抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2023年2月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 今回は2月にみるかもしれない映画です。アカデミー賞に向けてみるもの多し。

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新規劇場公開作品

優先度5

BLUE GIANT(2/17公開)

 とにかく評判のいい漫画を原作にした、とにかく評判がよさそうなアニメ映画。監督の立川さんは、デスパレード、デカダンスで大好き(モブサイコ見てなくてすいません)だし、漫画に対して音がつくアニメーション、っていうのは明確なストロング。いわゆる芸能人キャスティングでもあるが、主演の山田裕貴は思い出せるだけでもクレしん、100ワニ、ワンピースとアフレコ経験は豊富。何より信頼している役者さんなので甘く見るよ

少女は卒業しない(2/23公開)

 『カランコエの花』の中川監督が長編を遂に撮った。出れば満点の作品であることが保障された河合優実、『アルプススタンドのはしの方』の小野莉奈、『ケイコ 目を澄ませて』の弟役の佐藤緋美や藤原季節といった役者陣を揃えて、青春の終わり=卒業を描くなら傑作の匂いしかしない。東京国際映画祭での評判も上々だ。

オンライン試写で拝見しましたー。

優先度4

別れる決心(2/17公開)

 大傑作『お嬢さん』のパク・チャヌク最新作。刑事と容疑者という関係の2人が織りなすラブ・サスペンス。オスカーではスルーでした…

 なんと!2022年のうちに監督も登壇した試写会で見させていただきました!

アントマン&ワスプ クワントマニア(2/17公開)

 MCU最新作にしてアントマン3。カタカナだとクワントマニアなんですね。英語の発音だとクワントゥマニアだと思ってた。

 これまで明るく楽しく、でっかくなったりちっさくなったりするバトルを楽しめる小規模作品だったアントマンだが、量子世界でこれから先しばらくのサノスポジションのカーンと相対するようで、予告編からしてヤバそうな雰囲気がプンプンしている。ナタリー・ポートマンも死んだので、ミシェル・ファイファーマイケル・ダグラスは死にそう。あと、娘さん役がまた変わってキャスリン・ニュートンになった。ザ・スイッチでノリノリで中身をヴィンス・ヴォーンにしていた方だ。

優先度3

スクロール(2/3公開)

 良く調べてはいないので中身を把握はしていないが、北村匠海中川大志松岡茉優、古川琴音ってなんですかその若手アベンジャーズみたいな布陣は!と驚いた作品。

茶飲友達(2/4公開)

 設定がえぐい。高齢者専門のコールガール会社を設立した話ということで、シニア世代と性、みたいなテーマだったり、そもそもの死生観や家族観を揺さぶられるタイプの作品になっているのではないだろうか。

コパートメント No.6(2/10公開)

 カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品。なお最優秀はパルム・ドールなので、グランプリは次点、って扱いのはず。でもグランプリ受賞作、『サウルの息子』とか『ブラック・クランズマン』とかだし、この作品も『英雄の証明』と同時受賞なので十分魅力的。

 長い旅路の相席旅。これ以上ない相互理解の物語の舞台だ。

バビロン(2/10公開)

 チャゼル。正直言って長すぎる。188分!なんで最近当たり前に3時間の大作が増えてるんだ!膀胱を試すな!

 ワンハリのブラピ×マーゴで、ハリウッド黎明期とかタランティーノが黙ってない気もするし、家で配信でいいかなぁ、という気持ちがあるのだが、いかんせんアカデミー賞がある。と思ったけどかなり無視されたのでそんなに優先順位を上げなくていいかな。

映画 佐々木と宮野 卒業編(2/17公開)

 テレビアニメの映画版。BLアニメの映画は久しぶりかしら?スタートがBL漫画の貸し借りだったはずなのだが、テレビアニメを6話ぐらいまでしか見ていないので続きを見なくては…。っていうかその段階で、もう告白していたような…?映画にまですることなのか?

センキョナンデス(2/18公開)

 時事芸人プチ鹿島さんと眼帯ラッパーのダースレイダーさんがやっている配信番組ヒルカラナンデスが、画面を飛びだして香川の選挙区へ。そう、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』のあそこだ。『香川1区』見逃したわ!っていう後悔もよぎるが、なんてったってTBSラジオ「東京ポッド許可局」のリスナー、許可局員なのでね!マストに近いですよ。

ちひろさん(2/23公開)

 今泉力哉監督がNetflixに参入。有村架純主演で元風俗嬢を演じる。うーん、映画館で絶対見なくては!とはならないかなぁ。もうちょっと情報欲しい。

逆転のトライアングル(2/23公開)

 大体人の悪いことを思いつかせるとロクなことを思いつかないリューベン・オストルンドの最新作。もとのtriangle of sadnessっていうのは、眉間に皺がよる三角地帯のことらしく、そんなん邦題に反映させられるか!と少し同情しました。

 どうせ見たら嫌な気持ちになるから気は進みませんが、良い映画なんだよな、きっと。ただ、カンヌを連チャンであげるほどの作家なのか?はまだ疑問だぞ。試写会当たっております…。

優先度2

すべてうまくいきますように(2/3公開)

 フランソワ・オゾン最新作。勝手にゴダールトリュフォー、オゾンみたいな縦並びだと間違って覚えたせいで死んだと思い込んでいたのでsummer of 85の公開したタイミングかなんかでびっくりした人。結局見なかったけど。

 安楽死尊厳死についての作品ということだが、ヨーロッパとなるとアメリカ映画ともまた違う視点が得られると期待。それこそ、ゴダールはスイスで尊厳死を選んだのではなかったかな?

 既に試写で拝見しています!いい映画!

仕掛人・藤枝梅安 第一作(2/3公開)

 池波正太郎生誕100周年を祝った記念作品。『鬼平犯科帳』を愛読した高校時代を過ごした身としては、来る鬼平の実写映画化に備えておく意味でも履修しておいてええじゃないか、と。まあ良い意味でかつての実写化した時のイメージは私には無いのでそこは楽しみやすいのではないかと。緒形拳が映画で何本もやってるのかな。

#マンホール(2/10公開)

 ハッシュターグ!ギャルしか勝たん!が一世を風靡したからか、タイトルにハッシュタグが。マンホールに落っこちた、というだけの話っぽいんでそんなに興味はないんですが、福岡出身の名優・奈緒さんがアビスパ福岡サポの女性を演じる、ということでいきなり注目候補に躍り出ました。あと1か月早ければ絶対に見に行くんですが、公開日から1週間待てばJリーグが開幕するんで、Jリーグ成分を求めて、とはいかないかも。

ボーンズ アンド オール(2/17公開)

 ルカ・グァダニーノ新作。カニバリズムと逃避行、ということでヴァンパイア映画とかに近い肌触りなのだろうか。ただ、グァダニーノは結局call me by your nameもどうも手につかなくてまだ見ておらず、勝手に縁がない監督なのかな、と思っている。

ベネデッタ(2/17公開)

 映画秘宝的なノリの人たちが大好きな映画監督ポール・ヴァーホーベン最新作。修道院でとにかくやりたい放題やった感じらしいんだけど、ラスベガスでやりたい放題やった映画『ショーガール』を予習で見たらお腹いっぱいになってしまった。

 試写で見れました!ずーっとベヨネッタだと思ってたけど、それスマブラにいたキャラだ!

エンパイア・オブ・ライト(2/23公開)

 サム・メンデス新作。○○新作、今月多すぎない?

 スカイフォールは最高だったけど、スペクター、1917と今んとこ下がってきているのでそんなに期待値が上がらない。アカデミー賞のノミネート次第かもしらん。これサーチライトだからDisney+にすぐくるやつだし。あーでも撮影またロジャー・ディーキンスなのか。撮影賞はくんのか?→きた。