抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2025年3月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 3月です。どんな映画が我々を待っているのか!なんかすごい量になっている気はするが、気にせず見ていこうではないか!

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新規劇場公開作品

優先度5

映画ドラえもん のび太の絵世界物語(3/7公開)

 ドラえもんの新作です。テレ朝アニメとしては近年の暴落が目に余るクレしんと比較すると堅調ですが、今年は寺本幸代監督が復帰。ひみつ道具博物館を映画館で見ていたのを思い出します。

モノノ怪 第二章 火鼠(3/14公開)

 昨年の想定外、エンドロールが長すぎる芸術の嵐だったモノノ怪の第2弾。3部作ということで、まあ事実上1クールを分割なのかもしれないが、しかしきちんと話は次に向かっているし2作目で中弛みしないことを期待したい。

Flow(3/14公開)

 ラトビアのギンツ・ジルバロディス監督最新作。『Away』がほぼ独力で作り上げた脅威だったのだが、2作目にしてアカデミー賞に対抗馬として存在感を示す恐ろしさ。

ミッキー17(3/28公開)

 ポン・ジュノ最新作。ブラック企業におけるクローンの労働というディストピアSF。ポン・ジュノ、ハリウッドに行くとSFになる不思議。

優先度4

ウィキッド ふたりの魔女(3/7公開)

 ウィキッドオズの魔法使の前日譚のミュージカルが満を辞しての映画化。相変わらずのミュージカルの合わなさなので優先度は4にしてるけど行くのだろうか。しかも2部作だもんなぁ…。いわゆるミュージカルの幕間までやるらしい。

Four Daughters フォー・ドーターズ(3/14公開)

 カウテールなのか、カエサルなのか表記が揺れているベン・ハニア監督の最新作。4人の姉妹を追うドキュメンタリーだが、うち2人は俳優が演じる。再現VTR型のドキュメンタリーだとは思うのだが、演じることと撮ることの境目がすごく曖昧になりそうで楽しみ。

教皇選挙(3/20公開)

 『西部戦線異常なし』のリメイクが評価されたエドワード・ベルガー最新作。レイフ・ファインズを主演に迎えてヴァチカンの次期教皇を決めるコンクラーベを描く。極限に男社会の中でめっちゃ少ないスクリーンタイムで助演女優賞ノミネートまで上り詰めたイザベラ・ロッセリーニが逆に楽しみ。

エミリア・ペレス(3/28公開)

 ジャック・オーディアール新作。主演の過去のヘイト投稿が問題となってアカデミー賞でもかなり嫌われている印象。確かに、ジェームズ・ガンが可愛いレベルのヘイトだった。あとミュージカルらしい。じゃあこれもウィキッドぐらいの確率だな見に行くの…

優先度3
ケナは韓国が嫌いで(3/7公開)

 韓国はつらいよ系映画。多分好き。一つの社会が居づらいときに人間は一体どうするのか。儒教圏での社会の居心地の悪さに関しては日本でも頷けるところが多いだろう。

フライトリスク(3/7公開)

 映画を撮ったら上手いけど思想信条が全く共感できない男、メル・ギブソン最新作。トランプ政権になったタイミングというのもあってこれもまた手が伸びつらいったらない。その上で単に評判がめちゃんこよくない。

悪い夏(3/20公開)

 城定秀夫最新作は脚本・向井康介

 公務員が闇落ちする、とセンセーショナルに銘打っている北村匠海もだが、伊藤万理華河合優実が『サマーフィルムにのって』以来の共演というのは胸熱である。

 既に試写で拝見しています。

映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン(3/20公開)

 おしりたんてい最新作。アイドルコンテストが闇の組織に繋がっているというメキシコ麻薬カルテルの話かと錯覚せるあらすじの導入。永遠のライバルの怪盗との共闘になるらしい。

ロングレッグス(3/14公開)

 ニコラス・ケイジによる、ここ最近で最も怖い、みたいなスローガンで挑んでいる作品。最も怖いなら問答無用で見ないのだが、なんか予告を薄目で見た感じホラーというよりサスペンスなのでは??という感じなので候補に入れておく。

湖の見知らぬ男/ノーバディーズ・ヒーロー/ミゼリコルディア(3/22公開)

 フランスの映画好きたちが愛する監督アラン・ギロディがまとめて日本で紹介される。特に『ノーバディーズ・ヒーロー』が楽しみ。

光る川(3/22公開)

 『リング・ワンダリング』の金子雅和監督の新作。実写版シティハンターで狙われたコスプレイヤーだった華村あすか主演。『山女』あたりに高い空気を感じる。

優先度2

アンダーグラウンド(3/1公開)

 小田香監督最新作。イメージフォーラムとかのイメージの人。見たいなーと思っていた『GAMA』の続編に近いらしい。なるほど、それでアンダーグラウンドか。

バッドランズ(3/7公開)

 巨匠テレンス・マリックの初長編作品がついに日本初公開。巨匠なのに私、不勉強でテレンス・マリックを全く見ておりません。

Play ground /校庭(3/7公開)

 イジメを題材にした子ども視点のベルギー映画。めちゃくちゃしんどそう。21年のカンヌある視点部門に出した作品ということでずいぶん時間がかかったな、となる。

お嬢と番犬くん(3/14公開)

 小林啓一監督の新作は、なんというか見るからに敬遠しそうなキラキラ映画。そしてヤクザ恋愛もの。女子高生とヤクザの若頭。そんなやつ、暴対法の時代にやるにはアニメが限界だと思うのだが。

 だがしかし、主演がジェシー。先日FC東京に入団した佐藤恵允選手のいとこがジェシーさんでございまして。こ、これは見るべきなのか…恵允点とってくれたし…

この素晴らしい世界に祝福を!3-BONUS STAGE-(3/14公開)

 このすば、まだ息をしている。3期のOVA2話分を限定で流すファンムービーというか、ファン興行。このすばは3期から爆焔チームにバトンタッチしたはずなのでまだまだ続くはずだが、びっくりするぐらい連続性が気にされない。

ネムルバカ(3/20公開)

 阪元裕吾監督の最新作は漫画実写化。それ町、天国大魔境の石黒先生なので多分面白い原作のはず。ビジュアルはめっちゃベビわるな2人だが、久保史緒里と平祐奈。ベビわるの緩い部分を期待しつつ、しっかり別物であると認識して評価しないといけない。

ベイビーガール(3/28公開)

 大々的にポスターにアカデミー賞最有力って書いてあるけどノミネートは何もなかった。CEOのにニコール・キッドマンインターンのハリス・ディキンソンに手を出すらしい。セクハラやん、パワハラやん。『SCRAPPER』のハリス・ディキンソンは『逆転のトライアングル』と違ってええやつやったのでいい兄ちゃんでいてあげてほしい。

山田くんとLv999の恋をする(3/28公開)

 これまたキラキラ映画。お嬢と番犬くんと違い、こっちはアニメを見ている。安川有果監督は応援しているのでガツーンと売れてほしいが、これまたアニメじゃないと許されねえ気がする設定だし、高校生に手を出す大学生だしなぁ。

 ジェシー梅原裕一郎作間龍斗内山昂輝に戦いを挑む、と思うとすごく絶望的な戦いである。内山昂輝の山田は最高だったからな、あのクールに3つあった山田の中でも最高だった。