抹茶飲んでからマラカス鳴らす

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戦いは終わらない…「劇場版 幼女戦記」感想

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 先週は1週間で4本も映画館で見たんですが、そのラスト。1本は情報解禁前の試写会で見たので、未だ決まらぬ公開日に予約投稿しましたー。今週は忙しくて見れないけどすぐに映画がたまっていく…

 っていうか、アニメ版幼女戦記って2年前かよ…

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WATCHA4.0点

Filmarks4.0点

(以下ネタバレ有り)

 1.総員注目!総括せよ!

 というわけで、2年前の感想を。

tea-rwb.hatenablog.com

 ここで2期に期待として書いているメアリーとターニャの戦いが今回の劇場版で描かれるわけですが、しっかり期待に応えてくれましたね。

 そういえば、アニメのことを振り返っていたら気づきましたが、今回の映画では名前こそ出てくるものの存在Xのことを詳しく語ることもなく、ターニャの正体が中間管理職でリアリストのおっさんだということは全く描かれていませんでした。アニメ見てない人ってそこはついてこれたのかな?見ていないことにはできないので、そこは未見の人の意見が聴きたくなる。

 期間限定ですが、アニメ中盤までの総集編が公開されてますよ

 

2.諸君!戦争だ

 本編の話をする前に。鑑賞前の諸注意がようじょしぇんきのキャラであった訳ですが、これってファンサービス以上に初見の人にもいいのかなぁ、なんて思いました。ターニャって幼女なのにすごい軍人っていうキャラをすんなりなじませることができるワンクッションになる訳なんで。

 ということで始まる本編。いきなりの空戦アクションで早速楽しいわけです。グリグリ動く空戦は楽しいの一言。ついでにいうと、ここで魔法を使う事、南でド・ルーゴ率いる軍隊を攻撃すること(=ド・ゴールのフランス)なんかも説明しちゃう。こっからあれよと連邦(まあ露骨にスターリンソ連)まで転戦するところまで非常に鮮やかでした。ある種この作品の魅力はここに結集しているといえるでしょう。

 

 戦争の描写として優秀なのは、爆発だけにとどまりません。なんといっても体感すべきなのは劇場の音響。戦場にある砲撃・銃撃の音だけでなく、第二〇三航空魔導大隊を含め魔導士はみんな空飛んで魔法使うんで、その音も。大迫力で繰り広げられる戦争の音響は素晴らしいもの。音響監督は…やっぱり岩浪美和かよっ!あんた毎度すごい!

3.どうしてこうなった~!!

 幼女戦記の代名詞ともいえるこの台詞。歴史を知っていて、生存を求めて後方勤務を願うばかりについつい戦果をあげてしまったりして思う通りに行かないターニャを象徴する台詞でもあるわけですが、ある意味で作品全体を象徴しているとも言えます。自分の思う通りに進まないのは帝国(=ドイツ)の戦況も同じ。どう頑張っても歴史通りにどんどんおかしくなっていく。

 そして今回の劇場版ではあきらかにメアリーとの対決がこの台詞にふさわしい。あくまで実務的に生き残るために理性で戦場を転々とするターニャにとって、存在Xの加護によって驚異的な戦闘力を持っているメアリーの能力も、軍人にも関わらず指揮系統を無視して私怨だけで突き進むメアリーの精神のどっちもターニャには理解不能。ターニャは「魔法科高校の劣等生」のお兄様並みに強さが確約されたキャラクターにも関わらず、メアリーの狂気とも呼べる執念には、もしかしたら、を感じざるをえませんでした。(よく考えたらどっちも補佐役は早見沙織だ…)しかも今回メアリーは生還しているので、おそらく父であるアンソンさん並みにねばっこく今後も対立するのでしょう…

 どうしてこうなった、それを言わせるのは帝国軍の偉い人たち、即ちおじさんたち。大塚芳忠さんに玄田哲章さん、三木眞一郎さんといったお歴々。彼らは戦火に関係のないところで軍略を話し合うので、戦争中に彼らが登場すると、極めて安心するのも事実。耳の幸せを存分に享受できるのです!

 今回の映画にてフランス、ソ連、イギリスだけでなくアメリカの参戦も示唆されました。新たな戦闘団の指揮を託されたターニャがどう立ち向かっていくのか大変楽しみなので、是非アニメ2期を見たいですね。