抹茶飲んでからマラカス鳴らす

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ジャスティス・リーグ、ついに勢揃い「DC がんばれ!スーパーペット」感想

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 ワーナーが(正確に言えば、ワーナーとくっついたディスカバリーが、かな?)DCをもうどんちゃんしまくって、一体どうなるんですよ、DCっていう状態ですが、するっと公開されております。本作。明確に舐められている映画だとは思いますが、What ifとか同様、舐めちゃダメな案件だと思いますよ。

DC League of Super-Pets (Original Motion Picture Soundtrack)

WATCHA3.5点

Filmarks3.5点

(以下ネタバレ有)

 

1.シンプル楽しいDCです

 がんばれ!スーパーペット!とかいって、なんか夏休みのファミリー向けでしょ感満載の邦題とポスターをワーナーさんは作っていますが、リーグオブスーパーペッツ、だし、バリバリにジャスティス・リーグが絡んでくるので超DC案件っていうか、DCEUのロゴが出てくるんで、ザ・バットマンよりDCですよ、ええ。更にはグリーン・ランタンまで参加してるんでザック・スナイダーカットよりも豪華なジャスティス・リーグかもしれません。サイボーグもハブられなくて良かった…。出だしでいきなりクリプトン星からカル=エルが地球に送られるところから始まって、固有名詞がバンバン。ここでこいつがスーパーマンだろ、からの一気にクロスオーバーして大人に成長するっていう一瞬ってちっちゃい子分かったかな???

 で、小さい頃からのパートナーだったケント・クラークがロイス・レーンと恋仲になったことで自分のポジションを危ぶむクリプト、っていう導入はボス・ベイビーかなんかでみたな、と思いつつ、ここで関係に緊張を持たせておいて、いきなりレックス・ルーサーvsジャスティス・リーグからの能力獲得っていう流れは非常にスムーズでございました。ペットとヒーローっていう関係性の一方向性っていうのを強く出す人間視点でペットが何言ってんのかわかんないやつが、同時にペットがルーサーに裏切られる展開っていうのも全体に通底してて良くできていたと。

 DCっぽさの強さって言えば、もうヴィランのルルの強さったら。マントでプカプカ浮いてるのドクター・ストレンジかよ、と思いつつ、最後に巨大化したことでスケール感が一気にペットとかそういうレベルじゃなさそうなぐらいになって、ちゃんとヒーローとペットが共闘する理由になってるっていうか。雑なカップリングじゃなく済んだように見えて非常に良かったですね。そしてバットマン、及びバットマンポジ。もうお前どれだけ弄られるんかっていう、弄られ力の強さを見せつけたバットマン及びcv山寺宏一の素晴らしさと、そこに同じポジションのエースが一番仲間想いで守ることに特化した能力で高木渉さんのこれまた絶妙な…。吹替陣も含めて皆さんとっても良かったと思います。

 みんないい子たちでしたが、ペットの幸せは飼い主に恵まれてこそ感があるのがちょっと気にはなるかな…。トイ・ストーリー問題ですよね。バナナマンが吹き替えしていたペットシリーズも見ていないので、その辺を含めて考えたいところではございます。