抹茶飲んでからマラカス鳴らす

見た映画、読んだ本、見たアニメ。そんな話を中心に。。。

2019年5月に見た過去作の記録

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 5月に鑑賞した旧作の感想になります。GWで10連休!のような映画を見るボーナスステージまであったのに15本鑑賞。名画座ブーストを2回使っているので実質11本です。関連作的な感じだったり、続きがあるのに見てなかったヤツみたりした感じですね。まあこそこそ別企画用の映画は見てるのですが。

 

寝ても覚めても

寝ても覚めても

WATCHA4.0点

Filmarks4.0点

 令和の映画初日3本勝負の早稲田松竹1本目。1本目はユーフォでした。ちなみにピカデリーから早稲田松竹までは歩きました。距離感がわかる人にはわかる話。夏は止めようと思います。

 サイコパスな東出くんと普通の東出くんとの間でゆらゆらゆらゆら。恋愛は惚れた方が負けとはかぐや様は告られたいのアバンだが、びっくりする方ばかりに進んでいく恋愛模様は時間経過を経てもなお変わらない人間の本質を窺わせる。正直途中から早く東出くん同士が出会って殺し合いを始めろ!!なんて囃し立てたくなってた笑

 サイコパス東出くん登場時の不穏すぎる音楽が最高。

 同時上映だった「きみの鳥はうたえる」、そして最近見た「愛はなんだ」、他にも「勝手にふるえてろ」「パンとバスと二度目のハツコイ」。20代も後半だろうにダメダメな恋愛してる邦画にハズレがないのでは…?

きみの鳥はうたえる

きみの鳥はうたえる

WATCHA4.0点

Filmarks4.2点

 令和の映画初日3本勝負ラストの早稲田松竹2本目。

 不思議な空気感で進んでいく人間関係と恋愛。不器用でダメな貧困層(本作はライトな貧困程度だが)の織りなす世界は「そこのみにて光輝く」っぽさを感じさせる。と思ったら、原作者が同じ方なのか。

 とにかくメインの役者3人の演技が素晴らしい。ダメなやつ感が完璧に出ている。そのおかげで不思議な空気感で推進軸の無い話なのに惹きつけられる。石橋静河さんは初めて見たが正直惚れかけた。なんだろう、この魅力は。すごく惹かれる。

めまい

めまい (字幕版)

WATCHA4.0点

Filmarks3.9点

 高所恐怖症になった元刑事が取り憑かれた友人の妻を尾行していくと…な話。

 高所恐怖症とは言ったものの、事実上PTSDに近い主人公、そして取り憑かれたというよりは解離性人格障害、ようは二重人格の精神障害的なものを扱ったものかなー、と途中までは思ってました。

 が、そこはヒッチコック。ちゃんと裏を明かしてくれた上で、後半はその仕掛けに囚われず続ける男女のどうしようもなさを描くという2段構え。ただ、100分超えたあたりからは少し惰性かなー、と。気付いた瞬間で終わるのがスマートだった気も。

キング・コング(2005)

キング・コング (吹替版)

WATCHA3.5点

Filmarks3.6点

 基本プロットはキングコングをしっかり抑えながらも、いちいち長くて濃い。出来るようになった技術を全投入して見せびらかしたい感じがする。

 その甲斐あって、コング自体は素晴らしいが雑なとこは雑だし、出航までやエンパイアステートビル登ってからの余韻がもっと短くシャープに出来たのでは。

 これを見ると、髑髏島に行って帰ってくるだけにした髑髏島の巨神は英断な上に、良くできてると痛感する。

E.T.

E.T. (字幕版)

WATCHA4.0点

Filmarks4.0点

 15年ぶりぐらい見たんだけど、こんなに怖い映画だっけ。冒頭こんなにがっつりUFOとか見せてるの覚えてなかった。未知との遭遇もそうだけど、意図的にホラーに近い演出を多用しているので正体が分からない何かが近づいてきたときは普通に怖い。

 すっかりアイコン化したE.T.自体との交流は楽しく、微笑ましく見れるが別離を基に成長する物語であり、スピルバーグが自身を語る際に出てくる父性の欠如の影響も感じる。やっぱり父親離婚していないし。

トレインスポッティング

トレインスポッティング(字幕版)

WATCHA4.0点

Filmarks3.9点

 カメラワークに編集、ポップになり続けるミュージック。観てるこちらもヘロイン中毒になりそうになるドラッグ中毒の若者たちを描く、トイレだけにどん詰まりの人生。エイズや売春なども扱い、もっと暗くて悲しい作品に出来たろうに、ほんの少しの絶望と大量の快楽とが襲ってくる。

 例え薬を絶てたとて、人付き合いだって絶たないとね。

 結局ラストで足を洗うと宣言したけども、じゃあ劇中何回それを決断してたか。彼の行く末を考えると碌なもんじゃ無さそうだが、それは続編を観るとしよう。

T2 トレインスポッティング

T2 トレインスポッティング (字幕版)

WATCHA3.0点

Filmarks3.2点

 やっぱり人付き合いを断たなきゃ絶望、クズじゃないか!!

 前作に引き続いての快楽的とすら言えるポップな音楽やカット割りが楽しさを増すが、基本的に前作で裏切られた尊厳の回復が根底にあるのでどうしても重いし、レントンは何で帰ってきたんや問題が燻る。そしてどう考えても悪人のレベルが傾いているし、ちゃんと司法に接続されることが示されているシリーズなのに脱走後も野放しやりたい放題で立ち寄る候補No.1の家にすら警察等の来ないベグビー周りの描写が納得いかず。前作ほど乗れなかった。 

カウボーイビバップ 天国の扉

カウボーイビバップ 天国の扉

WATCHA3.5点

Filmarks3.6点

 ビバップらしい各々が勝手に動くのに出てくるチーム感、正義とは違う文脈で動くのに結果的に大義を果たす結末、そして何より渡辺監督といえば、の音楽使い。メンバー全員に見せ場を作って求められるものは出来ていたと思う。

 ただ、事態が事態だけに警察も出てくるし、軍も出てくる。少しファクターが多すぎたし、空戦は明らかに蛇足だった。もっとスパイクとヴィンセントの対決に絞ったスモールな話にした方が良かったかもしれない。

ゼイリブ 製作30周年HDリマスター版

ゼイリブ(字幕版)

WATCHA3.5点

Filmarks3.6点

 名作にこう言うのも失礼だが、あと少しでとんでもない大傑作になりそう。

陰謀論的なグローバリズムや消費社会への警鐘を宇宙人という形で表現する、いわばロメロ的アプローチは素晴らしいが、主人公の掘り下げが殆ど無いのでこの状況に気付いた瞬間戦うことを決める過程が全くない。

 あと、サングラスのある時と無い時の見え方の違いを全く同じカットでやってほしかった。

 是非最新の技術でリメイクしてみてほしい!なんか3Dメガネ的なのを付けてる時と外してる時で見える映像違うみたいなアトラクションっぽいのとかどうすか!?

 でも、あれだよね。これ今だとトランプ的な言論が主人公の側だ!と捉える人も出てくるよね。

遊星からの物体X デジタル・リマスター版

遊星からの物体X (字幕版)

WATCHA4.0点

Filmarks4.0点

 エイリアンの侵略ものではあるんだけど、南極基地という閉ざされた空間で人間に化けているエイリアンを探して疑心暗鬼になり、ひとりひとり消えていくのはどちらかと言えばクローズドサークルの連続殺人みたいな状況。

 こういった状況に陥った人間たちの心情が手に取るように分かる描かれ方は流石だし、これだけの爆発、そしてエイリアン造形をCG無しの時代にやったというのが信じ難い。

遊星からの物体X ファーストコンタクト

遊星からの物体X ファーストコンタクト(吹替版)

WATCHA3.0点

Filmarks2.9点

 名作しかもカルト的な人気のあるものに迂闊に手を出すとこうなるよ、という典型例か。

 前日譚にしてしまったことでラストの絵は決まっているし、誰が生き残るかも自然に分かってる。(当然予想される視聴者はオリジナルを見てるはずだ)それ故にオリジナルのオマージュのような展開や答え合わせもそれに過ぎず、それ以上の効果を発揮しない。

 特にどうしてもヤツを起こしてしまうまでがあまりにも強引。生物学者や地質学者も揃う南極で地質調査してる部隊なら10万年前からのものを現在の大気に簡単に触れさせる決断するというのは流石に不自然。

 主人公が女性である点も、答えを知ってる側からすると結末の予想がついてしまう。どうせならアクロイド殺し的にケイトが実はエイリアンでした、までしちゃえば面白かったかもしれない。

 また、特撮だからこそ持ち得た不気味さがCGによってなんかキモいぐらいにスケールダウンしたことは否めないだろう。CGを中心とした映像技術の発達は素晴らしいが、あの当時じゃないと出せない雰囲気というものがあることを思い知った。そのせいで後半はどうしてもB級モンスターパニックにしか見えぬ。

スパイ・ゲーム

スパイ・ゲーム [DVD]

WATCHA3.0点

Filmarks3.2点

 話が進まねえ!!殆ど回想で進んでいく上に、ブラピは捕まりっぱなしで、ロバート・レッドフォードが彼を救出しようとしないCIA上層部を欺いて救出作戦を決行するだけなのでアクションも殆どない。映画内で24時間進んでこそいるけど殆ど室内か回想だし、あとハラハラもそんなに無いねぇ。

カニック ワールドミッション

メカニック:ワールドミッション(吹替版)

WATCHA3.5点

Filmarks3.6点

 今回は前作比で割と事故に見せかけて殺すステイサムだが、ミッションインポッシブルばりにアクションと殺人のパターンを見せてくるので無条件に楽しい。そしてこの手の続編は火薬も殺人も銃器も突っ込みどころも派手にするに限るなbyマイケル・ベイ的な感じでそれも良し。

 正直前半30分は殺させる為の動機付けで話が進まなくてどうなるかと思ったが、加速度的に楽しくなるので問題なし!こんなもんに脚本やリアリティラインを求めてなぞいないのだ!

大脱走

大脱走(2枚組) [DVD]

WATCHA4.5点

Filmarks4.3点

オレ!!一生

オレ!!緑は大っ嫌い!


と、Jリーグの応援歌でもお馴染み大脱走。この曲の明るさも相まって収容所からの脱獄ものとしてはかなり明るいトーンで話が進み、なんとかなる気がする。勿論、現実は甘くないし、それをしっかり見せている上にそのパートはしっかりハラハラする。脱獄までの準備をもっと丁寧に描いてほしいと思っていたことを忘れてしまう後半だった。まーでも、脱走のプロを集めてあっこまで自由にさせてたら集合知でやられるよね、そりゃ。ドイツ軍が頭お花畑なのか、当時から捕虜の扱い方が条約であそこまで保護されてたのか。


大宮!弾けよう!攻めろオレンジ軍団!

ゴールを見せてくれ!無敵大宮ワッショイ!

 

バンデットQ

バンデットQ 製作30周年記念 スペシャル・エディション [DVD]

WATCHA3.5点

Filmarks3.5点

 時間も場所も自由自在に移動できる魔法の地図(但し移動は任意ではなさそう)を手にした愉快な連中と少年の冒険活劇。

 10分で冒険世界に飛び立つし、ナポレオンや古代ギリシャタイタニック号にロビンフッドとポンポン場面が変わって飽きることなく楽しめる。割とシンプルに夢なんだろうなぁ感を序盤から醸し出していて、魔王城に出てくる最新式キッチンではい、決まりと思ったらのラストで私は結局夢の話なのか、現実の話なのかわからなくなってしまった。これどっち???