どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
はいはい、7月に見た過去作の鑑賞記録です。7月の旧作鑑賞本数は14本でした。なんかもっと見た気がしてたんでが、それはネトフリとかアマプラのオリジナル作品(なお昨年のオリジナル作品なので記事作成中、ってかまだなのかよ)
チャイルド・プレイ(2019)
WATCHA3.5点
Filmarks3.6点
なんと言っても短くて見やすい笑い
ホラー苦手ものからすると、AIの制限を取っ払われてしまったチャッキーはヤンデレ殺人鬼ではあるものの、シンギュラリティ的な文脈に回収できるのでホラーというよりマシンパニックに近い印象に。もちろん、AIであることを利用した殺し方は楽しかったが。
あと全体的にくるぞ来るぞ、で来ないの外しは多めだった気がする。
キングコングの逆襲
WATCHA3.0点
Filmarks3.1点
という訳で、映画館に行けないので代わりにこれを見ました。よく考えたら髑髏島の巨神かキングオブモンスターズを見て復習するべきだった気もしますが、細かいことは気にしません。
権利を返す前にもう一作作っちゃえ、で出来た作品のため、向こうのキングコングへのオマージュやメカニコングの登場、あと必要があったのかわからん外国人設定(まあアメリカ側の要望なのでしょう)など、色々配慮の影が見える。その結果、肝心のコング自体が愛玩動物に近い描写なのだが、それは良いのだろうか…
あした世界が終わるとしても
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
パラレルワールド的な複製世界との戦争、ドッペルゲンガー的な同じ顔のキャラ、そしてあいみょんが主題歌!
梶裕貴と内田真礼を主演に据え、悠木碧水瀬いのり水樹奈々森川智之津田健次郎と一流の声優を揃えたが、音響の出力調整をミスってるのか、セリフと音楽のバランスが極めて悪い。せっかくなんだから声聞かせろ!話もかなり駆け足で要素を詰め込みすぎた感が否めない
劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
まあ世界観はよく分かった。
イベントの数を考えるとスローペースなんだけど、ダイジェスト感も否めない感じはある。こっから面白くなるのか、キャラの魅力と意外性だけで引っ張っていくのか。
劇場版総集編 オーバーロード 漆黒の英雄
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
多分話を端折りまくったんだろう、後半はもう何が何やらさっぱりだった。
その割に2戦しかしてないし、悠木碧がかなり達者に悪い奴をやった後の上坂すみれだと悪い意味で格が違った。
とにかくカタカナの強そうな言葉を連呼しているとことか恥ずかしくて見てられなかった
トランスジェンダーとハリウッド:過去、現在、未来
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
トランスジェンダーの方々にインタビューして、これまでのハリウッド映画やドラマの中で彼ら彼女らがどのように扱われ、それが当事者にどのような被害があったのか、を克明に浮かび上がらせる。
描かれる内容は、やはり無知な私には驚きの視点だったりしたが、座って話してるか、本編映像が流れてるだけなので、映像作品としての面白さは無かった
目撃者 瞳の中の闇
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
色んな「目撃者」とつく映画はあったけど、結構これは面白い。だーれが殺したクックロビン。
主人公の記者が9年前に目撃した事故の車を巡りめぐって自分が買うことに。そんなこんなでその事件を調べ始めたら、裏切る裏切る。
ツイストはありながらも、しっかり見せてる。時間軸や真相がわかるたびの交通整理が分かりやすくて良かった。
同級生
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
素直に眺めていたい、そんな2人の物語。
キャラデザと背景、キャラの緩め方が良いので他にない魅力になって時間が進んでゆく。そこは神谷浩史の力も大きいか。
勝手知ったる小田急線でした
鬼談百景
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
怖い話てんこ盛りのアンソロジー。そうか、残穢の前日譚だから竹内結子が声なのね。
ただ、残穢と違って、こんな手紙が届いた、始まりだと生存ENDが確定なわけじゃないですか。そうすると構造的に怖さが軽減されちゃったかな、と。まあ怖いもの嫌いにはその方がありがたいんですが
以下各話感想
・追い越し
なんやこれ、しょうもないな。
・影男
シンプルにビビりなので音が怖い。ただ影男のビジュアル自体がただの不審者なのでホラーって怖さじゃなかった
・尾けてくる
これもホラーっていうより、見間違いとトラウマの話な気がする。怖さはそこまで
・一緒に見ていた
またも首吊り自殺。んでまた追いかけてくるパターン。今度は悔恨か逆恨みだと思ってる感じだけど、ただ好きなだけかもね
・赤い女
突然の転校生に誕生日パーティーしてくれるの本当に怖い。怪談、特に語ることにちゃんと焦点を当ててた。
・空きチャンネル
聞く、の方を焦点化してるけど、もっと色々欲しい感じ
・どこの子
夜の学校、というのはとても怖いね、とは思うけど先生が子ども見つけて即クソガキ呼ばわりはなー。あの子を普通に見せててくれてればそれで十分怖かったのに。
・続きをしよう
お墓で遊んじゃいけないよ。ある種のスプラッタなんだろうな。痛そうなだけで面白くはない
・どろぼう
萩原みのりだ!以上はなかった
・密閉
部屋に何かがいる、は定番で最怖なパターン。
おおかみこどもの雨と雪
WATCHA3.5点
Filmarks3.7点
子育て、子離れ、親離れ。
狼男と結ばれた花が、彼との子ども2人を育てる奮闘記なのだが、どうにもしっくりこないのはこない。学校の廊下で一気に時間経過させる手腕なんかはすごくシームレスでうまい!と唸ったのだが、話としてはものすごいご都合的がすぎる。勿論誰もが思うだろう、彼の都合良すぎる退場もだけど、中途半端に福祉の介入とか匂わせたせいで出生届とかそういうのも気になる。免許は取れたんだ、へー。
気になるし、児童相談所が言ってる通りで、なんの予防接種も受けさせていないのに学校に通わせるというのはいかがなものか、みたいな視点が立ち上がってしまう。
なんというか、全体的にまだ育児に夢を見てる状態で細田さんが書いたのかしら、と思ってしまう。まあそれでもこれだけ見せることができて、最終的にいい話風にできるんだから大したもんだ。
劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ Ⅰ 行け!コア・ファイター
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
さあ困った、テレビアニメ版を見ていないので圧倒的に話が分からん。海賊娘がメインなのは分かる。まあ頑張って追いかけていればなんとなくキャラを把握は出来始めるのだが、そこに用語の?も続いてしまう。困ったものだ
劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ Ⅱ ベルリ撃進
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
総集編なんだろうな、が満載すぎる。エモーションがちっとも動かない。専門用語ばっかで世界の説明になってないのに陣営が拡大していくばかり。これでも分かりやすくなってる、っていうんだから驚きである。
相変わらずアニメーション的にも面白さはないなー
HOUSE ハウス
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
おったまげております。大林宣彦監督作品を初めて見たんですけど、噂に聞く以上にすごい。アニメーションと融合させたり、いろんな映像表現に挑戦しながら、女子高生が食われていくスプラッター的なストーリーラインが進んでいく。進むんだけど、音楽のかかり方とかでコメディなのか?とすら思ってしまう不思議。
笑っていいのかいけないのか、困惑しながら終わりました。
基本的には食われる側の話なのだが、気づけば食う側の視点になって一種のラブストーリーでもあるのがせつない
80分台の疲れ方じゃない!
シャペ、永遠なれ
WATCHA3.5点
Filmarks3.4点
シャペコエンセを襲った悲劇についてのドキュメンタリーだが、その悲劇性の強調と立ち上がりました、なおめでたい話で終わっているので、2018年ベストワンに選んだ映画『わがチーム、墜落事故からの復活』ほど重層的にシャペを描けている印象は抱けなかった。