どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。
自粛期間は明けましたが、折角なのでこういう感じのシリーズまとめて記事にしちゃえ、は続けていこうと思います。という訳でみんな大好きランボーだ!あ、でも今回は最期の戦場までだぞ。Road to ラストブラッド!
ランボー
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
あまりに酷い警察や保安官の仕打ちにベトナム戦争がフラッシュバックしたランボーが暴れ回る!
コマンドーみたいに乱射してるイメージだったけどもっと暗くて重く、またテクニカルな戦闘もしてる。
ランボーの視点よりも追いかけ、そして狩られる体制側の視点が多い為、戦争の悲しみを背負った怪物と相対し、なんとか退散願うプロットはゴジラ(1954)を想起した。ランボーそんなに喋らないし。
ランボー/怒りの脱出
WATCHA3.5点
Filmarks3.4点
大体イメージしてたランボーのコマンドー感はここからなのね。火薬やら銃器やら弓矢!?え、弓矢の殺傷能力高くね!?
まさにHomeであるジャングルでのゲリラ戦なので戦闘では負ける気がしないのだが、ちょい暗い画面多めかな。
体勢から見捨てられて、歯車の一つとして扱われるベトナム戦争の悲哀をしっかり見せる算段までしてるのに、そんな風に戦場に囚われた男の解決策は戦場にしかない、というのは悲しい。また、そういうテーマを出したのに案内役のコーは用が済んだら消されて、作劇上の歯車扱いなのが…
ランボー/怒りのアフガン
WATCHA3.5点
Filmarks3.4点
ランボー3作目はアフガニスタンが舞台。これまでと違い、ベトナム戦争の英雄としてのランボーのゲリラ戦はそこまで生きないはずだが、相変わらず無双。
ただ、またも相手はソ連だし、新鮮味が失せてきているのも事実。これで戦場とはお別れだ系の終わり方をしているのにこの後2本映画あるのも分かってるからなぁ…
ランボー/最後の戦場
WATCHA4.0点
Filmarks3.9点
ベトナム戦争の悲しみを具現化した存在、ランボーがちょっとエンタメ化してきた戦場をもう一回「リアル」な戦場として見せつける。
2.3作目では戦争の部品として育ってしまったランボーと、そこに漬け込む大佐(友情で隠されてはいる)という体制的なパワーバランスから解放されて、戦場にいる自己として受け入れて戦う。
気軽にランボーをヒーローにしてしまう観客の代表がミャンマーに乗り込んでいった白人であり、戦闘中に目を背け、耳を塞ぐサラだ。だからこそ、まあこれでもかとゴア描写をするわけだ。
一方で、それ故に作り物感を感じちゃうというか。戦場のリアルさを提示する為に劇薬を使いすぎて麻痺している自分を感じるのだ。実際、グロは得意じゃないはずなのにこの映画のゴアは大丈夫だった。ハクソー・リッジとアポカリプトの方がしんどかった。うん、メル・ギブソンがエグいんだな。
あと、助けてもらったらお礼は言いましょうね。