抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2021年12月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 時はあっという間に過ぎて、12月。師走歳末大バーゲンセールです。うっそだろ。2020年に引き続いて何もしていないうちに終わってしまった感があります。いやまあ、中高生とかに比較したら、全然ダメージは少ないと思うんですけどね。

 さてもさても、12月に見たい映画の覚え書きです。久しぶりに大作、といえる作品が目白押しで年末商戦!って感じがしますし、11月はそこまで見に行こう!って感じの作品が多くなかったので、今月は忙しくなりそうですね。

 なお、キングスマンは見ねえ!これ迄も見てないから!

新規劇場公開作品

優先度5

ただ悪より救いたまえ(12/24公開)

 大好きファン・ジョンミンが、イ・ジョンジェと『新しき世界』以来のタッグ。基本的に頭の悪いドンパチ映画っぽいので、クリスマスの景気の良さはこの作品で担保できると期待しています!

優先度4

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(12/3公開)

 おいソニピク、これを12月にしたことでスパイダーマンのネタバレに怯える日々になるんだぞ、許されると思うなよ。by既にこの作品のポストクレジットのネタバレをくらってる人。

ラストナイト・イン・ソーホー(12/10公開)

 エドガー・ライト監督最新作ですが、怖そうでビビっています。絶対サイモン・ペッグニック・フロストのギャグ感が『ベイビー・ドライバー』以上に無くなって、お洒落なホラーに仕上がってるんでしょうね。試写会が当たっていたのに行けなかったので、申し訳なさMAX、故に鑑賞は確定しています。

偶然と想像(12/17公開)

 カンヌ・ベルリン・ベネチア3連勝中の濱口監督の最新作は、短編3本をまとめたもの。完全に彼の年だった、と言わしめるレベルの作品がやって参ります。既にオンライン試写にて拝見。

香川1区(12/24公開)

 #おれなら12月期待の新作を語ろう のタグでも推薦した作品。『なぜ君は総理大臣になれないのか』の続編で、香川1区は今回の衆議院選挙でも屈指の面白い選挙区でした。小川淳也議員は立憲民主党の代表選に出馬、最終的にはどうやら政調会長に収まりそう。まだまだ総理大臣は狙えそうです。また、対抗馬の平井卓也元IT担当大臣はスキャンダルもちょこちょこ出ていました。ただの党派性の作品ではなく、選挙というエンタメを扱った作品になると信じています。

劇場版 呪術廻戦 0(12/24公開)

 ♪闇を祓って闇を祓って夜の帳が降りたら合図だ

 という訳で大ヒットがおそらく約束されている呪術廻戦の劇場版。原作第0巻の映画化で、結構珍しいパターンだと思っていたんですが、バリバリこの先に絡むっぽいんでしっかり目撃していきます。みんな言ってるだろうけど、緒方さんが苗木くん以降もどんどんシンジくんにしか聞こえなくなってる気がするのが懸念です。

優先度3

成れの果て(12/3公開)

 彼女はまだ世間に見つかっていない扱いなんでしょうか。97年生まれの若手ながら、既に日本映画界には確実に大きな居場所を確保している萩原みのりさんの最新主演作。カメ止めの秋山さんも出ますね。ポスターがバッチバチにキマっているんで楽しみです。

ARIA The BENEDIZIONE(12/3公開)

 ARIAの完結編。良きカーテンコールとなることを願いつつも、この作品に関しては思い入れがある人に語りは任せたい。これ後ろの方ってなんて読むんですか

フラ・フラダンス(12/3公開)

 東北復興作品群最後の一撃。朝ドラヒロインに決定した福原遥×美山加恋という、子役キャスティングであり、プリキュアキャスティング。ディーン・フジオカが大変にかっこいいです。既に試写で拝見。

悪なき殺人(12/3公開)

 2年前の東京国際映画祭で上映されたフランスミステリがようやくの上陸。雪の眩しいフランスの山奥とコートジボワールが繋がるびっくりの作品。十分にお勧めできる作品だと胸を張れます。既にオンライン試写で鑑賞済み。

優先度2

パーフェクト・ケア(12/3公開)

 ロザムンド・パイクがすっごい悪い法定後見人を演じるクライム映画。結構楽しみなんだが、なんか3週間限定公開&配信も同時らしく、なんかチャレンジングな公開方法を試している。ロザムンド・パイクは、『ゴーン・ガール』も勿論だが、『プライベート・ウォー』での演技に舌を巻いたので期待大。

ティール・レイン(12/3公開)

 12/3公開はこれで何本目ですか。どうかしてる量が来ますね。これは一応英題だとsteel rain 2ということで、ネトフリ独占の『鋼鉄の雨』の続編のはずなんですけど、なんかリメイクっぽい話も聞くし、完全新作っぽい話も聞く。立ち位置が分からん。結局そもそもの前作も見ていないので様子見しそう。

さよなら、ティラノ(12/10公開)

 公開されるのを直前で気づきました。出来上がってたんですね。監督は最近すっかり評価を下げている気がする静野さんで、脚本にはエウレカ完結編を離れていた佐藤大さんも。石塚運昇さんの遺作っぽい。というかまだ未公開作あったんか。ココかなんかで最後だなぁ、みたいに感動していたのに。

マトリックス レザレクションズ(12/17公開)

 え、今更続編やんの?映画シリーズです。他に例として来年公開予定のトップガンゴーストバスターズが挙げられます。

 キアヌもウォシャウスキー監督も揃って復帰しているんで、まあそんなに悲惨なことにはならない気はするんですが、どうにも気が進まない。まあ最悪配信でもいいかな、とすら思ってしまっているのが現状!

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(12/17公開)

 怒れる男、ハルクことブルース・バナーを演じるマーク・ラファロが私財を投げ売って巨大企業と闘った弁護士を演じる公害に関する映画。『エリン・ブロンコビッチ』みたいな話だと思ってはいるのだが、それと比べると監督トッド・ヘインズだし、地味なんだろうなー。

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(12/17公開)

 まっじで興味が湧かない。ただでさえ、1作目もビミョーに感じたのに、そのベイビーが成長したうえで赤ちゃんに戻るミルク、という設定に欠片も心がウキウキしない。赤ちゃんより子犬が愛されている!危ない!っていう1作目もそうだが、どうにもこのシリーズは面白く感じるアイデアが皆無なんだけど、ヒットしてるんだからそうでもないんでしょうね。

名画座

12月は年間ベスト用に色々見ないといけないから、どうせいけないだろうけど並べておきます。

新文芸坐

レミニセンス/オールド(12/18〜20公開)

 SF!な2本立て。シャマランのオールドも結局行かなかったし、レミニセンスもいかなかったな…というちょっと喉に小骨が刺さっている感じで気に留めている。んー、でも映画館で無理に見たいほどじゃないかな…。

早稲田松竹

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビで放映されなかった時)/イン・ザ・ハイツ(12/18〜24公開)

 イン・ザ・ハイツには加減も興味が湧かないが、サマー・オブ・ソウルは公開時にはちっとも見る気がしていない、というかリサーチから完全に外れていたのだが、どうやらアカデミー賞長編ドキュメンタリーにノミネートの可能性が結構あるらしい、と聞いたので慌ててチェックしました。