抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

このミステリーがすごい!2023年度版から読みたい本をメモしておく

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 年に1度やってくる読書家の顔をする時間です。

 そして昨年は名探偵コナンがテーマでしたが本年は「岸辺露伴は動かない」がメインテーマ。私も観念して、NHKの実写ドラマを録画しました。ジョジョ、1年ぐらいかかってもいいので見ていこうと思います。

 

 

爆弾/呉勝浩

 

 令和のハンニバル・レクター、らしい。警察に連行されたさえない中年男が爆弾テロを予見する同時進行サスペンスっぽい感じに見受けられる。だとしたらこれ映画化にうってつけでは。この中年男が爆弾魔、という訳でもないらしい。本年の1位です。

 

名探偵のいけにえ/白井智之

 

 前作(なのかな?)『名探偵のはらわた』を2021年の見ておくにメモしている訳ですが、多分買ってない、いやもしかしたら買って本棚に放置してあるかもしれん。少なくとも読んではいない。

 そして今度は「いけにえ」ときたもんだ。多重解決にクローズドな宗教環境というだけでもそそられるが、名探偵の特権にも挑む、と書いてある。名探偵の特権ってなんだ?

 

同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬

 

 2022年の顔、といっていい作品なんじゃないですか。ちゃんと市場を追えていなくてもこの作品の名前は聞きました。戦争冒険小説と聞いているので、なんでこのミスに入ってるのかは良く分かりませんが、いまやゲーム・オブ・スローンズなどで超大物になったデヴィッド・ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』という作品もこのミスでありましたからね、掲載された以上はチェック対象です。

 

此の世の果ての殺人/荒木あかね

 

 選考委員満場一致、史上最年少の江戸川乱歩賞受賞、ということで期待のホープは青田買いしておくにこしたことはない。もう江戸川乱歩賞獲っている時点で青田でもなんでもないんですが。惑星衝突が告知された終末の九州で起きた殺人事件、機能停止した警察に代わって何故か運転免許取得に臨む生徒と教官のバディらしいのだが、多分その理由も含めて良き何かが秘められているはずだ。

 

われら闇より天を見る/クリス・ウィタカー

 

 勿論、海外編の1位なのだからチェックしたいのだが、今回の1位は意味合いが違う。なんてったってアンソニーホロヴィッツが4連覇していたのだ。普通にホロヴィッツは今年も出ているので5連覇もあり得たし、実際ホロヴィッツは2位。ということは、多くの選者がホロヴィッツよりこっち、と選んだということだ。でもこれ話重そう…

 

プロジェクト・ヘイル・メアリー/アンディ・ウィアー

 

 2022年、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で最も聞いたタイトルの書籍かもしれない。『オデッセイ』として映画化された『火星の人』の著者が送る、ネタバレ厳禁な作品ということは聞いていてすぐわかるが、本の帯すら読まないでほしいと宇多丸さんか宇垣さんが言っていたのでこれ以上の情報を書き記すのも、調べるのもやめておこう。

 と、いうことで取り敢えず買って、今読んでます!

エナメル/彩藤アザミ

 

 青春ミステリ。学校での出来事をメルが半身不随の美少女名探偵エナに伝えてそれを解決する、というタイプの爽やかな青春ミステリに見えるが、という雰囲気のようだ。『彼女は死んでも治らない』も可愛いラノベ系のミステリに見えてぐわっと来たので、本作もそういう装いを期待したい。