抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

私的映画表彰式2023

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 無事年間ランキングも出ましたし、アニならの年間ベストを決める配信もつつがなく開催されました。ご視聴及びご来場された皆様ありがとうございました。まだの方は是非↓

 

 

 さて、今回はいわゆる部門賞の話。今年見た映画で総合点数は高くなくてもこれは!というものだったりもここで漏らさず評価をしたいところ。

 

1.悪役賞

  1. 長谷川淳一by山中崇(サーチライト-遊星散歩-)
  2. M.O.D.O.K.byコリー・ストール(アントマン&ワスプ:クアントマニア)
  3. ウルフby津田健次郎長ぐつをはいたネコと9つの命)
  4. キム・ジョンドbyチョン・ウソン(ハント)
  5. 四国新聞(劇場版 センキョナンデス)

①作品の質を大きく担保した一番怖かった人②カワイイ。カーンより悪役としてキュートだった③死そのものの概念が襲ってくる。津田健次郎最高④暴走しまくったラストシーケンス大好き⑤伏線回収されるドキュメンタリー映画とは。元IT・デジタル担当大臣平井氏の地盤。

2.子役賞

  1. フランキー・コリオ(アフターサン/aftersun
  2. 柊木陽太(怪物)
  3. サム・アシュラフ(イノセンツ)
  4. ラーケル・レノーラ・フレットゥム(イノセンツ)
  5. 大野りりあな(窓ぎわのトットちゃん)

①何もわかってないけど分かっている感の出る夏②無垢が邪悪にも聖なるものにも見えるバランス③お母さんを襲ってしまった後の泣き④決意をもってラストバトルへ望む表情⑤自由奔放さを掌握。

3.助演女優賞

  1. 髙石あかり(Single8)
  2. ミシェル・ウィリアムズ(フェイブルマンズ)
  3. ヴィオラ・ディヴィス(AIR
  4. 磯西真喜(茶飲友達)
  5. イマン・ヴェラーニ(マーベルズ)

①まさにミューズと呼ぶべき存在に②奔放で気に食わない存在になるのが上手すぎ③こんなに完璧なマイケル・ジョーダンの母の説得力。④岡本玲を絶望へ突き落す⑤喜びにあふれたオタク、目指すべき姿

4.助演男優賞

  1. ポール・ダノ(フェイブルマンズ)
  2. 渡辺哲(ベイビーわるきゅーれ2ベイビー&茶飲友達)
  3. ペドロ・パスカル(マッシブ・タレント)
  4. デヴィッド・ハーパー(グランツーリスモ
  5. ブレンダン・フレイザー(キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン)

スピルバーグ少年を悪意無く傷つけるいい人②今年の邦画の最高のコメディリリーフ③溢れる笑み、目指すべきオタクの姿その2④鬼教官。わかっているけど仕事を受けるシーンとかもう好き⑤一瞬で怖さが抜群の弁護士。デ・ニーロよりこっち派

5.主演男優賞

  1. ブレンダン・フレイザー(ザ・ホエール)
  2. 光石研(逃げきれた夢)
  3. ブノワ・マジメル(ポトフ 美食家と料理人)
  4. オスカー・アイザック(カード・カウンター)
  5. 曽田昇吾(走れ!走れ走れメロス&メロスたち)

①オスカーも納得②自身の集大成、完璧なおじさん③ジュリエット・ビノシュとのアンサンブル。あの手つきと吐息に降参。④相変わらず演技上手すぎ。ポール・シュレイダーを体現⑤劇中の走れ!山月記での演技は印象的。これからの演劇活動も応援しています。

6.主演女優賞

  1. ケイト・ブランシェット(TAR)
  2. シャルロット・ゲンズブール(午前4時にパリの夜は明ける)
  3. ルー・ドゥ・ラージュ(ジュリア(s))
  4. ラウラ・ガラン(PIGGY ピギー)
  5. 花瀬琴音(遠いところ)

①彼女にしかできない役、評価しないのは無理②招く、という行為の主体としての豊かさ③エブエブと違ってマルチバースを演技とヘアアレンジで理解させる豪腕④どこに走っていくか分からないライド感⑤どう考えてもそこにいる実在感。この作品がドキュメント72時間でない方が驚く

7.ベスト国内アニメ賞

 話は置いておいてアニメーションについて考える賞。例年やっているんで説明もこんぐらいで。

  1. 君たちはどう生きるか
  2. 北極百貨店のコンシェルジュさん
  3. HIDARI パイロット版
  4. ガールズ&パンツァー 最終章 第4話
  5. 劇場版 ポールプリンセス!!

①流石に触れずには②これぞ良質③このストップモーションこそ最高④こんな雪山滑降を見せられては困る⑤マジでポールダンスシーン(特にライバルチーム)が圧倒的

8.ベスト海外アニメ賞

  1. 深海レストラン
  2. マイ・エレメント
  3. 長ぐつをはいたネコと9つの命
  4. ニモーナ
  5. マルセル 靴をはいた小さな貝

①濁流。この体験は稀有②火と水の描写、実に見事③アクションとしての面白さ、ポストスパイダーバースの最右翼④形が定まらない手法が作品内容と合致⑤ストップモーションを現実に織り込んだ実在感