抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2024年3月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 春休み興行も見据えた感じですが、どうにも2月は仕事帰りばかりで休日に映画館に出向けませんでしたな。

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新規劇場公開作品

優先度5

映画ドラえもん のび太の地球交響楽(3/1公開)

 今年のドラえもん川村元気の手を離れたし、監督は今井さん、脚本は内海照子さんという期待のセット、そして何より今年は藤子先生の周年イヤー。水木しげる先生の周年は『ゲゲゲの謎』と『悪魔くん』でスマッシュヒットを飛ばした訳で、本丸のドラえもんでビシッといい作品を送り出してくれることを期待しています。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(3/22公開)

 なんか知らないけど好きな人の圧が強そうな漫画家ランキング勝手に1位だと思っている浅野いにお作品のアニメ映画化。前後編に分ける気合の入り方だし、主演を幾田りら×あの、というコンビで行く当たり明らかに売り線を狙っているはず。その上で監督は『ぼくらのよあけ』黒川さんで脚本が吉田玲子とこちらも座組は完璧。

オッペンハイマー(3/29公開)

 来てしまいました。もう日本公開は結構諦めていたっていうか、U-NEXTとかで見ることになると思っていました。アカデミー賞大本命ににしてクリストファー・ノーラン最新作。流石に池袋案件。原爆の父を描くという結構日本人には厳しい題材ですが、ネットフリックスのドキュメンタリー映画アインシュタインと原爆』あたりを見てパグウォッシュ会議のことでも学んでいこうと思っています。

優先度4

FLY!/フライ!(3/15公開)

 イルミネーション最新作。移動したことない渡り鳥の話らしい。日本語吹き替えに羽佐間道夫とか野沢雅子を引っ張り出していて、主演は堺雅人麻生久美子。新しい移動、ってなるとクルードさん家シリーズあたりが念頭に浮かぶが、果たして底との差別化を出来るのだろうか。

12日の殺人(3/15公開)

 『悪なき殺人』のドミニク・モル監督最新作。カンヌにも出しているし、フランス国内のアカデミー賞であるセザール賞も結構獲ったみたいなのでフランスが自信をもって送り出している、と勝手に解釈している。っていうか、東京国際に出していた監督がカンヌに出てるパターン多くない?未解決事件がベースという事なので、すっきりミステリ的な解決は望めないか。

デューン 砂の惑星 PART2(3/15公開)

 なんにも起きてねぇじゃん、と不満噴出だったPart1。ブログを読んでいただけばわかるんですが、私は絶賛派です。何かが起きたからではなく、何も起きていないのに面白いって言うのは逆に凄いぞ?という論点でしたが。まあとにかく世界観設定と開示をやってくれたのできっとここでは重厚なストーリーがあるはず、と信じましょう。これも池袋、少なくともIMAX案件だろうな。

優先度3

ARGYLE/アーガイル(3/1公開)

 マシュー・ヴォーン最新作。キック・アスキングスマンも通っていないので別段マシュー・ヴォーンに対して期待はないが、これも『ナポレオン』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』と同様にApple TV+が権利を持っているということで劇場で見ておくに越したことはない。『コーダ あいのうた』はAppleじゃなかったり、基準がもう調べる気もしていないのでAppleって書いてあったらいこう、って感覚になってきた。

コール・ジェーンー女性たちの秘密の電話ー(3/22公開)

 エリザベス・バンクス主演で妊娠中絶が許されない時代の駆け込み寺的なアンダーグランドな組織「ジェーン」について、そして実際に法改正を成し遂げるまでを描く伝記映画。『あのこと』『17歳の瞳に映る世界』と比べるとポスターが明るい色なので勝手にそこそこは明るいだろうと思っているのだがどうなのだろう、と思ったらアメリカのポスターはサングラスかけたエリザベス・バンクスが超かっこいいのだが。

優先度2

青春の反抗(3/8公開)

 3/8公開の映画は見たいのないですねー、と眺めていたら見つけた台湾映画。主演のリー・リンウェイさんはドラマ版の返校の主人公だった人みたい。台湾における学生紛争とその中での恋愛模様ということで、香港が人ごとでなくなってきている台湾においてどういう文化表現がなされるのかは注視すべき事項ではなかろうか。

映画おしりたんてい さらば愛しき相棒よ(3/20公開)

 相棒と書いておしりと読む。おしりたんていシリーズは前回のカレーなる事件、だっけ、の時も見たいなーと思っていたが見逃してしまった。この手の映画は対象年齢的にレイトでは絶対にかからないので休みの午前中寝ている人間には辛いのである。

ナショナル・シアター・ライブ・2024「ディアイングランド」(3/22公開)

 舞台鑑賞など全くしない人間であり、ナショナル・シアター・ライブなど全く気にしたことも無いのだが、サッカーのイングランド代表を描いた作品となるとちょっと食指が動く。しかも役名を見たら、現役代表監督ギャレス・サウスゲイト、選手はハリー・ケインにハリー・マグワイア、ブカヨ・サカにマーカス・ラッシュフォードとバリバリの現在の話である。まじかよ。WBC日本代表の軌跡をそのまま舞台化、とかまあ分からんでもないが、別にこの間のイングランド代表が大成功していたわけでもない。興味しかない。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(3/29公開)

 ジェイソン・ライトマンが引き継いだゴーストバスターズ/アフターライフは、マトリックスだなんだといったかつてのIPを復活させる作品群の中でも一定の評価を得たような感覚だ。見ていないけど。前作の脚本だったギル・キーナンが監督として登板し、引き続きキャストも続投、過去キャストも登場ということで盛り上げたい気合を感じる。でも春公開で夏映画、しかもフローズンってもうなんやそれ!

ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師

数に溺れて/英国式庭園殺人事件/コックと泥棒、その愛人

 カール・テオドア・ドライヤーのレトロスペクティヴでシアター・イメージフォーラムに行ったときにかかっていた予告編で初めて知った監督です。不勉強で申し訳ない。だが、その映像の美しさと申しましょうか、あっ、この人たぶんヤバいな、っていうオーラをビンビンに感じました。テオドア・ドライヤーのせいかもしれない。