抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

2022年10月に見るかもしれない映画たち

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 さて、10月に見たい映画はどんなものがあるでしょうか。11月のすずめの戸締り、ブラックパンサー2辺りまで大物が無い印象ではありますが、東京国際映画祭もありますのでね。そうそう、ニコケイのPIGもちゃんと公開されるので行きたいです。

新規劇場公開作品

優先度5

バッドガイズ(10/7公開)

 ドリームワークスが新しいシリーズを作りに来た感じがプンプンします。私、わかります。試写会をバラまいてる割にちっとも当たらなかったんですが、多分ズートピアみたいな世界でルパンみたいにやるんでしょう。人間がフツーにいる、という報告も見た気がしますが、見ていないふりをしましょう。

線は、僕を描く(10/21公開)

 10月の大本命。ちはやふるシリーズの小泉監督が、ちはやふるでも出てもらった清原果耶を迎え、横浜流星河合優実あたりの若手どんずばで水墨画をする映画。書道じゃないよ、水墨画だよ(1週間前の私に向けた文章)。國村隼ポジションに三浦友和を置いて、盤石っすねっていう。まあ面白いでしょう!

 原作がメフィスト賞だという情報をキャッチしました。うー!メフィストメフィスト!…メフィスト?え、青春系じゃないの、もしかして。

優先度4

僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ(10/7公開)

 珍妙な映画がやってきました。こっわ。2本の映画で相互補完しているうえで、どっちから見ても中身が変わるという試みらしく、どっちから見ても後悔があるらしい。2本も見なくてはならぬことを後悔させるな。宮沢氷魚×蒔田彩珠って、実写でやってもまだ大作だと弱そうというか、邦画好きにしか刺さらなさそうなのにアニメでやってリーチできるんか。

アフター・ヤン(10/21公開)

 アメリカの公開情報見ていたときからチェックしていた作品。カタカナになるまでヤンじゃなくてヤングだと思ってました。youngのスペルぐらい勉強しなおせ。アンドロイドが動かなくなって、思い出を振り返る系、となるといい加減あらすじだけしか知らないプラスティック・メモリーズは見ないとな。

劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ-冥き夕闇のスケルツォ-(10/22公開)

 SAO、なんとか1か月遅れで間に合わせてきました。なんとしてもすずめの後には出来ぬからよく頑張ったと褒めてあげたいです。まー期待値はそこそこで。

優先度3

裸のムラ(10/8公開)

 『はりぼて』でめくるめく謝罪おじさんドキュメンタリーを撮った五百旗頭監督の新作。何がビックリしたって、富山から石川に転勤?転職?してました。やっぱ居づらかったのかしら、と思いつつ、あんなの撮る人が気にしている訳が無いとも思う。あるいは、ドキュメンタリー映画撮るたびに県を移動しつづけるのかもしれない。栄冠ナインか。

もっと超越した所へ。(10/14公開)

 前田敦子×菊池風磨という大メジャーコンビをカップルに据えながらも、伊藤万理華趣里千葉雄大みたいないい役者を揃えてダメ男協奏曲を繰り広げる。監督は山岸聖太と書いてさんたと読みます。へー。

 完成披露試写で拝見しているんですが、超絶大好物です。めっちゃ面白かった。この時期にこれだけ面白いと、年間ベスト10入りは固いかもしれん。

ぼくらのよあけ(10/21公開)

 謎団地映画。脚本佐藤大、主演杉咲花とある程度ちゃんとしてそうなのに、9月上旬まで10月公開!以上の情報が手元になくてぜってえやべえ映画だと思っていたら、TOHOが試写会してるし、東京国際映画祭でも上映するし、なんかトンチキ映画じゃなさそうな雰囲気になってきた。雨を告げる漂流団地に続け、日本の団地文化。今んとこ2022年はフランスの団地が優勢だぞ。

警官の血(10/28公開)

 佐々木譲の小説が韓国で映画化。どっかの年のこのミスで1位だったので覚えていたタイトルなんだが、残念ながら読んでない。確か親子2代か3代にわたる北海道警の話だったと思うが、良く調べず記憶だけでこの文章を書いている。まあ、地名とか人名は全部韓国のローカライズされるし、気にせずでええやろ。

優先度2

私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ(10/14公開)

 わたてん。ゆーて上田麗奈鬼頭明里という主役級にラブライブ指出毬亜、デレマスの長江里加と、こう結構なきららっぽい作品だな、と思ったら全然きららじゃなかったぽい。動画工房なのに。っていうかコミック百合姫ってことは百合なの!?小学生で!?

 とまあ左様に見放題で予習もできなかったので、鑑賞しないかなぁ…

スペンサー ダイアナの決意(10/14公開)

 英国王室が揺れに揺れまくっている訳ですね。エリザベス女王の死去です。このタイミングでダイアナ王妃に関する映画が立て続けに日本公開されるというのも不思議な話。私はダイアナ妃の件はリアルタイムでは全く知らないのでそこまで興味は無いんですが、これ今更オスカー候補の枠なんですよね。主演女優賞まっしぐらと思われていたクリステン・スチュワートがどんどん候補から脱落していった作品。その作品力に不安が残りますが、しかし昨年のその枠は『パーフェクト・ケア』だった訳だし!

 既に試写で拝見しました。うーん思ったよりホラー!

耳をすませば(10/14公開)

 あのジブリの名作の10年後を実写化!何その目に見える地雷っぽい企画!良く通したな!作品選びに絶対の信頼を置ける男・松坂桃李のチョイスなら面白い…のか?ある程度以上面白くても、思い出補正込みのジブリ版『耳をすませば』を越えないとポジティブな評判にはならない撤退戦を強いられそう。

カメの甲羅はあばら骨(10/28公開)

 ヘンテコ生き物図鑑の映画も流行ってるんですか?ざんねんないきもの事典ってあっただろ、夏ぐらいに。なんかこう、動物の特徴を持っている擬人化っぽいやつで動物の特徴面白いね、な青春っぽいんだけど、アニメ枠っぽいんだよな…

アムステルダム(10/28公開)

 多分、映画好きの皆さんは必見扱いの作品。最近では珍しいぐらいにオールスターキャストが当たり前な印象のあるデヴィッド・O・ラッセル監督最新作。案の定、クリチャン・ベール、マーゴット・ロビー、アニャ・テイラー=ジョイ、もうなんでもこいの、これぞ!オールスター!みたいな映画ですよ。ええ。でも私は『アメリカン・ハッスル』も『世界にひとつのプレイブック』もそこまでだったし、映画館に無理にいかんでも…ぐらいの感じです。

ノベンバー(10/29公開)

 さっぱり未知の国の映画、エストニアの映画です。デジタル化の進んだバルト三国のひとつ、という以外にエストニアの情報も無ければ、出演者や監督の過去作の情報もないし、っていうか、なんでこの映画をFilmarksでチェックしているのか覚えていません。覚えていませんが、過去の私が見るんだ!と意気込んでいるのですから、候補であることは間違いありません。

名画座

新文芸坐

韓国映画特集≫三姉妹/オアシス(10/27・29)

 いつも聞いているTwitterスペースでの配信番組、めーぶれで三姉妹は大好評だったので、どっかで見たかったし、そこに合わせて未見のオアシスのリマスター版が映画館で見れるならアリよりのアリです。いつも書くだけのこのパートですが、これはかなり行く気があります。

東京国際映画祭

ガラ・セレクションで早く見るのは元来興味がない上で、今年はアニメも先行公開は無い、レトロスペクティブも幻魔大戦パト2は映画館で見ているので意欲分かん、ということで未知の映画に挑もうかしら、という心づもり。

アシュカル

 チュニジアの映画。工事現場で黒焦げ死体が見つかったので捜査するよ、っていう話に民主化運動がどうとかのメッセージが込められているっぽい。ジャスミン革命の話なのかしら。

第三次世界大戦

 イラン映画です。東京国際映画祭イラン映画ってなると、もう『ジャスト6.5 闘いの証』のことしか思い出せなくなるヘンテコな脳になっているので、期待しかありません。っていうか、第三次世界大戦なんてそんなスペクタクルをイランは撮れるんだ!?と思ったら、第二次世界大戦の映画を撮っていたらヒトラー役にエキストラの人が抜擢されてるという話らしい。『帰ってきたヒトラー』パターンの可能性もありそうな。

輝かしき灰

 ベトナム映画。ベトナムの3人の女性を描いた映画、ましてそれが東京国際に選ばれているっていうことなので、シスターフッド的な発想が仕込まれているはず。『ソン・ランの響き』は好きな映画だったので。

ザ・ビースト

 スペイン映画。見ているようで見ていない。スペインの田舎に移住してきたフラン人のお話なのだが、『ジュリアン』『悪なき殺人』のドゥニ・メノーシェなので多分大好き。っていうか、似た名前のイドリス・エルバのやつがもろにビースト=ライオンだったのは笑いました。

クロンダイク

 ウクライナ映画。無論、応援を含めて見たいな、の意味もありますが多分上映作の中で抜群に評価が高い印象。サンダンスとか取ってますし。

山女

 日本映画。割と手近で見れそうな他の作品と違って、こういう機会がないと見なそうなので。とはいえ適当に名前を挙げたわけではなく、山田杏奈主演で森山未來永瀬正敏という名優ポイントをガン積みしたうえで、『アイヌモシリ』の福永監督なので、こう田舎的な信仰の描写も信頼できそう。