どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB) です。
さて、今回は備忘録的に宝島社刊行の2018年版このミステリーがすごい!の中から気になった本、読んでみたいと思った本を書き残しておきます。
探偵が早すぎる/井上真偽
今回の中でも気になったのは、本年度のランキング22位でランク外となった作品です。チェスタトンのブラウン神父シリーズや怪盗キッドが探偵のことを芸術か足りえないと非難されています。それを覆す事件を未然に防ぐ探偵ものということで大変楽しみです。
屍人荘の殺人/今村昌弘
続いては、今年のこのミス国内編1位です。やはり今年の1位は押さえておかねば。山荘でのクローズド・サークルというありふれた設定をどう動かしてくれるのか、絶賛のようなのでこちらも楽しみです。
(仮)ヴィラ・アーク設計趣旨/家原英生
(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)
- 作者: 家原英生
- 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
- 発売日: 2017/03/07
- メディア: 単行本
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新本格と呼ばれる中でも綾辻行人さんの「館」シリーズはやはり大好物です。特に迷路館の殺人、十角館の殺人は最高でしたね。それから、理系ミステリ森博嗣の笑わない数学者も素晴らしかった。そんな「館」シリーズの正当な後継といえる作品という触れ込みなので期待値が大変高いです。
シャーロック・ホームズ対伊藤博文/松岡圭祐
万能鑑定士Qの事件簿シリーズで著名な松岡さんの新作は舞台が明治日本。シャーロック・ホームズの来日という設定はびっくり。コナン・ドイル以外のホームズ作品はもはや一つの分野となっていますが、それほど熱心なシャーロッキアンとは言えない私でも、好きな日本史とホームズがクロスしたとなればチェックせねばならぬわけです。
というわけで、今回は国内作品4つが目に留まりました。海外作品はなかなか食指が動きませんね。基本的に文庫になってから買うことがほとんどなので、シャーロック・ホームズ対伊藤博文から手を出したいと思います。
が、その前に大量の積読をなんとかせねば…