抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2024年2月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 今回は2月に見るかもしれない映画たちのおさらい。1月は結局そんなに映画館に行きませんでしたな。流石に2月はそうもいかな…いのだろうか??

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新規劇場公開作品

優先度5

劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦(2/16公開)

 ハイキューはマジで面白いと言われ続けてきて遂に劇場版製作ということで現在必死こいて見ているところですが、確かにめっちゃ面白い。間違いなく2月の最重要作であり、上半期アニメでも重要な作品だろう。

優先度4

夜明けのすべて(2/9公開)

 三宅唱監督最新作。この人の映画ならまず間違いない、という監督として今のところは認識しているので一応は見に行くだろう。ただ個人的には主演となる松村北斗がどうしても不安要素。『すずめの戸締まり』『キリエのうた』で世間的には高評価になっているようだが、『ノッキンオン・ロックドドア』でのディーン・フジオカものまねにしか見えない名探偵が本当に生理的に嫌悪感を感じるレベルだったのでマジでそこがどうにかなっていたら…

落下の解剖学(2/23公開)

 カンヌパルムドールジャスティーヌ・トリエによる法廷劇。主演のザンドラ・ヒュラーはThe Zone of Interestもカンヌで評価されて本作と共にアカデミー賞のレースに参戦しており、それだけで彼女が見るに値する俳優であることを示しているはず。裁判経過を通して、証言者の数だけ真実がある、みたいなタイプの映画らしく、フランス語の連打で睡眠に落ちないかだけが不安である。

優先度3

大室家 dear sisters(2/2公開)

 ゆるゆりスピンオフを中編×2で公開と聞いて主題歌(しかも安元さん歌唱ver)しかしらない私は困ったものだ。取り敢えず慌てて予習を初めて見たが、よくよく調べたら加藤英美里はちゃんと出てきたがその姉妹は別にそんなに出てきたわけでもないらしいのでシリーズ全部は見なくてもいけそう。

 ゆるゆりってきららだと思い込んでいたけどコミック百合姫だったのね。そりゃタイトルにゆりって入ってたけども。

瞳をとじて(2/9公開)

 2023年を総評して大ベテランの年という方は多かった。スコセッシ、スピルバーグリドスコカウリスマキヴェンダース、スコリモフスキ、クローネンバーグ、パク・チャヌク宮崎駿北野武。あと誰いた?ポール・シュレイダーもあった。

 2024年もこういう傾向は続くのか、31年ぶりの新作長編となるビクトル・エリセ。3時間あるミステリということで結構な不安はあるが、生きているうちに見れること自体に感謝するレベルなのだろう。

 試写で先に見ています。長さとそれに伴う質量。

カラーパープル(2/9公開)

 スピルバーグ映画のリメイクになるのか、原作ミュージカルの再映画化にあたるのかちょっと立ち位置を把握していないが、とにかく今回はミュージカル映画だ。どうしたってミュージカル映画は得意ではないが、さあどうなる。流石にスピルバーグは有名どころ見ただろ、と思っていたら見事に取りこぼしていた作品なので逆にスピルバーグは見ないで行こうと思う。

犯罪都市 NO WAY OUT(2/23公開)

 マ・ドンソクによる暴力刑事第3章。1作目が劇場で見て面白かったのに2作目はぼーっとしているうちに劇場公開が終わってそのまま見もせず2024年になっている。今回は日本のヤクザと敵対するらしく國村隼青木崇高が出演。みつどもえらしい。日本のヤクザが絡んだ三つ巴韓国映画って見たな、あれか、『ただ悪より救いたまえ』かな?

 あとマブリーはこの公開直前にネトフリでも映画が配信されるはず。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2/23公開)

 タイカ・ワイティティ最新作。『ジョジョ・ラビット』こそ評価されたが、『ソー:ラブ&サンダー』やその他の出演作のせいか、ちょっと笑いがくどくてウザい人になってきたように思えるが。今回は既に『ネクストゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦』というドキュメンタリー映画がある題材を劇映画に。正直ドキュメンタリーより面白くなる未来が見えないが、ドキュメンタリーの方はサッカーの映し方が散々だったので、その1点のみに期待している。ディズニー+待ちでも全然いいんだよなぁ…という配信時代。

 一応公開に合わせてサッカードキュメンタリーシリーズはこれが面白い特集をあげるつもりですが、ちっとも見終わってないから延期する可能性が高まってまいりました

マダム・ウェブ(2/23公開)

 2023年はMCUが『デッドプール3』だけ、DCはフランチャイズ再建の為に既に公開したアクアマンとジョーカー続編のみで寂しい年かと思いきや、ソニーが全力。その手始めにスパイダーバースとの連結すら可能にしかねないマダム・ウェブというキャラクターを描く。宣伝文句が「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」と銘打っていてめっちゃマーベルって言葉を使っているのがモヤッてはいるが、未来視できるキャラクターによる変則ミステリとなることを期待したい。

マリア 怒りの娘(2/24公開)

 まるでこの映画の中身のことは知らないが、とにかくいろんな国の映画を見てみたいという欲求を満たしてくれるニカラグア映画だ。皆さんニカラグアってどこにあるか知ってますか?ポスターによれば長編映画が数本しか作られていないようで、そんな国の映画を日本公開してくれているだけで有難くもある。貧しい環境の中で母が帰ってこなくなった娘が主人公のようだが、怒るのか。

優先度2

ゴースト・トロピック/Here(2/2公開)

 ベルギーのバス・ドヴォス監督が同時公開。ベルギー映画となると、最近ルーカス・ドン監督が取り上げられている印象。ベルリンのエンカウンターズとカンヌの監督週間にそれぞれ出品されていた作品ってことで。試しにカンヌの監督週間のその時のラインナップを見ていこう。三池崇史『初恋』ロバート・エガース『ライトハウス』、ロバート・ロドリゲスにラブ・ディアスにカンタン・デュピュー…傾向は全く分からんということが分かった。

 まあここ最近の文脈を考えるとシャンタル・アケルマン再評価の路線からの配給な気がするのでそのラインなんだと思っています。

熱のあとに(2/2公開)

 橋本愛×仲野太賀、演技陣的には絶対外さなそう。木竜麻生に坂井真紀、木野花、水上恒司と脇もしっかり。ホストを刺し殺そうとした女性が結婚する話らしい。基本的に橋本愛は大好きな女優さんなのだ。

 そしてどうやら元になった事件は片山慎三監督の短編もあると。そういえば見た記憶がある。

コヴェナント/約束の救出(2/23公開)

 ガイ・リッチー最新作。いっぱい仕事している。流石に今回はステイサムとではなく、ジェイク・ギレンホールと。この人もなんか大きいけど変な映画ばっか出るようになってきたな。売れたのか、売れてないのか。中東における作戦での現地通訳者を助ける為に戦場に舞い戻る話らしい。そこをミクロで見たら熱くなる話には見えるが、マクロ視点でこれをどう思うだろう、とならないとよいのだが。