抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

私的映画表彰式2021

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 映画の部門賞です。忙しいんで、手を抜いています。選定理由とかあんま書いてない!と思う!取り敢えずこのミス方式(また名を映画秘宝方式)で書いてる!

1.悪役賞

 ①サイコキラーを初演技で魅力十分に演じた②立ちはだかる闇の組織のボスとしてだけでなく、「マンダリン」って名乗ってたバカがいてな話を飲むたびにしてそうで実に悪い③タクシー運転してきた小物ね。施設での雑な暴れっぷりも好き。名前覚えてなくてごめんなさい④仕事には忠実に頑張るものの、これじゃあ上手くいかんって思ってる感じも良い⑤1人目のポップさ、そしてベイビーわるきゅーれに繋がるJK殺し屋コンビが素晴らしい

2.助演賞

  • 舘ひろし(柴咲博)(ヤクザと家族The Family)
  • ナディア・テレスツィエンキーヴィッツ(マリオン)(悪なき殺人)
  • 柄本時生(楢崎剛)(BLUE ブルー)
  • ナヴィッド・モハマドデザー(ナセル・ハクザド)(ジャスト6.5 闘いの証)
  • サマラ・ウィーヴィング(ガンズ・アキンボ)

 ①弱った舘ひろしは割と新鮮。去年の「初恋」に続いていいヤクザ。②悪なき殺人でお綺麗なのに狂気を感じるストーカーに。加害も被害も持ってる人でした③ボクシングバカしかいない映画で観客の目線を下げさせるナイスキャラクター④どっちが主演だったっけ、と思うほどの麻薬王。ポスターになってるのも彼だし。家族との面会のシーンは麻薬王に同情してしまうレベル⑤銃撃ゲームを最高にロックでパンクに生き抜く。実はいいやつ枠

3.ベスト子役賞

今年は好きな子役が山ほどいたので賞を新設しました。

  • フェデリコ・エラピ(ピノッキオ)(ほんとうのピノッキオ)
  • ヘレナ・ゼンゲル(ジョハンナ)(この茫漠たる荒野で)
  • COCO(ヒカリ)(哀愁しんでれら)
  • ルシアン・リバー・チャウハン(ジェイ・カーソン)(静かなる侵蝕)
  • セナン・ジェニングス(男の子)(ビバリウム

 ①今年のクソガキっぷりではミナリを抑えて世界No.1。何度言っても聞かないどころか、石を投げ返す丸太②トム・ハンクスの横にいたのに食われなかったように感じる好演③日本のクソガキ代表。彼女自身も純粋なのが良い。④この子に泣かされた。お父さんも彼を愛しているし、彼もお父さんを愛している。⑤キモい。イモージェン・プーツがどんどん育児トラウマになる怖さ。

4.主演男優賞

 ①小も大も漏らす驚愕のアル・カポネ。声も全然変えてしゃがれてて、これぞ俳優。②中身が女子高生の殺人鬼。女子高生がやってると思うと普通だが、ヴィンス・ヴォーンが演技プランを練っていると思うと可愛くて仕方がない③海外でも高評価。無表情っぽさが作品や監督の演出にマッチしていた。④これぞ濱口竜介を体現。これ以上ない大学教授。⑤オリジナルを超えた要素は彼の怒鳴りとこめかみ。思い込んだジェイクは怖い。

5.主演女優賞

 ①いてもいなくても画面を支配する圧倒的存在感。それが映画自体にも合っている完璧な符号。②カッコいい。ある意味で非常にアメリカンドリームを重視した目つきがたまらない。③エキセントリックですらある役を完璧にこなす。④原作でのイメージと全く異なるのに、完全に彼女の映画になっていた。コーヒーのところのアドリブも素晴らしい⑤コスプレ劇にならなかったのは、彼女の持てる力を出し尽くしたから。

6.ベスト国内アニメ賞

作品として、というよりアニメーションとして、とでも申しましょうか。いわゆる作品賞の部門別感とは違います。

 ①ストップモーションでこれだけのものを作り上げた監督に敬意②レーションのシーンだけで今年のアニメで最も美しかった③最初のテロだけでお見事④宇宙を題材にしたアニメでは今年1番。黒が映える映画館だからこそ。⑤一瞬で終わってしまう色んな妖怪紹介シークエンスがびっくりするほど良い。

7.ベスト海外アニメ賞

上に同じ。

  • カラミティ
  • ことりのロビン
  • ナタ転生
  • ミッチェル家とマシンの反乱
  • ラーヤと龍の王国

 ①唯一無二の色彩感覚②アードマンスタジオの短編。可愛い。みにくいアヒルの子の先を行く。③追光動画の極致。中国アニメここまでも。④キメが完璧、ソニーはもはや無視できないレベルを超えたアニメーションスタジオに。⑤相変わらず質のディズニー。カンフー系のアクションが素敵。