抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2025年6月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 さあ6月。上半期も終わりを迎えます。受け入れがたいその現実を受け入れなくてはなりません。いやいや、それにしても6月、アニメ映画が27日に集中している恐ろしい事態です。

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新規劇場公開作品

優先度5

メガロポリス(6/20公開)

 フランシス・フォード・コッポラ最新作。こんな大巨匠の新作を映画館で見られるのなら躊躇してはいけない。私たちはリアルタイムで『天国の門』を目にしているのかもしれない、というレベルの作品らしいし。

小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜(6/27公開)

 27日アニメ映画天国その1。

 京都アニメーション最新作。夏アニメに新作シリーズもスタートしていよいよ継続路線以外も再開しそうな京アニだが、メイドラゴンの新作もまた劇場に。イルル役の嶺内ともみさんが廃業してしまったので新キャストを迎えてカンナのお父さんがやってくる話らしい。シリアスな空気を漂わせているが、そんなに深刻じゃない気がする。

LUPIN THE ⅢRD THE MOVIE 不死身の血族(6/27公開)

 27日アニメ映画天国その2。

 テレビシリーズとはまた別に独自のLUPIN THE ⅢRDの世界を作り上げてきた小池健監督によるルパンの映画新作。96年の『DEAD OR ALIVE』以来の劇場長編。年一のテレビスペシャルはあったけどね。

優先度4

罪人たち(6/20公開)

 ライアン・クーグラー×マイケル・B・ジョーダンによる新作。向こうで大当たりして、IMAXの都合もあるのか急遽やってくる形に。それゆえ売れていること以外はなんか吸血鬼映画らしいぞ、っていうのとそこそこ文脈があるらしいとは聞いているがよくは知らない。楽しみ。

ルノワール(6/20公開)

 カンヌ国際映画祭に日本からコンペ入りした早川千絵監督最新作。『PLAN75』に次いでの成績に、日本映画期待の星筆頭に躍り出ている。

 もちろん喫茶店の話ではなく、少女のひと夏のお話のようである。

F1(6/27公開)

 27日アニメ映画天国に参戦する洋画。ブラピ×ジョセフ・コシンスキー監督。この何シーズンかF1を見ている人間にとってはそんなすぐにご褒美みたいなことがあっていいんですか、という感じ。まあ音を考えたら絶対映画館。

ヴァージン・パンク Clockwork Girl(6/27公開)

 27日アニメ映画天国その3。

 『A KITE』で知られる梅津泰臣監督による新作。シャフト。ヴァージン・パンクの第一弾、ということらしい。よく分からん。配給はクロックワークスではなく、アニメプレックス。

灰となっても(6/28公開)

 定点観測をしなくては、という思いで出来るだけ見るようにしている香港民主化運動を扱ったドキュメンタリー映画の新たな波。『時代革命』の撮影監督でもあった監督による作品なので、同じぐらいの強度の映像はあるだろう。ただまあ、コロナで一旦そうも言ってられない時期がやってきて、その後を全然知らないんだよなぁ。

優先度3

リロ&スティッチ(6/6公開)

 ディズニーの送る実写化企画。白雪姫が苦戦を強いられた中、スティッチという実写化しようがかわいいに決まっている最強の生物によるプロモーションが大成功しているらしく、トム・クルーズより全米で売れているらしい。

 小学校の頃に映画は見た記憶はある。ヘンテコな宇宙人がそのまま公式サイトにいたのだが、じゃあもう実写ってなんなんだろうとは思う。

国宝(6/6公開)

 吉沢亮×横浜流星で歌舞伎の世界を描いた李相日監督最新作。吸血鬼映画の方は吉沢亮の事件で公開延期になったが、こちらは予定通り。何よりほぼ3時間あるのが辛いのだが、いかんせん絶賛の嵐であり、上半期ベストを決めるのにこれを見ないのはムリ、という風潮すらありそうである。

JUNK WORLD(6/13公開)

 全編ストップモーションで狂気を世界に届けた『JUNK HEAD』第二作。一応前日譚らしい。なんにせよ、あれからまだ4年で新作を作れる程度に集団作業をできるようになったのが良かったが、しかしそんなに好きじゃなかったんだよなあと。

かたつむりのメモワール(6/27公開)

 27日アニメ映画天国その4。

 アカデミー賞にもノミネートされていたアダム・エリオット監督によるストップモーションアニメ。2025年のストップモーションアニメについては、それ単独で特集を2時間話し放題できそうなレベルの作品数になっている。

優先度2

MaXXXine(6/6公開)

 タイ・ウエストによるX3部作の完結編。これまでのシリーズを追ってきたわけではないのだが、この2作の評価を鑑みるとここで追いついて映画館で見る価値は間違いなくあるのだろうと思える。え、1作目ジェナ・オルテガ出てるじゃん!

 ケヴィン・ベーコンだ、エリザベス・デビッキだ、リリー・コリンズだ、ジャンカルロ・エスポジートだ、結構な面々が出てるがこのシリーズだしバンバン死ぬ気がする。

アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓(6/13公開)

 ムヒタリアンのことしか知らないアルメニアの映画。ソ連で不当に捕まって刑務所で過ごす人の話。刑務所の窓から覗く夫婦の生活が楽しみだったけど喧嘩したので仲直りをさせるらしい。塀の中から!?

リライト(6/13公開)

 松居大悟監督×脚本上田誠タイムリープ。時間を扱ったエンタメに定評のある両者のタッグなので原作ものとはいえ担保された力はありそう。心の中で間違いなくアジカンが叫ぶのだが、忘れられない存在感をくれるだろうか。

神椿市建設中。魔女の娘-Whichling-(6/13公開)

 まーた気づかないうちに知らないアニメ映画である。It's MyGO!!!!!の柿本監督なのだが、夏アニメの先行上映なのか…な?

 メイン声優にKAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルアーティストを起用しているということで全く分からない名前が並んでいる。バーチャルアーティストはボーカロイドではなくVTuberみたいなことでいいのよね?

それでも私は Though I'm His Daughter(6/14公開)

 あれから30年。そう思うと当然出てくるだろう作品。松本智津夫を父に持つ松本麗華を追ったドキュメンタリー映画である。オウムに関してはなかなか自分もリアルタイムでの記憶がない年齢なので肌感が分かりづらいが、平成の大事件であることは間違い無いだろう。加害者家族を描く作品の中でも、特大の大ネタではある。

28年後…(6/20公開)

 ダニー・ボイル監督×アレックス・ガーランド脚本によるゾンビ映画の第3弾。28日、28週ときたのに28ヶ月ではなく28年なのね。無視できない俳優ジョディ・カマーやアーロン・テイラー=ジョンソンなんかが出ているが、しかしこのシリーズも追いかけていない。走ったのこれからなんだっけ。

 いやしかし、三点リーダーが気になるマン。2個使ってよ。

中山教頭の人生テスト(6/20公開)

 『教誨師』『夜を走る』の佐向大監督の新作は渋川清彦を主演に迎えた小学校の話。校長になりたいけど試験勉強がうまくいかないらしい中で臨時で担任を持つことになって色々変化していく。山梨の小学校ということで、教頭が臨時担任持たなきゃいけなくなることはリアリティがありすぎだが、解像度次第でブチギレにも大好きにもなりうる。

それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!(6/27公開)

 27日アニメ映画天国その5。

 今年もまたアンパンマン映画の季節。毎年行きたいのだが、ドラえもんクレしんをさらに超えて午前中にしかやってないこともあったりして全然時間が合わない。あたしゃ終電で帰ら無いといけないから深夜の映画館にもいけない無駄な夜型なのさ…

 今年はヒーロー論。アンパンマンの原作者やなせたかしの朝ドラをやってるわけで気合の入った作品の可能性はある。

選挙と鬱(6/28公開)

 選挙ドキュメンタリーは大概面白いのだが、今回は水道橋博士。れいわ新選組から参議院選挙に出馬して当選し、そしてかなり早い段階で体調を崩して辞めることになる水道橋博士想田和弘の『選挙』の面白さと、国会議員のメンタルヘルスという観点からの視点が見られるかもしれない。