どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
ネタが無い!!!今回はゴッドファーザー祭りと題してコッポラのゴッドファーザー三部作+今敏の東京ゴッドファーザーズを無理やり加える荒業に出ておりますが、ゴッドファーザー第1作は午前10時の映画祭で昨年見たものです。本日にも東京は緊急事態宣言の解除が予想されていますが、早く映画館のスクリーンで映画を見たいですね。
ゴッドファーザー
WATCHA4.5点
Filmarks4.3点
これだけはかつて見た感想をそのまま転載します。
午前10時の映画祭にて。傑作の評価も納得。前後半に分かれて録画してあるパート2も早く見たいが、3は録画がないから見るタイミングが難しい気がする。
閑話休題、マフィアのドン・コルレオーネの盛衰とその息子でマフィアと距離を取っていたマイケルが2代目になるまでの話。ドンを演じるマーロン・ブランドのすごさも語らずにはいられないが、やはり徐々に豹変していくアル・パチーノには驚嘆しかない。今月はアルパチーノ驚嘆月間なのか。ラストの殺戮はもうあっさりすぎて。人の死がいかに軽い世界に彼が立ち入ったのか、カルロが殴られまくっただけの中盤ぐらいのシーンと比較するとまるで違う。映画の前後半でどうでもいい命の重さの感じ方が観客とマイケルで同期しているのだ。
シチリアでの生活とかは徐々に人の死に抵抗がなくなったり、裏切りを覚える為に必要なのかなぁとは思うがあのあたりはソニーが殺されるまで正直話が停滞していたようにも感じた。あとやっぱ、それなりにマイケルが人間として一線を越える瞬間を見たかった。気付いたら割とスパッと時間飛んで完全に一線を超えてたもんで。
ゴッドファーザーPARTⅡ
WATCHA4.5点
Filmarks4.4点
続編なのに1同様に傑作かつ、ブリッジじゃなく話として面白い。素晴らしい。
これから栄華を極めていくヴィトーと落ちていくしか無いところで踏ん張っていくマイケルの親子がそれぞれに進んでいく。一見ただ2つの話を混ぜただけに見えるが、ラストで手に入れた男と失った男して交差し、1が更に色深くもなる。
強いて言えば、ロスとの勝敗はさっとつくので抗争的な面白さや裏切り者探しは中盤で終わってしまうことか。ただ、抜群に後半の公聴会を通してのマイケルの描き方が面白いので200分でもまだまだ短いのが欠点かもしれない。
ゴッドファーザーPARTⅢ
WATCHA4.0点
Filmarks4.1点
ファミリーの合法化を図るマイケル。そこからの対立にローマ教皇が絡んでいく。
中盤まであまりにもパーティが多すぎないか、とも思ったがそれはある種マイケルを象徴してるのかもしれない。偉大な父を追いかけ、自分の子どもたちにはある程度自由にやらせたのにかつての自分の被るビンセントが台頭。まるで1をまた見ているかのようで、マイケルの最期でマイケルとヴィトーの生涯はやはり決定的に異なっていたと感じさせる。
許しと老いの物語でもあるが、全体的に女性が許しを与えるばかりで甘えてるなーという気がする。
東京ゴッドファーザーズ
WATCHA4.0点
Filmarks4.1点
命あっての物種。命を大切にすることが1番大切よね。擬似家族及び本当の家族などの繋がりの大事さを痛感する一日の奇跡。テンポよく沢山のイベントが次から次に移っていく。
細かい背景美術などにも凝っているし、ラストのチェイスシーンは実にサスペンスフル。自転車をこぎ出すところなんかはとっても楽しかった。
あんまりにも全部上手くいきすぎ…?な気がするけど、それは神がくださった奇跡なんだろう。