どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
5月はネトフリ映画もちょこちょこ見たし、何より、シドニアの騎士を2シーズン分とファーストガンダム40話程度を完走してますからね、どうしても本数の限界があります。それでもここには12本載ります。
BLAME!
WATCHA3.0点
Filmarks3.2点
シドニア延期!
しゃーないけどせっかくなのでね。
都市vs人間という構図や、建築を止められる、みたいなキラーフレーズは素晴らしかったが、全体的に画面は暗いまま、話もどこが盛り上がりどころかよく分からないまま終わってしまう。終わってしまった。全然話が終わってないから話にメリハリが無いのはしょうがない。
ここは退屈迎えに来て
WATCHA3.0点
Filmarks3.2点
原作は山内マリコの連作短編集らしい。
なるほど、時系列も登場人物もバラバラな物語が同時並行というより散文的に進んでいくのはそれをそのままやっちゃった感じなんだろうか。
何者かになりたいと思っていたあの頃の無敵感、そして今では何者でもない。テーマは悪くないけど、流石に散らかりすぎてるかな
ラジオ・コバニ
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
ISに占拠された町コバニを舞台に、戦いとそこからの復興を描いてる。ものすごくダイレクトな遺体も映るが、終盤の子どもたちの縄跳びなんかは、戦争に限らず復興ものとして笑顔が溢れてくる。
もっとラジオ・コバニがコバニの町に寄り添って共に、みたいなのが見たかったかな
ゴーストバスターズ2
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
あのメンバー再集結の続編。テンションも雰囲気も前作といい意味でも悪い意味でも変わらない。
マシュマロマンを超えるインパクトを目指した感じはあるが、超えられた感じもない。
やっぱみんなで応援する方にはならんやろ、あの状況で自由の女神動くんだからなー。まあそういうのが野暮に感じるのがゴーストバスターズ、という作品の力かもしれない
インヒアレント・ヴァイス
WATCHA3.0点
Filmakrs2.9点
ハードボイルドものっぽい探偵物語かと思ったらなんじゃらほい、がずーっと続いてそのまま終わった。ストーリー、というものがあると言っていいのか。
わからん
カランコエの花
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
自民党会合での発言を受けて現在無料公開中でした。
https://twitter.com/nac_shu/status/1395756269743476736?s=20
なんてことない学校の一教室で起こる地獄。無論、無理解の象徴となる生徒に苛立ちは覚えるが、最悪手を撃ち続ける教師陣にも呆れてものが言えなくなる。
理解することと俎上に上げることは違うし、それを無知だからと済ませる時代は終わってる。まだ若いあの教師陣に、この教室に必要なケアが行えるようには思えない。
『きみはいい子』に並ぶクソ教師映画だ
ストリート・オブ・ファイヤー
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
拐かされた女性を助けて、その報復が来る。それだけの話なのだが、普通に面白い。
ただ、ある種の「ワルい男ってどこか惹かれちゃう」的なヒーロー像がどうにも好きじゃないし、歌唱シーンは本当に興味がないので、もっと短く出来た気になってしまった。
グリースを見終わった後に近いというか。あーこういうモードの時のアメリカね、みたいな感じ。
変な編集はわりと好きでした。
アメリカン・ビューティ
WATCHA3.5点
Filmarks3.7点
娘の友達に惚れちまったぜ!な中年危機=アメリカの危機、みたいな話でそんなにかしこまらなくていいのに、なんか重々しくて大ごとに見える不思議。
何の変哲もない幸せそうな住宅街なのに、銃、麻薬、未成年との恋愛、不倫、セクシャルマイノリティへの視線、とアメリカの問題が詰まりに詰まってる。
ヒトラーvs.ピカソ 奪われた名画のゆくえ
WATCHA3.5点
Filamarks3.5点
ヒトラーによるユダヤ人虐殺は、その正当性の担保として芸術も利用していた。ユダヤ系の作品を退廃と評し、アーリア系の作品を大々的に展覧会を開いたり。
そういう戦争による芸術のプロパガンダ的利用の側面と、そのために収奪された美術品、という負の遺産の側面を描く。出てくる名前はビッグネームばっかりである
そんなにvsピカソではなかった
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
WATCHA4.0点
Filmarks4.2点
アニメファン、そしてSFファンとして必携の作品をようやく。
本来日常もの的である「うる星やつら」という作品で、文化祭前日が終わらない、でもそれでいいじゃん、程度の軽いループではなく、日常もの作品それ自体を幻想だと切って捨てる。84年にこんなんを、しかも既存作品のフォーマットでやってのけるのは作品のファンならブチギレる案件だ。だが、確かに日常もの作品であるほうが批評性が高まるのも事実。
殆どハルヒ(エンドレスエイト)だし、あとパトレイバーに感じる要素もいっぱいぶち込まれてて押井守の原液を感じた
300〈スリーハンドレッド)
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
ペルシャとスパルタの戦いを描く。これでもかと筋肉アピールで私みたいな人間は生きづらそうである。象にサイにと出てきたから笑ってしまったが、ちょっとウェットすぎるかなー
もっとファランクスの凄さを具体的に見せてほしかった。
これが映画になるんだし、アメコミの作家陣には岩屋城の戦いとかいかがでしょうか?
恐怖の岬
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
自分が牢に入ったのは、あの弁護士の証言のせいだ!と逆恨みした男があの手この手で弁護士一家を苦しめようとしてくる。
現在ならストーカー規制法とか含めて対処のしようがある気がするが、この当時だと警察も手を出せないし、それどころか不当逮捕だと騒がれる。
法の範囲内でじわじわ精神を削ってくるのだが、終盤はダイレクトアタックに出てくるので不気味さは減ってシンプルな悪党になってしまった印象。音楽がヒッチコックっぽさがあった