0から走った聖杯戦争。Fateシリーズの振り返り。

　どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

　えー土曜日からノートPCが死にました。タスクマネジメントで確認したらディスクのところが100%になっており、それがうんともすんとも言わない理由だと思います。色々調べてああしろ、こうしろはあるんですが、それすらもスタートメニューすら開かず1時間とかなので出来ません。困ってます！分かる人教えて！

ということで、新作映画の感想を書くことが困難ではありますが、これは先にリリースできるのでしてしまいます。

　15日公開のHeaven's Feel 第3章が公開されたFateシリーズを3月のアニならで宿題にされて観た感想になります。今回は凛ルートのUBWまで。HFルートの感想は新作と同時に載せる予定です。

Fate/stay night

　まずは手始めにDEEN版の最初のアニメ、いわゆるセイバールートを鑑賞。2話ぐらい見て、頭の悪い清麿がやるガッシュベルだと思ったが、前言撤回。頭が悪い上に状況判断最悪のとんでもない主人公だった。

　正直言って、説明不足でなんの断りもなくでてきた宝具という概念が良く分からなかったし、アサシンの佐々木小次郎はキャスターが召喚したのは分かるが、だったらギルガメッシュはアーチャーではなくアサシンじゃないと計算合わないのでは？ん？みたいな疑問点も非常に多い。

　そして致命的なのがアクション作画。絶望的に何が起きているのか分からんので、対決が大事なのにそんなにそこでわくわくしなかった。

　1番楽しかったのがメシのシーン。先生がおいしそうに食ってくれるし、桜も嬉しそうなので見ていて幸せだった。どうやらそう思った人が多いのか、Youtubeにメシ単体のアニメがあった。

Fate ZERO

　えー、これ前日譚っぽいし、見なくていいだろ、と思ってUBWを4話まで見てから、アニなら仲間のよにださんに、ZEROから見なさいと怒られたので慌てて鑑賞。

　絵は格段に良くなり、アクションも分かりやすくカメラワークも良かった。主人公の切嗣が頭がいいのでイライラも少なく、みんな覚悟決まってたり状況飲み込めるだけでこんなにスムースなのかと驚き。

　きっとみんなそうだろうが、狂った方に舵を切っているキャスターチームと、実質主人公やんけなライダーチームがとにかく良かった。むしろ、ギルガメッシュは刃を汚したくないとかいってキャスター戦傍観したり、第5次で見たことない飛行物体使っていて株下げまくり。バーサーカーもイマイチだったかな…。

Fate/stay night[Unlimited Blade Works]

　1クール目に1時間を3話ぶっこむってどういう根性してるんじゃ！！

　さて、序盤はセイバールートと大体同じだな、と思いながら7話ぐらいから明確な差が生まれ始める。見せ場0で死ぬライダーにはびっくりしたが、代わりにキャスターがすっごい輝いていた。あとランサー。マジでランサーは人気投票1位になって然るべしだ。アーチャーもかっこいいし、その正体は確かにびっくりしたが、未来から呼んでも良いってのは反則気味では。

　今回も衛宮士郎の状況判断の最悪さは健在。ヒロアカのデクみたいに、状況を理解しているのに足が動いてしまう、ならいいのに状況を理解せず動き出すから最悪手を踏み続ける。最後だけ若干賢くなったが、理想の自分との対決であるアーチャー戦を終えた段階で精神的成長は達成し、魔術刻印の移植でレベルアップも果たした。ギルガメッシュとの問答は不要か。間違いでも認めず突き進む終盤の姿勢はわりと好きなタイプなのに描き方だけでこうも好かれないとは思わなかった。まあラストでも即UBW使えよ、とは思ったし。あと好きになれないのはギルガメッシュも。ラスボス面して出てくるが油断と手抜きばかり。イスカルダルの方が王として好きだな、と改めて。

　最後にエピローグで怒涛の説明台詞連呼はちょっと残念だった。余韻もクソもないが、原作ファンへのサービスだろうし、しゃーないか。

　ところで、これ凛のルートなんだよね。落ちるの早すぎなかった…？

Fate/stay night[Unlimited Blade Works]（劇場版）

　はやおくーりダイジェスト！
　ufo版のUBWを見てからこれを見たので改変なしで圧縮する大変さは同情するが、結果令呪はただの所有権と化し、すっかりキャラの消費速度の速い物語になってしまった。
　士郎の成長速度がありえないスピードなので、ダイジェストで進んでしまうため、ギルガメッシュ含めて敵が強く感じない。谷もなければ山もないぶつ切り感は否めない。
でもセイバールートのアニメより絵やアクションは良くなってると思う。