は世界中からアニメ映画が日本にやってきて、そのどれもが高品質。日本のアニメは世界一、なんて驕りがあったらすぐに捨てるべきだな、と思いました。

 まあとにかくシャオヘイが可愛いですよね。いや、ナタとかも可愛いんですけど、シャオヘイが可愛くて、カッコよくて、エモい。まだまだ延長上映していると聞いたので是非ご覧ください。

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第1位  スパイダーマン:スパイダーバース

 上半期1位から動かず!上半期1位、しかも春公開の映画が年末までトップだったのは、やはりそれだけこの映画の衝撃が大きかったということ。

 全く異なる世界観のキャラクターを共存させ、それぞれの世界に合ったアニメーションのタッチを描き分け、そしてヒーローとは、継承とは、多様性とは。そういったメッセージも完璧に書き込みながら、読んだことない私でもアメコミを読んでいるかのような気分にさせる演出も素晴らしい。

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 因みに、今年見た旧作を含む作品全体でのランキングは以下のように。(12/28現在)鑑賞作品数は新旧合わせると400本を超えてます。暇人かよ…。というか、そりゃアニメとか見る時間減るわ。間に合わなくなるわ。

 

第10位   MIND GAME マインドゲーム

第9位  スティング

第8位  彼女がその名を知らない鳥たち

第7位  天気の子

第6位  羅小黒戦記

第5位  インセプション

第4位  スパイダーマン:スパイダーバース

第3位  八甲田山

第2位  セント・オブ・ウーマン/夢の香り

第1位  孤狼の血

 

 概観としては、アニメ4本と年間ランキングよりは減少。まあ今年がアニメ豊作すぎるんですよね。今年大好きになった白石和彌監督作が2つ入っていること、八甲田山とスティングは午前10時の映画祭で見たことですかね。湯浅監督のマインドゲーム見れたのも良かったです。とはいえまだまだ未見の見たい作品はたくさん…。

 

 それでは、以下にランキングを。まさか120本になるとは…

 細かい点数はそれぞれの記事にもあるので割愛しますが、Filmarksで3.5点程度あれば普通に楽しめる作品だと思います。90位代ぐらいが3.5点ぐらいの評価なので、今年も大豊作でいいんじゃないですかね。

121位 Diner ダイナー

120位 かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

119位 HUMAN LOST 人間失格

118位 旅のおわり 世界のはじまり

117位 海を耕す者たち~近代マグロの歴史と未来~

116位 バースデー・ワンダーランド

115位 アナと雪の女王2

114位 ヘルボーイ

113位 くらやみ祭りの小川さん

112位 ミュウツーの逆襲EVOLUTION

111位 ユピテルとイオ

110位 アド・アストラ

109位 ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-

108位 ジェミニマン

107位 記憶にございません!

106位 ライオン・キング

105位 チャリー・セズ/マンソンの女

104位 ポーラー 狙われた暗殺者

103位 HELLO WORLD

102位 東京喰種【S】

101位 ジュマンジ/ネクストレベル

100位 新聞記者

99位  メン・イン・ブラック:インターナショナル

98位  THE GUILTY/ギルティ

97位  フロントランナー

96位  ANIMA

95位  いなくなれ、群青

94位  イエスタデイ

93位  シャフト

92位  ペトラは静かに対峙する

91位  美人が婚活してみたら

90位  ルパン三世 THE FIRST

89位  クロール-凶暴領域-

88位  フッド:ザ・ビギニング

87位  セレニティー:平穏の海

86位  プライベート・ウォー

85位  ファースト・マン

84位  きみと、波にのれたら

83位  トリプル・フロンティア

82位  がっこうぐらし!

81位  ひとよ

80位  ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん

79位  劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ

78位  名探偵ピカチュウ

77位  バンブルビー

76位  真実

75位  ビリーブ 未来への大逆転

74位  グレタ GRETA

73位  楽園

72位  アナと世界の終わり

71位  この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説

70位  ガールズ&パンツァー 最終章第2話

69位  LAIDCKERS レイドバッカーズ

68位  迫り来る嵐

67位  テッド・バンディ

66位  ブルーアワーにぶっ飛ばす

65位  マーダー・ミステリー

64位  ワイルドライフ

63位  アイリッシュマン

62位  幸福路のチー

61位  アメリカン・アニマルズ

60位  見えない目撃者

59位  ハッピー・デス・デイ 2U

58位  FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー

57位  ブラック・クランズマン

56位  シャザム!

55位  RBG 最強の85歳

54位  映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

53位  さよならくちびる

52位  PSYCO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に

51位  アクアマン

50位  バイス

49位  パピヨン

48位  空の青さを知る人よ

47位  ライリー・ノース 復讐の女神

46位  さらば愛しきアウトロー

45位  ザ・テキサス・レンジャーズ

44位  アイネクライネナハトムジーク

43位  麻薬王

42位  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

41位  劇場版 幼女戦記

40位  PSYCO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰

39位  ジョン・ウィック:パラベラム

38位  キャプテン・マーベル

37位  スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム

36位  記者たち~衝撃と畏怖の真実~

35位  毒戦 BELIEVER

34位  バハールの涙

33位  ハイ・フォン:ママは元ギャング

32位  ジョーカー

31位  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

30位  ヒックとドラゴン 聖地への冒険

29位  愛がなんだ

28位  PSYCO-PASS サイコパス Sinner of the System Case.2 First Guardian

27位  ハッピー・デス・デイ

26位  アス

25位  サバハ

24位  凪待ち

23位  エセルとアーネスト ふたりの物語

22位  スノー・ロワイヤル

21位  ドクター・スリープ

20位  僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジン

19位  屍人荘の殺人

18位  蜜蜂と遠雷

17位  運び屋

16位  クロース

15位  グリーンブック

14位  海獣の子供

13位  ザ・プレイス 運命の交差点

12位  アベンジャーズ/エンドゲーム

11位  女王陛下のお気に入り

10位  パーフェクション

9位  アップグレード

8位  ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝‐永遠と自動手記人形‐

7位  工作 黒金星と呼ばれた男

6位  プロメア

5位  ジュリアン

4位  蹴る

3位  天気の子

2位  羅小黒戦記

1位  スパイダーマン:スパイダーバース