抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2022年6月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 6月は夏休み興行を見据えて大作はあんまりない印象ですが、どうなっているでしょうか。なお、私はたとえ話にドラゴンボールを使ってくる先輩芸人に「古いっすよ」と引導を渡す第七世代なので、延期したドラゴンボールを見る予定はありません。マジで何にも知らない世界、そして見るつもりもない世界なので。

 

新規劇場公開作品

優先度5

FLEE フリー(6/10公開)

 アカデミー賞で国際長編部門、長編ドキュメンタリー部門、長編アニメーション部門というめっちゃジャンルの違う3部門にノミネートした非常に珍しい作品で、難民の話とセクシャルマイノリティの話が盛り込まれたタイプの社会派ドキュメンタリーアニメ。とはいえ、多分小難しいことではなく、FUNANとかトゥルーノース的な面白さがあると期待。

 なお、オンライン試写で鑑賞済み。求めるものとは違ったが、しかし良作ではあった。

怪盗クイーンはサーカスがお好き(6/17公開)

 怪盗クイーンが令和に映像化。うっそだろ、よろこべ小学生の時の私。

 講談社青い鳥文庫で愛読していたはやみねかおる氏の、夢水清志郎シリーズと並ぶ2大シリーズでございます。オールヴォワールとかそういうフランス語はこれで覚えた。主演の声は、宝塚出身かなんかの人がやるので優雅さはにじみ出るでしょうね。

優先度4

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(6/3公開)

 去年発表されて死ぬほどびっくりしただろうガンダムの新劇場版。そんなことよりハサウェイの続きを…。ただ、ハサウェイのために初代ガンダムは完走しているので、ククルスドアンのことも知っているぞ!!という訳でちゃんと見る候補に入れます。

PLAN75(6/17公開)

 カンヌのある視点部門にノミネートした作品。しかも日本唯一の招待作品だって。よく仕組みは分かっていませんが(多分是枝さんのが韓国映画扱いなんだろう)。

 話としては、どこかArcなんかを思い出すタイプの、75歳で安楽死を選べる社会、みたいな話ってことで、はい、たぶん好きー。そしてここにも河合優実。もうこの人、邦画を見る際のチェックポイントになってるじゃないですか。

 試写会で鑑賞済み。予想通りArcを思い出したし、河合優実は凄かった。

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(6/17公開)

 君の名はミステリー。みたいな歌詞だった気がする。日本もついに手を出した日本版シャーロック・ホームズディーン・フジオカ版の映画化です。

 困ったことに、バスカヴィル家の犬は絶対に読んだことあるはずなのに、話を1mmも覚えていません。覚えていないのです。困った。ということで、ちょうど5月末でネトフリの配信期限が来ているBBC版シャーロックで予習している、はずです。

 試写会で鑑賞済み。BBC版はスムーズにアマプラで配信に移行するので焦らないでください。

ベイビー・ブローカー(6/24公開)

 是枝監督の最新作は、ペ・ドゥナやら、ソン・ガンホやらを迎えて韓国で製作された赤ちゃんポスト的な話ということで、大変楽しみ。

 試写会当選済みです。

優先度3

東京2020オリンピックSIDE:A(6/3公開)

 東京オリンピックの記録映画です。河瀨直美監督にケチがつきまくっていますが、さてどうなるか。SIDE:Aはスポーツの方に焦点が当たっているらしいので、ただの名場面集でないことを祈ります。

 完成披露試写で鑑賞済み。スポーツではなく、アスリートの作品に。ただの名場面100連発ではありませんでした。

はい、泳げません(6/10公開)

 綾瀬はるか長谷川博己のW主演によるエッセイの映画化。泳げない人が泳げるようになる話…なのかしら。テアトルにRibbonを見に行った時に名前を憶えてから、特段情報を更新していないので良く知らない。水は、死と再生を示すことが多いのですが、さてどういう意味があるんでしょう。

からかい上手の高木さん(6/10公開)

 からかい上手の高木さんの映画化です。映画にしていいのか。個人的には30分尺で3期もやりましたけど、15分でよくね?みたいな気はしていました。となりの関くん的な面白さじゃないですか。オトボケ3人組が、というか小原好美が定評のあるアホ声で楽しめるんですが、映画が持つのか。

 まずは4話で止まっている3期を早く完走しています。予習しないといけないアニメが多い…

炎の少女チャーリー(6/17公開)

 多分、ものっすごい頭の悪い能力ホラーです。だってスティーブン・キングで能力バトルなんだもん。ドクター・スリープとか、本来のシャイニングとか。一回映画になってるらしいですが、当然のように未見。パイロキネシス系は、X-MENとかでも割とこすられているので、フレッシュな描写ができるのか。

恋は光(6/17公開)

 遂にテレビ番組でもFC東京好きを公言してくれた神尾楓珠くんの主演作品にして、殺さない彼と死なない彼女が好評だった小林啓一監督最新作。西野七瀬、馬場ふみか、平祐奈との四角関係恋愛映画です。

 既に最速の試写で見ています。面白いです!

メタモルフォーゼの縁側(6/17公開)

 宮本信子×芦田愛菜で、私でも知ってるレベルの話題の漫画の実写映画化。BLが好き同士で繋がる話だと理解しているので、BL描写次第では、一定の界隈から怒られそうなのでそこは頑張ってほしい。脚本が、『余命10年』で古いとみんなが怒っていた岡田さんなのが不安。とはいえ私は余命10年は見ていないので、予断無くいこう、という予断。

東京2020オリンピックSIDE:B(6/24公開)

 東京オリンピックの記録映画のB面。コロナの方向に着目してるっぽいんですが、こっちの方が河瀨直美の真価が問われそう。右派も左派も嫌いな人になりだしてる気がする。個人的には、色んなおじさん・おばさんが頭を下げまくるコメディに作って日本を茶化してほしいんだけど、その望みは薄いなぁ。日本凄いにならないといいが。

神は見返りを求める(6/24公開)

 すっかり今年は公開作品が大量の岸井ゆきのがYoutuberを演じて、そこで彼女の浮上のきっかけを与える神としてムロツヨシが登場!この2人のラブコメ…そんな訳がない。だって監督が吉田恵輔だもん。BLUE/ブルーで誤魔化した世間も空白でもいっかい疑いの目を向けるさ。ほら、ポスターの右下が…。

優先度2

ニューオーダー(6/4公開)

 見るとグッと疲れて摂取に注意が必要と言われているミシェル・フランコ監督の最新作です。前作『母という名の女』の予告をユーロスペースで見て、面白そーと思ってからミシェル・フランコに関する情報はアップデートされていません。社会格差の暴動で殺戮の地獄絵図…パージ?

劇場版 異世界かるてっと~あなざーわーるど~(6/10公開)

 異世界かるてっと、の時点で非常に説明が面倒な作品なのだが、まさかの映画化。幼女戦記、Re:ゼロから始まる異世界生活、盾の勇者の成り上がりオーバーロードこの素晴らしい世界に祝福を!のキャラがSD?でいいのか、ちびキャラ化してコラボしてやってた、異世界転生アニメ大過ぎ問題を逆手に取った作品なんだけど、それ即ち予習が…。Reゼロは見ていないし、オーバーロードは週に3話も再放送するオーバーロードアワーとかいう暴力を今頑張って走っているところですが、あんまり見に行くつもりにならん

母へ捧げる僕たちのアリア(6/24公開)

 フランス映画です。フランス映画、公営団地、このキーワードだけで鑑賞予定に入れました。歌うことが、みたいな話になっていくので、もしかしたら再来年あたりアメリカでリメイクされてアカデミー賞を取っているかもしれません。

 試写会で見ています。フランスの団地でコーダでした。本当に。でもこっちの方が私は好き!

鋼の錬金術師 完結編 最後の練成(6/24公開)

 完結編です。立てよ、ド三流のセリフが予告編で聞こえてきますが、うーんやっぱ朴璐美さんが凄すぎるな、で感想が止まる。スカー編を見に行ったら、一応行くのかな?

名画座

新文芸坐

JOINT(6/4)

 レイトショーでユーロスペースでやっていた、結構すごいぞ、というお話だった邦画なんですが、結局見に行けなかったやつがやってくれます。あんまり見る機会もなさそうなので、と思いつつ、最近ネトフリやアマプラはちゃんとインディーズでもいい邦画は拾ってくれるからそれに期待しても…みたいな。