抹茶飲んでからマラカス鳴らす

見た映画、読んだ本、見たアニメ。そんな話を中心に。。。

6月に見た過去作の記録

  どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 午前10時の映画祭に2度行き、ハードディスクに録画した映画をいっぱい見ようキャンペーンをやったとはいえ、新作も7本劇場で見ていて旧作を20本程度も見た一か月。見過ぎです…暇だと物語ってますね。おかしいな、W杯も見てるのに…

マイ・プライベート・アイダホ

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WATCHA2.5点

Filmarks2.7点

 男娼の2人が片方の母を求めるロードムービー的な感じ。

 ただ、男娼、同性愛への捉え方の差や環境の差から2人の道は別れていく。

 道は続くしそこでは、盗人も拾う人もいる。そんなラスト。

 ただ、一つ一つの描写が挑戦的で芸術性を帯びているという評価もあるかもしれないが、その表現方法にする必然性が分からないし、さっさと前半を切り捨ててロードムービーの方を本筋にした方が良かったのでは。

12人の優しい日本人

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WATCHA3.5点

Filmarks3.6点

 日本版12人の怒れる男

 陪審員自体を軽く考えすぎ、時間や会社を陪審員より重要視、法律の原理原則よりフィーリングやなんとなくが大事、議論という名の押し付け、同調圧力とかなり日本人らしく味付けされてると思う。優しくはないと思うが。

 前半のトリックスターのダメな思い入れがひっくり返ってくる構造も面白いが、あまりにも前半のパートでのグダグダ感について行けず。準備があまりにも出来てないだろ、と。

湯を沸かすほどの熱い愛

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WATCHA5.0点

Filmarks4.8点

 割とバラバラな課題を死を前に片付けていくかーちゃん強いモノかと誤解していた。

 ラストまでに全ての要素がしっかり集合し、しっかり泣かされた。完全に泣く映画なのにちっともウェッティじゃないところがまたいい。

 宮沢りえさんの熱演も素晴らしく脇を固めたみんながみんな輝いている。

 湯を沸かすほどの熱い愛。タイトルも最後に出た瞬間にそうか、とビビッときた。映画的な嘘がプラスに作用した感じ。情熱的な赤が好きなお母ちゃんの最期に相応しかったのでは。まあ石投げと合わせて犯罪ですけども。

ホワット・ライズ・ビニース

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WATCHA3.0点

Filmarks3.2点

 サスペンスで驚かしたいのか、ホラーでと脅かしたいのかが非常にどっちつかず。

 あと邦画でよくある聞いてないのに犯人の独白自供までセットになるととても高評価とは言えぬ。

 前半と後半のテイストが違う、どころか娘がいなくなる、隣人の様子がおかしい、も殆どいらない。欲張りすぎというか。

 浮気しておいて、浮気相手を殺害、それを隠蔽して全部忘れてくれとかいうゲスなハリソン・フォードならどうせならミシェル・ファイファーの事故も仕組んでたりして欲しかった。

 っていうか、幽霊も何が望み?に対してyou knowじゃねぇよ、浮気を忘れてるのは事故のせいだとしても死んでたのまでは知らねえって、回りくどいよ

ミリオンダラー・ベイビー 

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WATCHA4.0点

Filmarks3.9点

 女版ロッキーとか聞いてたし、ボクシングのスポ根と思い込んでいたのでまさかまさか。テーマとしてはマギーの生き様、そして死に方。自己決定権のことだと思う。

 あまりにも強大な意志の強さから周りの大人たちを巻き込んで、実行させてしまうわけで。

 ただ、テレビ中継が入ってるのにあんなのに堂々と反則する敵への制裁がないのが…ほぼほぼ傷害で起訴でいいでしょ、あんなもん。日大タックルとタイミングがかぶってそう思ってしまった。

インサイド・ヘッド

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WATCHA3.5点

Filmarks3.7点

 幼い時期の引越しとそれに伴う家出未遂というよくある出来事を、その時脳内ではこんなことが起こっていた!で映画にしてしまうのはアイデアがすごく、更にそれをここまで面白く出来るのはすごい。

 だが、それだけとも言える気がした。事態の解決にヨロコビだから出来る方法は用いらなかった。また、カナシミの居場所が与えられたのと反面、イカリは絶対になくてはならない感が薄いような、事態を悪化させるだけだったし、ムカムカはかなり影の薄い扱いだった。

 そして何より失った家族の物語だけが再生され、友情やおふざけの島の復活の話がない。アイスホッケーの試合の対戦相手はあの子じゃなきゃダメでしょう。

そして父になる

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WATCHA4.0点

Filmarks3.8点

 是枝監督の予習その1。

 育ての親なのか、生みの親なのか。

 この難しい問題を赤子の取り違えというシチュエーションをきっかけに、裕福で小学校受験にも成功するが、実は父親として、あるいは家族として…?な野々宮家と貧乏で田舎暮らしだが、賑やかで楽しく過ごしているように見える佐伯家とを比較しながら、家族とは何か、父親とはなにかを問いかける。

 リリーさんが真面目に言った数少ないセリフ、父親だって代えの利かない仕事だろ、あたりが是枝監督の伝えたいことの一つではないか。

 結局は血縁でも時間でもなく、どれだけ向き合っているか、なんだとは思う。

 琉晴と慶多の10年後の話が見たい。

海街diary

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WATCHA4.5点

Filmarks4.7点

 是枝監督の予習その2。

 ずーっと見ていたい4姉妹の物語。

 特に長澤まさみ綾瀬はるかは彼女たち史上最も輝いているように感じるし、広瀬すずの発掘は黄金に等しい価値がある。

 是枝監督の家族を描いた映画に連なる作品といえ、しっかり自分や相手と向き合い、思いやりあって彼女たちは立派な家族であった。

 それと同時に肯定の映画でもあり、家族であることの前提に互いを肯定し合うことが欠かせないのかな、とも感じた。多くの出会いや別れがある中で否定の文脈はほとんどない、というのが見ていて心地よいとも言える

海よりもまだ深く

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WATCHA3.5点

Filmarks3.7点

 是枝監督の予習その3。

 離婚し、養育費も払えない、小説の賞を一度とったがその後は書くこともできず探偵仕事で小金を稼いではギャンブルに費やす駄目男が本当は崩壊している家族や自分への認識に向き合い、諦めるお話。

 小心者で見栄っ張りだからこそ、良多の話すことがことごとくブーメランのように刺さっていく。

 とても素敵な作品だとは思ったが、海街diaryを見た後だと、あまりにも良多のクズエピソードが多すぎて乗れなかったのでこの点数で。

真夏の方程式

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WATCHA3.5点

Filmarks3.5点

 ガリレオ映画第2弾。ドラマ2期を見ていないので柴咲コウ吉高由里子に変わったの忘れてた。

 容疑者xに比べると後半ウェットすぎるかなー。

 あとはトリック上は別に死体遺棄しなくても通報して良かったわけで。人が死んだ宿屋なんて商売上がったりだ!という建前ほど繁盛しているように見えないからアレだし。

ハンニバル

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WATCHA3.5点

Filmarks3.7点

 あまりに猟奇的なシーンが多く、特に後半はなかなか直視できない場面が続く。

 単純に指紋までバレてるレクター博士を捕えられないアメリカの出入国管理に文句は言いたくなるが、それ以外にも割とストーリー上カットされたと思われる齟齬が起きている。

 だが何より重要なのは彼はハンニバル・レクター博士だったのか、という点。シリアルキラーで食人という属性と彼のクラリスへの異常な執着は表現されていたが、彼の対話による洞察力の鋭さなどは発揮されていない。気付けば視聴者も諭されてしまうような狂気は、図書館司書としてしか発揮されておらず少し残念。

 先にインフェルノを見ていたお陰でフィレンツェやヴェッキオのイメージがハンニバルにならなくてよかった。思い出す度ハンニバルの死体だと流石にイタリアに行きたくなくなる。

用心棒

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WATCHA3.5点

Filmarks3.7点

 黒澤監督作品初挑戦を午前十時の映画祭で。

 当時としては真新しいのかもしれないが殺陣に迫力不足が否めず三十郎の強さが際立たない。

 更には抗争あるあるではあるもののあまりにも弱いディフェンス力や、死に際の長さなど気になるところも多少。

 三船敏郎の存在感は圧倒的なのだが。

椿三十郎(1962)

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WATCHA4.5点

Filmarks4.3点

午前10時の映画祭の黒澤祭りその2。

分かりやすいストーリーの中にも謀略や殺陣、押入れ男や奥方のギャグなどが絡まることで退屈することなくあっという間に終わりを迎える。

流石に三船さん、超かっこいいけど有能すぎではあるよね、殆ど武装形態のドラえもんみたいな問題もんね笑

ハドソン川の奇跡

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WATCHA4.0点

Filmarks4.2点

 アンビリバボー的なあの時の奇跡を再現っていうよりは、ヒーローとなった男をめぐる葛藤の話に。

 そのために事故後から始まり、時系列が割と混乱はするものの、最後にはしっかり楽しめるし、乗客全員の無事が確認された瞬間、史実を知っているのに泣きそうになった。

人間椅子(1997年版)

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WATCHA3.0点

Filmarks3.2点

 主演の清水美砂の妖艶さが際立つ。

 もう少し作家先生が取り憑かれていく様をうまく描いて、みているこちらまで取り込まれそうになっていれば良いのだが。

 乱歩の人間椅子は結構出オチというか、名前で全部分かっちゃってる感が凄いのでアニメ乱歩奇譚人間椅子ぐらいやってないとどうしても驚きが足りなくなる。

清須会議

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WATCHA2.5点

Filmarks2.6点

 時代劇をやるのに言葉遣いが現代語と統一されてない。古い言葉遣いでやるならやる、現代語に統一するならする、でしてほしい。ぶっちゃけ、の連呼や信長様と御屋形様の混在などなど。真田丸は見てないが、新選組の時は三谷さん、そういうの出来てたと思ったのだけどなぁ。

 登場人物の整理もへたくそ。ポスターにあるように(必要かどうかはさておいて)多くの登場人物が登場するにも関わらず、誰が誰で、どういう状況なのかの説明が少なく受け取り手の日本史知識に頼りすぎている。

 そのうえで、全登場人物が非常に露悪的に描かれている。特に市、柴田などが酷い。信雄ぐらいだぞ、あんなのが許されるのは。なんというか、三谷監督が登場人物を愛していないように感じる。

LEGO(R)ムービー

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WATCHA4.0点

Filmarks4.1点

 レゴで作られた世界観の美しさやアクションの面白さ、小ネタに笑っていながらもハンソロの登場シーンなどのご都合感が多すぎかなぁと思っていたらそれにも説明を与えるメタ的展開。

 何者でもない主人公が選ばれし者となる話しがそのまま二重構造になっているのはあっぱれ。

 でもこれ2やるんでしょ?どうすんの?超えれるの?

レゴバットマン ザ・ムービー

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WATCHA4.0点

Filmarks4.2点

 ニンジャバットマン見てからで良かった。でももっとDC見てからなら楽しそう。

 冒頭から第4の壁越えまくりのメタネタで始まり、ヴォルデモートやらジョーズやら出しまくってるし、デッドプールより先にやりたい放題DCもしてたんだなーと。

 でもそんなふざけばかりの中で孤独と失うことを恐れた男の物語とヴィランとヒーローの関係性を描き切る素晴らしい作品になっている。

 街の崩落を腹筋で防ぐというレゴだから許される解決も面白かった。

 強いて言うならスーパーマン含むジャスティスリーグいる設定ならアイツらも仕事しろよ笑

ピクセル

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WATCHA1.5点

Filmarks1.5点

 久しぶりに本当にひどいと思える映画だった。

 オタクをかなりスティグマ的に描いている癖に、オタク故の勝利のロジックでもねぇし、チーターは報いを受けることなく勝者の側に混ざってる。じゃあチートして謝れば世界を滅ぼしかけてもいいのかい?と。いくらリアリティラインが大統領が自由すぎ(身体的、警備的にも)な世界でもロンドンでの作戦で英国首相の協力得ている体なら、そっちにラインを合わせないと。ってことで侵略を開ける場所を告知までされてるのに市民を避難させない政府、現実化したゲームキャラが襲ってきて車で戦うってそれドライバーに指示出したほうがいいよね、っていうかどうチートのコマンド入力すんねん、という軽めのツッコミはもはや放っておきます。

 あと単純に侵略者側に最終決戦を受けるメリットが皆無。チートされて怒ってるんだから聞く耳持たないのが普通では。

 戦利品も1体目はガン無視されてるし、実際のアーケードでのゲーム訓練も全く実戦で生かされず特徴の座学で問題ない。

 EDの8bitあらすじや、テトリスでも攻撃されるあたりのアイデア自体は嫌いじゃないが、兎に角他が致命的。