どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
えー、久々の更新です。仕方ない、映画が無いんだ。この間に放映された我がブログのキラーコンテンツ、ブラックパンサーの感想でアクセス数が稼げました。ワカンダフォーエヴァー!(バではなくヴァで検索するとすぐひっかかるのです)
さて、その久しぶり今回はまとめ書きといいますか。本ブログは一応、映画館で見た新作映画は必ず感想記事を書くようにしているのですが、流石にこれでブログ書くのは難しいぞ…と思っていたやつをまとめてドーンと蔵出しです。同じテーマの作品で並べたりはありましたが、初めての試み。今後もこういうことがあるかもしれませぬ。
取り上げるのは、ACCAの劇場版、おかあさんといっしょ、ごんの3本です。
(以下ネタバレ有り)
ACCA13区監察課 regards
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
ACCA解体の激動の後を描くまさに後日談で、まさにファン用のOVAって感じ。
平穏なジーンとニーノ、五長官やモーヴ本部長見てると和む。特にアニメ本編では完全に影としての役割で自分の人生を犠牲にしていたニーノが自分の人生を生きているのはとても嬉しい。ニーノとジーンの学生時代の様子も出てくるし。
そして何よりもロッタだ。俺ガイルの小町級にこういう妹欲しい。彼女も自分の進路を考えつつも、自分の家を飛び出して宮殿にも遊びに行くようになっていて成長を感じる。
あ、声どっちも悠木碧だ…
映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
まさかの鑑賞。#アニなら でみんな見ているので、そこでも少し語っています。
実写とアニメが入れ替わり、歌にクイズにダンスにとめまぐるしくアトラクションがやってきて子どもを飽きさせない工夫に溢れている。ちなみに、私は間違え探し、全部わかりましたよ!!
その中にもリメンバーミー 的価値観を入れ込み、成長という要素を提示してくるのはお見事。単純に価値観提示としては、リメンバー・ミーよりは好きです。
ダンスでは、少ない時間で圧倒的技量を見せる横山だいすけさんに驚愕したり、体操のおねえさんのダンスだけ線の伸ばし方が違うな、この人だけダンスの源流が違うのだろうか、なんて考えたり。
とはいえ、やはり子ども用。そもそもストーリーが薄弱でアニメと実写の切り替えに必然性も無い。うたのおねえさんとたいそうのおにいさんがどっちもトリックスター的な言動するので、少しくどかった気がした。総合的には、昨年のすみっコぐらしには劣るか。まあ比べる土俵なのか分からないですが…。
唐突に出てきて1曲披露して消えていった豆のスーパー戦隊の皆様は一体何だったのだろうか…
劇場版 ごん GON,THE LITTLE FOX
WATCHA4.0点
Filmarks3.8点
「100日後に死ぬワニ」ならぬ、「30分後に死ぬごん」。誰もが知っている新見南吉の『ごんぎつね』を木彫りの人形のストップモーションアニメで表現。鑑賞時は知らなんだが、上映後に監督のトークショー付き。
記憶の中の原作と比較すると、ごんにもう少し幼稚性を付加し、擬人性を高めた印象。これは声の力か。また、もともとあったのか覚えていないが、ごんの母親との別れも効果的に。それによって迫り来る「ごん、おまえだったのか」の悲劇性も増す。
その一方で、ごんを撃つ兵十の方もしっかりと描写したりすることで、兵十にとっても悲劇な様子が深まるというか、ボタンの掛け違えで最後まで行ってしまった無情観がまたも良い。この無情観も表情が動かない人形だからこそ際立つ。
魚、鰻、蜻蛉、コオロギなどをごんの心内表現として付加し、その表現がまた素直に凄い。特に水はパペットのストップモーションでは大変な表現だろう。
とはいえこれは30分間。これを長編でやるライカってマジですげえな。