どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。
無事年間ランキングも出ましたし、アニならの年間ベストを決める配信もつつがなく開催されました。ご視聴及びご来場された皆様ありがとうございました。まだの方は是非↓
さて、今回はいわゆる部門賞の話。今年見た映画で総合点数は高くなくてもこれは!というものだったりもここで漏らさず評価をしたいところ。
1.悪役賞
- 長谷川淳一by山中崇(サーチライト-遊星散歩-)
- M.O.D.O.K.byコリー・ストール(アントマン&ワスプ:クアントマニア)
- ウルフby津田健次郎(長ぐつをはいたネコと9つの命)
- キム・ジョンドbyチョン・ウソン(ハント)
- 四国新聞(劇場版 センキョナンデス)
①作品の質を大きく担保した一番怖かった人②カワイイ。カーンより悪役としてキュートだった③死そのものの概念が襲ってくる。津田健次郎最高④暴走しまくったラストシーケンス大好き⑤伏線回収されるドキュメンタリー映画とは。元IT・デジタル担当大臣平井氏の地盤。
2.子役賞
①何もわかってないけど分かっている感の出る夏②無垢が邪悪にも聖なるものにも見えるバランス③お母さんを襲ってしまった後の泣き④決意をもってラストバトルへ望む表情⑤自由奔放さを掌握。
3.助演女優賞
- 髙石あかり(Single8)
- ミシェル・ウィリアムズ(フェイブルマンズ)
- ヴィオラ・ディヴィス(AIR)
- 磯西真喜(茶飲友達)
- イマン・ヴェラーニ(マーベルズ)
①まさにミューズと呼ぶべき存在に②奔放で気に食わない存在になるのが上手すぎ③こんなに完璧なマイケル・ジョーダンの母の説得力。④岡本玲を絶望へ突き落す⑤喜びにあふれたオタク、目指すべき姿
4.助演男優賞
- ポール・ダノ(フェイブルマンズ)
- 渡辺哲(ベイビーわるきゅーれ2ベイビー&茶飲友達)
- ペドロ・パスカル(マッシブ・タレント)
- デヴィッド・ハーパー(グランツーリスモ)
- ブレンダン・フレイザー(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)
①スピルバーグ少年を悪意無く傷つけるいい人②今年の邦画の最高のコメディリリーフ③溢れる笑み、目指すべきオタクの姿その2④鬼教官。わかっているけど仕事を受けるシーンとかもう好き⑤一瞬で怖さが抜群の弁護士。デ・ニーロよりこっち派
5.主演男優賞
- ブレンダン・フレイザー(ザ・ホエール)
- 光石研(逃げきれた夢)
- ブノワ・マジメル(ポトフ 美食家と料理人)
- オスカー・アイザック(カード・カウンター)
- 曽田昇吾(走れ!走れ走れメロス&メロスたち)
①オスカーも納得②自身の集大成、完璧なおじさん③ジュリエット・ビノシュとのアンサンブル。あの手つきと吐息に降参。④相変わらず演技上手すぎ。ポール・シュレイダーを体現⑤劇中の走れ!山月記での演技は印象的。これからの演劇活動も応援しています。
6.主演女優賞
- ケイト・ブランシェット(TAR)
- シャルロット・ゲンズブール(午前4時にパリの夜は明ける)
- ルー・ドゥ・ラージュ(ジュリア(s))
- ラウラ・ガラン(PIGGY ピギー)
- 花瀬琴音(遠いところ)
①彼女にしかできない役、評価しないのは無理②招く、という行為の主体としての豊かさ③エブエブと違ってマルチバースを演技とヘアアレンジで理解させる豪腕④どこに走っていくか分からないライド感⑤どう考えてもそこにいる実在感。この作品がドキュメント72時間でない方が驚く
7.ベスト国内アニメ賞
話は置いておいてアニメーションについて考える賞。例年やっているんで説明もこんぐらいで。
- 君たちはどう生きるか
- 北極百貨店のコンシェルジュさん
- HIDARI パイロット版
- ガールズ&パンツァー 最終章 第4話
- 劇場版 ポールプリンセス!!
①流石に触れずには②これぞ良質③このストップモーションこそ最高④こんな雪山滑降を見せられては困る⑤マジでポールダンスシーン(特にライバルチーム)が圧倒的
8.ベスト海外アニメ賞
- 深海レストラン
- マイ・エレメント
- 長ぐつをはいたネコと9つの命
- ニモーナ
- マルセル 靴をはいた小さな貝
①濁流。この体験は稀有②火と水の描写、実に見事③アクションとしての面白さ、ポストスパイダーバースの最右翼④形が定まらない手法が作品内容と合致⑤ストップモーションを現実に織り込んだ実在感