抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

W杯反省会vol.2(グループE〜H)

 予約投稿するのを忘れてたから1日空いちゃった!すいません。

 グループA~Dはコチラ! 

tea-rwb.hatenablog.com  サッカーが面白かったみんな!今日からJ1だよ!ぜひ見てごらん!!

グループE

ブラジル

 今度こそ優勝するぞと意気込んでいたのに、ベルギーの奇策にやられたカナリア軍団ネイマールはプレーでなくそのぶっ飛び具合で世界中にネイマールチャレンジなる流行をもたらしたのが最大の貢献に。まあコスタリカ戦とかも見てて明らかにギリギリな感じでエンジンがかかり切らないまま終わった感じでしょうか。アウヴェスが怪我で登録できず、ダニーロも沈没した右SBが3番手のファグネルを使わなきゃならなかったのも不運でした。

スイス

 何となく勝ち進み、何となくスウェーデンに決勝トーナメントでやられたスイス。事前に宣言していた通り、セフェロヴィッチとかエンボロとかのCFでW杯に挑んでいるのがやはり無謀で、シャキリがサイドで頑張るだけになってた。あ、シャキリさんようこそリヴァプールへ!

コスタリカ

 前回大躍進のコスタリカは前回大会と比べると組織的な守備に綻びが見られてケイラー・ナバスが必死に止めまくる構図になった。いくらナバスでもあっこまで撃たれたら厳しいもので耐えに耐えたブラジル戦で最後に決壊して2失点したあたりは無情感すら感じさせた。

 ここまで凄いGKがいるのにアリソンかクルトワを狙うらしいレアルさん、アリソンを譲るか、代わりにナバスをウチにくれませんかね、カリウスのままなんですよ。

セルビア

 コラロフのFKに思わず声を出したコスタリカ戦は辛勝したものの、その後は振るわず敗退。悪いチームではなかったのだが。ただとにかく実況解説がミリンコヴィッチ=サヴィッチを連呼してたのか、twitterで連呼されてたのか混乱するぐらいミリンコヴィッチ=サヴィッチの語呂がよかった。彼のプレーも悪くなったが、周りが付いてきてない感じだった。

グループF

ドイツ

 いやーやってしまった。2連覇待ったなしの優勝候補王道がグループリーグ最下位で敗退。初戦はメキシコに嵌められ完敗。スウェーデンにはクロースのFKで強引に勝利することが出来たもののみんなが楽観視していた韓国に大苦戦。元FC東京キム・ヨングォンに先制を許せば最後は上がってたノイアーがボールを奪われてカウンターでご臨終。まさかの敗退となった。レーヴは留任するのでEUROでも変わらず優勝候補だとは思うがクローゼの穴が埋まらないのが意外と大きいのかもしれない。

メキシコ

 世界中の予想通りまたベスト16で力尽きた。メキシコのオカリンも世界線移動してはまた失敗したとメンタルを虐めているのだろうか。

 初戦のドイツ戦は完璧に嵌め殺して新星ロサーノのゴールで勝利で右肩上がりの要素しかなかったはずなのに失速した感じ。ブラジル戦はわりと機能してたマルケス御大をHTで変えて逆になんか上手くいかなくなるなど、策士策に溺れる感もあった。返す返すメキシコに無理なのに日本にベスト8は無理だろ、と思ってしまうのである。

スウェーデン

 ドイツがびっくりこけてる間にまさかの首位通過したIKEAことスウェーデン。超オーソドックスな4-4-2ながらしっかり整備されていて韓国とメキシコを粉砕していた。ベスト8まで駒を進めたものの、イングランドとの準々決勝は退屈極まりないまま終わった記憶しかない。

韓国

 イラン・サウジ・オーストラリアで勝ち点8稼いでいたのに韓国も3をドイツから分捕った。ドイツでヒュンダイ不買とか起きないのか戦々恐々だが、GKチョ・ヒョヌが若手なのに良くやっていた。アイツもJリーグに来ればいいのに。

 途中まではチャン・ヒョンスが戦犯のように扱われてたのが気が気でなかったが、なんとかドイツに勝って救われたと思ったら去就不透明とか言い出してるし、丸山はいなくなったしFC東京ファンの心はズタボロよ!

 イ・スンウに経験積ませることにも成功したので日本よりも未来を感じるのが羨ましい。

グループG

ベルギー

 世界3位で迎えたW杯は3位で終わった。アザールやデ・ブライネが規格外な上にルカクがデカイし、準決勝に出れなかったことでムニエがめちゃくちゃ効いてたことに気付かされた。それにしてもイングランドとの3位決定戦はトッテナム感が強すぎた。それもそのはずグループGはトッテナム感強すぎだと主張していたら再戦したんだからそうだよな。

 なんか、テレビ無料らしいからめっちゃ羨ましい。

パナマ

 イングランド戦しか見てないけど、まあ世界との差は如何ともしたかった。ただ、W杯初出場で初めてゴールを決めたわけで歴史は確実に刻んでいた。6-0からでも1点取ってみんなが喜ぶ瞬間はとても穏やかな気持ちになるものであった。

チュニジア

 ごめん!これも見てない!

イングランド

 良い意味でまさかの4位。コロンビアさえ勝てれば、という山に進んだのが大きかったけど、この前のEUROにおけるポルトガル的塩試合メーカーに。ストーンズマグワイアがFKを合わせ、CKのこぼれ球をケインが詰め、トリッピアーが直接沈めるセットプレーばかりでそれ以外はスターリングが前線ですっ転んでるだけだった。なんじゃそりゃ。

 あとGKのピックフォードは良かった。ハートとかなんかより安定してる。サウスゲイトのままで行くのか知らんが辞めた方がいい気もするし、もっと酷いの(例えばアラダイスとか!)を選んじゃうのがFAなので難しいところ。

グループH

ポーランド

 やってしまったその2。あっさり連敗して終戦。日本戦こそ勝ってお茶を濁したが世界に輝くレヴァンドフスキは鈍い光を放っただけだった。ドイツとポーランドが敗れ、イタリアは出てすらいないって、なんかW.W.Ⅱ感ありますね。

セネガル

 予想通りめちゃくちゃ組織的にポーランドを殲滅。日本とは打ち合ってドロー。コロンビア戦に命運を託したがまさかの負けてる日本の談合でカードの枚数差で敗退する初の事態に。アフリカ勢はグループリーグで全滅したのが色々言われてたが、まあ割と惜しかったチームも多かったのです。

コロンビア 

 出会って3秒で退場&PKという日本戦こそ落としたものの、その後は地力を発揮して突破。イングランドにPKで敗れた。やっぱクアドラードは速いし、キンテーロやカルロス・サンチェスも良かったし、なにより3点もセットプレーから沈めたミナは脅威だった。イングランドにPKで勝ってれば、クロアチアの代わりに決勝に行っててもおかしくはなかっただろう。

日本

 神風が吹いたベスト16進出。こんなにうまくいくなんて聞いてない。

 結局11人の相手には勝ってないわけだが、セネガル戦は大会屈指の好勝負だったし、ポーランド戦での西野さんのサッカー人生を賭けたギャンブルには痺れた。あっこであの大博打打てるのは凄い。人生半分捨ててる。

 結局アジアで5とかいってたのに日本も4稼いで総計15に。アジアは今回頑張った!

 ただ日本としては、中島も久保裕也も連れてってないし、大島や植田、中村航輔も出場0分でリオ世代が全く経験値を得られなかったので未来が少し暗いかもしれない。それに輪をかけて暗いのが総括もしていないうちから森保JAPANがほぼ決まっていることだが。別に悪いとは言わないが、総括して世界のサッカーの潮流がこうだから対抗するためにこの人です、とか理由付けしてほしい。日本人らしいサッカーとかいらないから。