抹茶飲んでからマラカス鳴らす

FC東京サポで鷹党のどうでしょう藩士による映画・アニメを中心とした感想ブログ

つまみ食いしたい人の為のW杯紹介(グループA.B)

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 今迄ちっとも書いてなかったサッカーの記事が思いの他読まれたということで、イングランド・プレミアリーグのLiverpoolFCとイタリア・セリエAのNapoliのファンである私の視点からW杯を紹介してみたいと思います。日本代表に毛ほどの興味を失っても、腐ってもW杯。楽しむ気は満々です。えー、紹介の信用度としては、天才バカボンの西から登ったお日様が東に沈む、程度だと思っていただいて結構です。

 まずはグループAとBを行ってみよう!

1.はじめに

 世界中から32チームが出場するのがW杯です。これらを4チームずつA~Hの8つのグループに分けて総当たり戦を行いそれぞれのグループの上位2つがグループリーグ突破。決勝トーナメント進出になります。ここでベスト16が出揃い、あとは1試合勝負のトーナメントが続くわけです。以上、説明終わり!

2.グループA

①ロシア

 開催国ロシアは代表メンバー23人のうち2人しか国外に出ていないのでさっぱりわからない。アルシャビンとかデニソフとかパヴリュチェンコとかは、いつの間に代表外れたの?国外でプレーしている1人は良く知らないキーパーでもう一人はレアルマドリードにいた気はするけど他の印象が全くないチェリシェフ。ということで、本当にブラックボックスの中という意味ではダークホース。ロシアの寒さに慣れているというナポレオン戦争以来の地の利を生かして頑張ってほしいと思います。

 個人的には、いつの間にかロシアに戻っていたジルコフ本田圭佑が在籍していたCSKAモスクワのお馴染みのメンツ、何故か移籍しないキーパー・アキンフェフ、ベレヅスキ兄弟とDFラインを固めていたイグナシェヴィッチ、ロシアの天才・ジャゴエフあたりがどう頑張るのか、楽しみです。

 こんな感じで行きますよ?

サウジアラビア

 今回予選で日本と対戦したいただけでなく、W杯直前に監督を解任したということもあってシンパシーが凄い中東の雄。個人的には、日韓W杯でドイツにボッコボコにされていたのが思い出深いです。

 正直日本戦も1勝1敗ですけど、そこまで強くなかったし、サウジ相手の得失点差が勝負を分ける気がします。

③エジプト

 何といっても我らがハメド・サラー様のおわすエジプト代表。政権の横暴で立候補者が次々と謎の辞退や逮捕が続く大統領選では立候補していないのに大量に得票したサラー。思い出すだけでラモスをピーしてやりたくなります。

 ほかにもアーセナルエルネニーとか、ACLで結構怖かった気がするモフセンとかいるので攻めるのはなんとかなりそう。グループリーグ突破に向けては、間違いないくロシアとの勝負になるのでKGBによる審判の買収・暗殺・脅迫、スポーツ庁ぐるみのドーピングが最大の敵かもしれませんね。

ウルグアイ

 ポッド1が開催国ロシアってこともあり、ただでさえ地味なA組の首位突破が固いのがウルグアイ。サッカー好きじゃない人にはこれまた地味に感じるかもしれない。

 だがよく見ればゴールキーパーにはムスレラ。CBをゴディンヒメネスアトレティココンビが纏める守備はある程度の安定感もあるし、結局何しにリヴァプールに来たのかよくわからなかったコアテスだっている。中盤もベシーノやら、クリティアン・ロドリゲスやらラクサールやらベンタンクールやらベテランから若手までかっぱ寿司よりも品ぞろえは良さそう。

 そして何よりFWが強烈。パレルモからやって来てナポリで私を夢中にしたカバーニリヴァプールでの記憶がいまだに恋しいルイス・スアレスの2トップは世界中見てもかなり凄い。グループAでは、この2人をぜひ覚えておくべきだ。ルイス・スアレスに関しては前回のW杯で人を噛む悪癖が出るなど、メンタル面の問題が凄いので彼がロシアの寒さに耐えきれずに、相手の首筋をがぶりといくかどうかも要注目だ。っていうか、極寒のロシアをネタにしているけど大会中は温度どれくらいなんだ。それすら調べてないでネタにしてます、あしからず。

3.グループB

ポルトガル

 直前の欧州選手権覇者はやっぱり今回も引き分けて延長を戦いそうな気配がするのは固定観念なのだろうか。前回はジダン並みの頭突きをドイツのトマス・ミュラーにかましたルイス・スアレス並の狂犬ペペがいる守備陣はカードコントロールこそ不安だが、十分戦えるし、カルバーリョやEUROのニュースター、ジョアン・マリオが大黒柱クリスティアーノ・ロナウドに絡む攻撃は迫力・創造性ともに十分。ポスティガとかウーゴ・アルメイダとかエデルとか使ってたCFが不安だったのに気づけばシティとミランのシルバが生えてきたのでその辺の不安も大丈夫そう。まあグループリーグ突破は間違いないでしょう。

②スペイン

 前回陥落した無敵艦隊も世代交代を進めながら、やっぱり優勝候補に仕上げてきた。正直今でも監督のロペテギって誰?感は否めないが。

 最後尾に控えるのは天下のデ・ヘア。控えにはリヴァプールナポリ両方に在籍経験を持つという私のヒーロー足りうるペペ・レイナが健在。早くサカつくのレイナを覚醒させてあげないと。

 CL決勝で相まみえたカルバハルラモスナチョといった面々の構える守備陣も大きな破綻はなさそうだし、ピケの口とラモスの手癖が悪いことがマイナスだけどまあ心配ないだろう。許しはしないが。

 中盤はYouはどうして日本に?イニエスタキャプテンが〆て、シルバブスケッツイスコがいて、コケサウールチアゴ・アルカンタラまでいる。サブでやってもグループAなら通過できそうな豪華さだ。ビトロとか選ばれてすらいねぇ。

 最前線はすぐにスペインに帰っちゃったのに意外と活躍してて逃した魚は大きかった気がしないでもないアスパスロドリゴ、そしてなによりこちらも素行の悪い点取り屋ジエゴ・コスタが控えるので問題ない。素行の悪さと得点力の相関は誰かが勝手に調べてください。

 まあそういうわけで間違いなく優勝候補だと思うし、彼らもグループリーグ突破は間違いないだろうと。 

 そういえばシティに移籍してたノリートって何してるの?

③モロッコ

 往々にしてアフリカ勢に関してはコメントすることが少ないのだが、モロッコは中でも全く知らないと言っていい。地理的な近さもあるのか意外とスペインでプレーしている選手が多いのだが、ユベントスベナティアガラタサライルアンダしか知らない。ベルアンダモンペリエからロシアリーグに行ったやつと同一人物であれば、だが。調べたら違った、ロシアリーグじゃなくてディナモ・キエフ行ってた、なんでウクライナ行ったんだ。多分ミランとかにいたターラブトがモロッコ国籍だった気がしないでもないのだが、今日だけで何人目かの素行の悪い天才肌なのでキャラ的にもう十分と判断したのか今回は選外。

 いずれにしても抽選が悪く奇跡を信じるしかないだろう。

④イラン

 多分アジア最強だろうイランも組み分けの時点で絶望したに違いない。それとも日本みたいに謎にポジティブなのだろうか、「このグループ勝ち抜けたら逆に世界一があると思いますねぇ」とか、イランのケイスケ・ホンダまたはじゅんいちダビッドソンが言ってたりするんだろうか。

 イランの強みは何といっても攻撃陣でアズムングーチャンネチャドはアジアでも数少ない世界に通用しうるFWだと思う。彼らを中心に死ぬ気で守って、そいつらになんとか…ダメだ、その攻撃陣を迎え撃つのがペペにラモスだ、関節技を掛けられて世界柔道連盟があれは反則ですと声明を出すことすらなく抹殺されてしまいそうだ。

 監督もポルトガル代表を率いたことのあるカルロス・ケイロスだし、アジアのどの国よりも期待はできるチームだと思うのでアジアで勝ち点5ぐらいを目標とするにあたっては、イランに3を稼いでほしい。

 こんな感じで嫌って言っても、メンバー見ながら思ったことと予想をグループHまでしていきます。