抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2021年冬アニメの感想(ホリミヤ・SK∞・ワートリ・プレイタ・ゆるキャン△・友崎・ワンエグ・わん!・2.43・進撃・怪物・無職転生・犬と猫・呪術・EX-ARM・天地創造・約ネバ・スケート・裏世界・モルカー・ひぐらし))

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 めでたく冬アニメはほぼ放送終了まで完全に併走できた上に、切った作品もありませんでした。鑑賞したのは以下の作品。

 都合21本ですか、見ましたね…。呪術と犬と猫は2クールでしたけど、いつも通り終わりカウントなのでここで。2クールのバック・アロウとwiki見る感じ2クールっぽい魔導祖師は次クールカウントとさせていただきます。

 

 

ゆるキャン△ SEASON2(5.0点)

TVアニメ『ゆるキャン△ SEASON2』オリジナル・サウンドトラック

 ヒゲ、まさかの準レギュラーという衝撃笑

 まあどうでしょうとのコラボはさておいても、2期でもゆるキャン△は最高だった。期待以上のことはしていないが、期待が満点なのだから問題ない。

 1話のカレー麺で1期の1話と重ねつつ、最終話でその1話、リンの最初のキャンプに戻っていく構成の上手さも感じる。だが、何より心地よいのは集団での行動を強制せず単独行動も肯定しつつ、無謀さにはストップをかけるし、優しさで動いている。この心地よい時間が終わってしまったのは実に惜しい。映画はよ!!

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(4.0点)

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい(1) (パルシィコミックス)

 下手したら呪術廻戦より楽しみだったかもしれない、呪術廻戦の併映作品。犬と猫のいる生活の楽しい!をひたすら届けてくれる最高さ、そのくせ時々泣かせにくる。特に1期テーマソングのノリノリ感もたまらなかった。監督岸誠二花澤香菜杉田智和が声って、ショートアニメでクソ豪華じゃないですか?

呪術廻戦(4.0点)

第19話 黒閃

 フツーに面白かった。わりとG.O.H.でも見られたカメラワークとか、ぶっ飛ばされるどーんって感じとか、お気に入りっぽい戦闘シーンの繰り返しもあったが、全体通してクオリティ高いし、キャラにも魅力満点、とはいえあっさり死ぬやつもいて驚いた。そんでパワーアップイベントまでこなした。とりあえず次は0巻の映画化で、アニメは次やるなら五条先生の過去編かららしい。相変わらず原作弱者のまま楽しみに行こう。

 なんかやたら最終話は気合入ってる気がしたのは気のせいかしら?

 あ、私は真希さん派です。みかこしなんで。三輪ちゃんの無能っぷりも少し魅力的ですが。

ワールドトリガー 2ndシーズン(4.0点)

第1話 襲来

 原作未読、第1期未視聴だけど、まあ基本にはついていけた。話をまとめにかかる前に1期を見れば大丈夫だろう。

 2期は防衛戦に始まり、ランク戦が2回だったが、戦闘もしっかり描けていたし、魅力十分。作画が、なんて聞いていたがそこまで悪くはなかったと思う。

ホリミヤ(4.0点)

page.6 「今年の夏は、あついから。」

 ふつーに見ててみんな幸せないい話でしたね。

 ラブコメなのに堀さんと宮村くんが早々にくっついてどう推進力を保持するかと思いきや、周囲のキャラを巻き込みながらうまくやってたと思います。原作は長いようですが、これ以上やってもだらだらしそうだし、まあ1クールでよかったのかな。

怪物事変(4.0点)

第七話 故郷

 泥田坊と言われる少年、という導入から始まって怪物(けもの)の探偵事務所という設定を生かした依頼をすませつつ事務所の仲間達を紹介。そしてシキ編アキラ編を2.3話ずつかけてしっかりやってるのに混乱しない交通整理の上手さが目立つ。狐チームやらその回ごとのヴィランやらでキャラの数は多めなのにね。

 原作が続いているだろうから夏羽の謎が解けないのは100も承知、四国に向けて旅立ったのでぬらりひょんあたりが出てくるだろうか。でも2期は厳しいかもな…

進撃の巨人 The Final Season Part.1(4.0点)

第60話 海の向こう側

 第3期までも原作も知らずにファイナルシーズンから参戦という暴挙に出たら、マーレ編からのスタートでさっぱり話が分からない自業自得に陥りました笑

 流石に1期の総集編映画を見て世界観を学んで、随時補完しながら見ることにしましたが、面白い。まあ最終局面なのでこれまでをもっと知っておくべきなのは重々承知ですが。巨人のアクションはよかったけど、立体機動は手書きの方が好きかな。

 で、リヴァイってあれで終わり…じゃないよね???

SK∞ エスケーエイト(4.0点)

#01 PART 熱い夜に雪が降る

 ヒロアカの雷鳴に続くこれぞ畠中祐!ってキャラでした。スケボーを闇競技にしてしまって勝負という側面を生みつつ、滑る楽しさ、戦うのその先を見せようと頑張ったいい作品だったと思います。滑ってるところの作画もさすがボンズ。脇役たちもキャラが立っててみんな好きに。

無職転生異世界行ったら本気出す〜(4.0点)

第1話 無職転生

 この作品のために会社設立をして準備してきただけあって、大変にリッチな背景や作画で素晴らしい。転生ものはもう飽きたと手を出してなかったので、見始めるきっかけをくれたアニならの仲間としゅんしゅんさんに感謝。

 ルーデウスとして転生した杉田智和がだんだんルーデウスに飲み込まれていく(=社会性の獲得)話だと思っているが、ターニングポイントで大移動して一気にファンタジックになった。

 気になるのは女性の扱いか。ラッキースケベとかは、ルーデウスの未熟さやダメさを描くために必要だとは思うのだが、あんなに強いのにまだトロフィーヒロインのような守られる存在でしかない。ここから脱皮できるのか、分割2クール目を注視したい。

ワンダーエッグ・プライオリティ(3.5点)

第1回「子供の領分」

 野島伸司がアニメ界に殴り込み。

 めちゃくちゃ綺麗な映像と「トサカにきたぜ」みたいな若干ダサい(褒め言葉)決め台詞、とにかく酷い目にあう女の子たちといった野島伸司印。

 ただね!終わってないから!!6月の特別編まで待ってられない。作画監督が後半増えてるとは思ったけど、万策尽きてたんかい

2.43 清陰高校男子バレー部(3.5点)

少年ユニチカ

 OPが最高。

 話としては福井を舞台にした春高バレーを目指す物語なのだが、主人公の黒羽と灰島、部長と青木、そしてライバル三村とマネ越智、という2人組(というかカップル)のコンビとしての描写や描き方が殆ど。転部してきた子やリベロの子についてはキャラ付けこそあれど、ちっとも深掘りされなかったのでチームスポーツとしての面白さはそこまでか。

麻痺

麻痺

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天地創造デザイン部(3.5点)

天地創造デザイン部(1) (モーニングコミックス)

 ただただ勉強になるEテレでやっても安心安全な動物を勉強するアニメ。

 世の中の生き物は神様が作ったはずだけど、面倒だからオーダーだけして下請けに出した、という体にしたことで下請けは辛いよ作品であると同時にものづくりの楽しさも伝えてくれる。

文豪ストレイドッグス わん!(3.5点)

#12 第12わん!

 すっかり人気コンテンツとなった文ストのスピンオフ。本編の原作がちっともキリのいいところまで終わってないのでそれまでの時間稼ぎ?笑

 キャラものとして見せてるだけなので、話なんて無いが、大好きな泉鏡花樋口一葉広津柳浪がしっかり描かれたのでよしとしよう。わん!2があるなら、モンゴメリとかマーク・トウェイン、そしてゆるキャララヴクラフトあたりが見たい

裏世界ピクニック(3.5点)

第1話 くねくねハンティング

 視聴を決めた段階では、裏世界でピクニック、なので「少女終末旅行」みたいな世界観を期待していたが、全く異なる都市伝説を探る話だった。

 バディものなのだが、あんまりそんな感じもしないし、都市伝説に対しても殴って解決するという手口なので都市伝説の不気味さ、怖さはそこまで感じなかった

PUI PUI モルカー(3.5点)

第2話 銀行強盗をつかまえろ!

 ちゃんと流行る前に見始めていた、ということはマウント取っておきたい。

 最初はモルカーに対して人間の愚かさが目立つような若干の毒気を孕んでいたが、中盤以降はインディージョーンズにバックドゥザフューチャーと映画ネタをやりまくって、ああこの人は映画とモルモットが大好きなんだな、で終わった感じ。

 この注目を機に、見里監督にバジェットと期間を与えての次回作に期待したい。

ひぐらしのなく頃に 業(3.0点)

郷壊し編 其の参

 ただのリメイクだと思ったらまさかの完全新作。

 旧作を見ないで新規参入した私は1クール目は古いアニメ演技(にぱ〜とかおっもちかえり〜とか)がしんどいかな?と思い、人が死に出してからは楽しめてましたが、2クール目後半の郷壊し編あたりからは完全に旧作視聴者向けだったので正直評価できん

スケートリーディング⭐︎スターズ(3.0点)

第1話 盟約

 最初から最後まで、フィギュアスケート団体競技であるスケートリーディングという競技のどこが面白くて、どこにこれだけ注目される要素があるのか、の部分が見えなかった。オリジナルの競技をやる以上はそれを魅力的に見せつつ、適度な説明も必要だ。本作にはそれが無いので、最終話も点数をめぐるハラハラはない。ユーリほどとは言わないが、作画で説得力ももっと欲しい。

 更に言えば、ワガママが凄い主人公に全体が奉仕する話がずーっと続くのでストレスフルなとこもあった。

プレイタの傷(3.0点)

第1話 この街には英雄がいた

 イケメンが3つぐらいの勢力に分かれてドンパチやってるうちは楽しかった方だが、後半どんどん雑になってった感じ。そもそもタトゥーの仕組みの説明が不十分なので後出しの色々に納得や驚きは感じなかった。

 連れてかれた弟は一体何だったの

約束のネバーランド 第2期(2.5点)

EPISODE1

 原作未読。改変がどうとかは分かりません。

 1期が終わった時に、脱獄ものは脱獄するまでが1番面白いのにどうするのだろう?と思っていた危惧が現実に。

 とにかく都合良く道具や人物が出てきて偶然全部解決する繰り返しだし、エマの主張は理想的であるようで、明らかに平和ボケしているだけでこの世界においては説得力がなかった。

 最終話の怒涛のたたみ方(ダイジェストで割愛したともいう)はシャーロットを思い出した

EX-ARM エクスアーム(2.5点)

禁断の兵器

 うーんまたすんごいのをやってしまったな。

 お粗末というにも程があるレベルの3DCGで原作があまりに可哀想だ。話が正直言って入ってこないレベルだった。

 ただ、1話時点から思っていたがアクションの設計自体は結構面白いと思うんだよね。設計図は悪く無いが、それを実現する能力に乏しかったり、本当にまるまる無音にする演出とかが致命的に失敗してるだけで。