どうも抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
旧作ですが、U-NEXTの何度目かの無料体験にNetflixの無料体験もあるので本数多め。これだけ本数が多いと読むのがめんどくさくなりそうなので次回からは1ヶ月ごとにまとめようと思います。ちなみにこれが100本目の記事。毎日あげてれば3ヶ月ですが、15ヶ月で到達。遅いのが早いのか知りませんが、暇なら雑談系やスポーツ系も書くかもしれません。まあ基本備忘録代わりのブログだと思ってるので、読まれてる方は期待せずにいてください。
LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門
WATCHA3.5点
Filmarks3.3点
ハードボイルド路線のルパン。ただ次元大介の墓標に比べると、敵のホークが描ききれずよく分からん人外扱い。っていうかC.W.ニコル。本物なのか、あるいはどうやってバミューダから生き返ったのかまでを描写するのがルパンシリーズだったと思うのだが。
探偵ミタライの事件簿 星籠の海
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
犯罪捜査で素手で触る御手洗、忽那の古文書は素手で触る学者、襲われて未遂に終わったのに学者に警備をつけない警察、やっすい水竜のCG。イラっとする点がここまでも。中でも特段が助手役の編集と学者の棒読み。中盤を引っ張る学者の棒読みは本当にしんどかった。
ミステリとしては、見せ方が杜撰なので星籠の正体が分かった時点で水竜だと分かるし、事件の方の謎もわりと簡単。星籠の方は、そもそも村上水軍や信長の鉄甲船絡みの史料として発掘されてない方が疑問。
雲のむこう、約束の場所
WATCHA3.5点
Filmarks3.7点
設定を詰め込んだ割に、モノローグや内面描写が多くて此方を置いていきがち。突っ込まれるところに対しての補足なのだろうが、その補足を補足しないと理解が追いつかない。
蝦夷への密入国からの銃撃とか必要だったのだろうか。
パディントン
WATCHA3.0点
Filmarks3.2点
絶望的に合わなかった。これが本場のブリティッシュジョークならイギリス住めないわ。
喋るクマの特異性一つとってもリアリティラインが曖昧すぎて整合性が皆無。パディントンが人間の使うもの(ex:風呂、歯ブラシなど)を使えないのは分かるが、電話は取りに行く、剥製という言葉を知っている、など、その後の展開のためにそうなってる気がするところに?マークが。
剥製にこだわる館長も謎。自然史博物館館長まで努力したなら喋るクマは生きたまま展示したほうが学術的価値が高いし、研究会にも復讐できるだろ。あとこの館長は鳩に襲われた瞬間の芝居の雑さでカタルシスが一気にゼロになった。
パディントンを移民に見立てて社会問題を風刺するのと、帝国主義・進化論的価値観を悪玉にしたのは素敵だが、それならラストでアジア人を特筆するような歌を持ち出す意図も分からないし、ペルーは最後まで暗黒の国扱いだったし。
2を見るために見たけど、2を見るのをやめます。
超高速!参勤交代
WATCHA4.0点
Filmarks3.9点
よく練られてて、基本的には面白かった。
ただ、いくら大風で市中が引きこもってるとはいえあの大立ち回りを江戸でして何とかなると思ってる老中は馬鹿。
あと子役が現代語だったり、斬った刀に血が全くつかなかったり、ただの遊女があれだけ走れるのが少し気になったり。良かったからこそ、細部で引っかかるのが勿体なかった。
どう見てもワイヤーだったり、やっすいアクションはこの映画の場合は味だと思って気にならなかった。
アヒルと鴨のコインロッカー
WATCHA3.5点
Filmarks3.5点
原作を読んだのが遙か昔だったので、裏口や本の話は忘れてたがメインの叙述トリックは覚えてた。本ではすっかり騙されたが、映像だと瑛太も気にしてるように感じ、椎名の想像はモノクロ、実際はカラーで分けていたし、結構分かり易かった印象。やっぱ叙述の映像化は難しい。
あとこれも映像で思ったが、琴美がかなり感情的に動いていて違和感が。家に脅迫電話きたら証拠になるんだからもう警察呼ぶタイミングだよね。
ただ、やっぱりこういうテイストの濱田岳は凄い。
複製された男
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
昨年評価を爆上げしたヴィルヌーヴ。
しかしこの映画は極めて難解。カオスは未解読の秩序らしいので読めない此方が悪いのだが。
同一人物がそっくりな2人を演じていて、外国の俳優さんの識別が苦手な私はもうパニック!どっちの話が進んでるのか混乱しまくり。そして蜘蛛。色んな解説読んだけど、わからねぇって。説明してほしいことを余白として残してるが、さすがにそれが広すぎて手に余る感じ。
ミッション:インポッシブル
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
とにかくトムクルーズがカッコイイ。
サスペンス的な要素である裏切り者の正体は正直かなりわかりやすい。直接死を確認したのは1人だけだし、合流のタイミングがあからさますぎる。
ツッコミどころが多く、特にCIA本部潜入シーンはかなりご都合的に映るが、この映画はそういうことではなくトムクルーズをいかにカッコよく見せるか、ということに誘ってるのであるから問題ない。
M:I‐2
WATCHA3.5点
Filmarks3.6点
悪くはないけどって感じ。
良くも悪くもジョンウー感が出てるというか。
折角イーサンの潜入方法が過去のパターンからバレてるという展開だったのにそこを乗り越えるのが巧みなアクションだけってのはもったいない。ショーンの手のひらの上で踊ってただけだけど、踊り方が凄かったから助かりましたってのはいかがなものか。
M:I:3
WATCHA3.5点
Filmarks3.3点
ベルリンバチカン上海と世界を飛び回るのは楽しいが、全体的に雑。
ラビットフッド入手は丸々カットだが、CIA潜入より大変とか言ってたのに、10分程で成功してしまうってのは、少し雑だし頭の中の爆弾の回路をを電気で焼き切ってから蘇生させるというのはいくらMIシリーズとはいえ強引では。
裏切っていたマスグレイブの正義を打ち破る明確な正義は登場せず、どちらの正義が正しいかではなく、どちらがトムクルーズだったかだけで片付いてるのも不満。
ディヴィアンの誘拐シーンも取引相手も殲滅するとか言ってたのに車爆破したら叶わないし、実際取引相手の話はカケラも出てこなかった。
マギー・Qは綺麗だったが、彼女の負傷もイーサンが輝くためでしかなく、これのどこがチーム戦を意識したのか問い詰めたくなる。ただのイーサンのお膳立てしかしてない。
そして何よりスパイなら本名で活動するな!!バカでもこうなることは予想できるだろ!
ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル
WATCHA3.5点
Filmarks3.6点
どんどん新興都市を舞台に移していくイーサン。圧巻のアクションと楽しさは満点。
だがしかし。
突っ込んだら負けなガジェットを多く使うシリーズとはいえ、風船は流石に風まかせすぎるだろ…
ヘンドリクスの演説もIMFの資料なのに英語通訳が入ってる。それは彼らには必要ないだろ…
ロシアの核発射チェックが杜撰すぎない?声だけの確認だし、プーチンが発射権限あるはずだからそこまでチェックしなきゃ。ってかそもそもコードをクレムリン爆破直後に変更しなさいよ。なぜそれをせずイーサン追うのに忙しいわけ?なんの情報もなしにドバイにインドについてこれるのは謎だし。
そして核ミサイルに対して迎撃も警報も出ないアメリカの平和さ。このレベルの迎撃システムに守られてる日本は安全ですね(死んだ目)
ブルジュ・ハリファはあれだけ警備が厳重なのにサーバー室の窓ガラス割れても警報もない。
と言った具合にボロが凄い。折角カッコ良くても、敵がバカだからなんとかなってるように見えてしまう。
さよならドビュッシー
WATCHA2.0点
Filmarks2.0点
橋本愛が可愛く無ければ見てられなかった。
脚本・演出がまるでダメ。というか本当にこのミスとった原作なのだろうか。
医師の最初の上からの説明で見る気を無くすし、声が橋本愛に戻ったらこのトリックは成功しない。骨格は変えられないと言及されるのに声が変わっていいんですか?
ミステリーの筈なのに、ミステリーの醍醐味と言える解決のカタルシスもなく、のだめをやろうとしてるかのような意味をなさない冗長な演奏も多くもっと短く出来たはず。映像にするならもう少し文章で表現されたものを噛み砕かないと。文字とはメディアが違うことを監督さんは学ぶべき。それをすることは改変とは呼ばないはずです。
ファーゴ
WATCHA3.5点
Filmarks3.7点
為す術なく転落していく系のクライムコメディ。
署長の夫ノームのゆるキャラっぷりに癒されるが、そもそも署長のマージが妊婦の必要は感じなかった。というか、署長であり妊婦があそこまで1人で捜査するもんかね?日本の警察ものだとバディが基本だからその辺が気になってしまった。あと義父が受け渡しに行く時、運転してなかったような。運転手はどうした?
第9地区
WATCHA4.0点
Filmarks4.2点
移民・難民あるいは部落、あるいは科学、あるいは人間を描いた排除の物語。エイリアンが何のメタファーに感じるかは時代や個人に依存するだろう。
昆虫にかなり近いエイリアンの描写に思いっきり吹き飛ぶ人体という点で見る人を選ぶと思うが、見るべき作品と言える。
エイリアンのクリストファー・ジョンソン親子だけが本作の癒し。
気になるのは、フンディスワが機密暴露で裁判待ちという文言。当然原告はMNUだと考えられるが、MNUが強大な力を保持し続けているならこの番組のようなものは誰が何の為に作ってるのだろうか。ヴィカスの変化の原因までカメラが抑えているのでMNU的には嘘ついたのがバレるから止めるはずだが。
結論とは人類は社会派SFをヴィルヌーヴとブロンカンプに任せよう。
Mr.ホームズ 最後の事件
WATCHA3.0点
Filmarks3.0点
認知症と戦いながら、最後の事件を思い出す、という話なのでミステリの持つカタルシスは無い。思い出すきっかけも、電気が走る!という感じではないので頑張れば思い出せるのでは?感が否めない。
日本パートも必要性を特に感じないし、盛り上がりが無いけど別に変なところも無いという無味無臭な映画。
ホームズに夢みるのはお爺ちゃんじゃなくて、バリツを駆使して戦える男という面があるので、設定との相性が悪かった。ただまあこの辺はホームズの出てくる書籍読んですっきりした。
草原の実験
WATCHA4.0点
Filmarks4.0点
台詞を排除しても観れる推進力となったエレーナ・アンの美しさ、そして音楽の詩的な調べ。抒情詩を読んでいるかのような気分にさせられる。
中盤の大雨の中でのシーンと邦題から、放射線や地下核実験が暗い影を落とし、その中での人間模様。
とにかくただただ美しい。
セブン
WATCHA4.5点
Filmarks4.4点
渋いモーガン・フリーマンと熱いブラッド・ピットのコンビ感が最高の本作。
死体があと2つで嫉妬と憤怒が残ってるのでオチは想像できたが、分かっていても胸糞悪い。まさにイヤミス。
正直途中まで奥さん疑っててすいませんでした。だって最後にブラピに引き金引かせる為の妊娠話とはいえ不自然なんだもん…
文句があるとすれば、殺された人に大罪を贖わせてたのにラスト2人は殺した人の方にその罪がある。結果として殺され損(という言い方がどうかとは思うが)になってるのは少し整合性が。
サイボーグ009vsデビルマン
WATCHA4.0点
Filmarks4.2点
最近の009の映画が酷すぎで点数が跳ね上がってるかもしれない。神山健治にはこの監督の爪を煎じて飲ませてやりたい。
デビルマンをそこまでよく知らないのでアモンとは?とかなったがまあそれは009側も同じこと。
007の変身茶目っ気に006の火吹きモグラ、008の水中と彼らの魅力をしっかり描き、004の女性ネタまでしっかりと入っている。
何よりデビルマンと009の共通する人間の姿をしなくても人間である、というテーゼが非常に上手く描かれている。
敵の博士が説明台詞すぎることや、王道展開ゆえに少し先が分かりやすいのは仕方ないか。DEVILMAN crybabyが大変楽しみになった。
トリック劇場版ラストステージ
WATCH3.5点
Filmarks3.5点
上田の本に村上ショージにダチョウ倶楽部、SPECネタも含めて小ネタ祭りで大いに笑える。明らかに作り物の蛇や酷すぎるCGなんかはむしろ持ち味だから気にならない。一方で、怖いことや危険な事実を喋って説明しすぎでは。キャラがしっかりしてるがゆえに、ストーリー自体はそこまでしっかりしてないのも問題ないが、これまでのTRICKと比べると少し小粒な謎だし、犯人も殺されるのが誰かもすぐわかる。堤幸彦さんの良いところも悪いところも全部出ている映画かな、という気がします。
リトルウィッチアカデミア(アニメミライ版)
WATCH4.0点
Filmarks4.2点
アニメ版で2クールかけて描写した部分をギュッと詰め込んだアニメミライ版。あまりにも詰め込んでるのでアッコの成長が見られない部分もあるが、各キャラの特徴やLWAの基本精神が詰まっていて面白い。何より素晴らしい作画。
映画 聲の形
WATCH4.5点
Filmarks4.3点
上映している映画館を見つけたので、今回見た過去作では唯一劇場で見ました。
障がいを抱えるもの、その周囲の物語だけど、手を差し伸べるもの、冷笑するもの、善意100で傷つけて行くもの。色んな人間をしっかりと描写していて胸に残る。
植野がヘイトを集めるキャラかもしれないが、彼女は西宮を障がいを抱えるものとして、というよりも同級生の女子として扱った結果の言動が多くあり、実は1番障がいと向き合っていたとも言えるのでは。あと西宮家と石田家のお母さんも素晴らしかった。
ただし、小学校の担任。オメーだけは許さねぇぞ。
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
WATCHA3.5点
Filmarks3.7点
新規お断りなアニメの正統続編。春アニメのシュタゲゼロのために見ましたよ。まあ元から見たかったアニメ作品ではあったので。
前半の酔った助手の可愛さにやられそうになるが、最終的な決着のつけ方も納得。
ただし、鈴羽周りが気になる。オカリンを助けに来る理由がよくわからないし、そもそもR世界線にオカリンが消えたシュタインズゲート 世界線の鈴羽なのだからオカリンの存在自体を知らないのでは…?