どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
積読がどんどん増えていく恒例の時期になりました。今年もこのミスから読んでみたい本をピックアップしていきます。昨年のピックアップからは、『魔眼の匣の殺人』や『愛なんてセックスの書き間違い』あたりを購入して積むことに成功しています。ちなみに今年のこのミスは名探偵コナン特集です。
はい、ここで懺悔しますね。7-9月の読書記録を書き忘れてしまってるので、読書記録は7-12月で出します。
たかが殺人じゃないか/辻真先
辻先生なお現役どころかトップランナーを走り続けるという凄さ。まさかここで1位を取ってくるとは。
話としてはGHQ傘下の高校で起きた密室殺人事件にバラバラ殺人という、あそれ大好きです、の塊のやーつ。チェックします。
透明人間は密室に潜む/阿津川辰海
今年は特集コーナーも作られたぐらい変型ミステリの豊作の年。まあ昨年の前から映画では「ナイブズ・アウト」とかもあるし、「屍人荘の殺人」とかもありましたからね。新本格の波が支配した世界からは変格ものが生まれやすいのでしょう。
透明人間やらアイドルファン同士の殺人やら、12人の怒れる男パロディやらあって楽しみですね。
Another2001/綾辻行人
これは確定で買うやつです。確定過ぎて文庫出るまで待つまである。だってAnotherエピソードSもまだ買ってないんだよね。
今回は夜見山中のお馴染みの面々は登場しない感じで説明は書いてあるが、果たして。いずれにしても、どんな恐ろしい殺し方をしてくれるのか楽しみだな、と。
楽園とは探偵の不在なり/斜線堂有紀
これも変型ミステリですが、今年のこのミスでは1番面白そう。
二人殺すと業火に包まれ地獄へ引きずり落される、という設定。それなのに次々起こる殺人。刑罰が抑止力たらしめるのか、という命題と向き合いながらも、それを活かしてミステリをどう構築していくのか、実に興味深いです。
名探偵のはらわた/白井智之
○○のはらわた、といえばホラー映画の定番ですよね。多分一本も見ていませんが。逆に名探偵の○○と言えば、東野圭吾の『名探偵の掟』シリーズなんかを思い出すメタ的な感じがあります。実際の阿部定事件や津山三十人殺しなど、正史の事件を下敷きに、しかしどうやらこれも変格多重解決らしい。うわーお。
その裁きは死/アンソニー・ホロヴィッツ
衝撃的な才能ですね、アンソニー・ホロヴィッツはこのミス3連覇になりました。とりあえずは本作になる一つ前の『メインテーマは殺人』から手に入れて、ホロヴィッツという才能をしっかり目撃せねばなるまい、と思っています。
『三体』も『パワー』も買ったので、今年はもっと読みます。読まねば。…パワプロ買っちゃったなぁ