抹茶飲んでからマラカス鳴らす

見た映画、読んだ本、見たアニメ。そんな話を中心に。。。

私的2018アニメ表彰式

 無事に各クールのアニメの感想も書きあがったので、2018年のアニメの総括を。

 見たアニメはそれぞれの記事を足すと、1年間で30本ということなので1クール平均7.5本ということですが、なんかもっと見た気がします。なお、Netflix配信のアニメは「DEVILMAN crybaby」を見ましたが、選外にしています。昨年まではエントリーは5本でそっから1本選んでましたが、対面よりも質重視でエントリーを3に絞りました。こういうので取り上げようとすると日常系とかが外れちゃうのでしょうがない。

 あと、例年熱量と文字数であったことから設定していた俺嫁大賞に関しては、もともと少し良くないなぁと思っていたことに加え、解脱したのか知りませんがアニメキャラに惚れることよりも見守っていたいという父性のような感情を抱くことが多くなったので廃止です。

 それとOP・EDに関しては昨年末に致しました。

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  それでは、開催です。

 

1.名脇役部門

 

 まずはルパン三世PARTⅤからの新キャラ、アミを選出。最新鋭のテクノロジーを駆使した敵と戦った本作において、IT部門を担当するキャラクターは必須ではありましたが、その役を担っただけでなく、彼女の編入した学校、そして彼女の父親と物語に大きくかかわる人物となっていました。ただ、それだけでなく重要なのは明確にルパンに対して憧れ混ざりの好きを伝えた人物だったということ。今回のルパンは仲間たちがルパンにとってどのような存在なのか関係性の再定義まで行う作品だったことを考えると峰不二子のためにも必要なキャラクターだったと言えます。

 ほぼ宮野真守がエントリー、と思って見ていたゾンビランドサガでしたが、最終的には宮野さんではなく、ちゃんと役としての巽およびフランシュシュの皆さんをエントリーすることにしました。1話では完全なゾンビ状態、そこから12話までの段階までに覚醒、死因を乗り越えるなどのイベントをこなしながら、しっかりとチームを作り上げ、ステージに立てなくなったさくらを支えてもう一度立ち上がらせるその姿は、そもそもこのプロジェクトをさくらの為だけに始め、そしてそれがバレないように宮野真守をそのままやるようなオーバーなアクションを通した巽の想いと重なりました。脚本の勝利だと思います。最後まで何者かわからなかった&覚醒したのかすらわからない伝説の山田たえの存在すら最終回では涙を誘いまくりでした。

 GRIDMANからは新条アカネさんを。敵役ではなく、脇役として、ですね。勿論終盤までは極悪なうえに絡みづらいとこしか見えないのに、外面100点と悪い要素しかもっていなかったんですが、彼女の抱える苦悩、そして更なる悪であるアレクシスの妙な軽さからどんどんと被害者の1人という立ち位置に変わっていったのでは。その中で更に良かったのが、本当のラストシーン。実写パートになったことによって彼女は主人公に変化するわけです。物語が与えてくれるメッセージを考えてもこっちでのエントリーが妥当でしょう。

 

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 受賞は…アミさんです!!

2.悪役部門

 

 朝霧要は魔法少女サイトにおいて主人公の兄にして、虐待を行っていたり、魔法のステッキこと、女性のパンティーを履いて、最終的に主要キャラクターを殺した極悪人でありながら、次回予告を担当するキャラでした。スタートから結構酷い虐待をしているし、選民思想がモノローグでバンバン出てくるしで、ヘイトを溜めまくりの中でのステッキを手にする展開は逆にギャグに映る事すらありました。岡本さんコレ演じるの楽しかったのではないだろうか。

 悪役、という意味ではマフィアのドンですし、ゴルツィネを欠かすわけにはいきません。主人公のアッシュを性的に虐待する一方で、その能力を誰よりも高く評価し英才教育を施し、物語においては愛と憎しみの両方をアッシュに抱え続けていました。アッシュに立ちはだかる壁として高いからこそ、アッシュの凄さが際立ついい悪役でした。それと同時に最終話で見せた愛情の部分もまた、我々を泣かせるものだったと思います。

 えー本来は、はねバド!における主人公のはずの綾乃ですが、見ていた印象では主人公は完全に荒垣なぎさ。綾乃はそのライバルにして、チームにも馴染もうとしない完全なヒール。魔王クラスの暗黒っぷりを見せてくれました。テニスの王子様の幸村が相手の五感を奪うテニスしてましたけど、なんかアレから爽やかさを引いて、タガが外れた感じを足すと綾乃になる感じでしょうか。そうなった原因も本人というよりは母親にあるので可哀想ではあるのですが、仲良くなったと思ったらあっさり闇落ちしたりして忙しいキャラでした。

 

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 受賞は…ディノ・ゴルツィネです!!

 石塚運昇さんの敬意を改めて。

3.美術部門

 

 ヴァイオレット・エヴァーガーデンはこれぞ京アニの本気。京アニといえば、リズと青い鳥で度肝を抜かれましたが、とにかくすべてが美しい。ヴァイオレットを含めた自動手記人形たちの衣装や、依頼人たちの住む町々。そしてなにより7話。娘を亡くした脚本家に対しての、ヴァイオレットが傘を持って湖を飛び越えようとするシーン。着水の瞬間、それは美しい以外の言葉では形容できない、凄まじいものでした。話としての最高なのは別話ですが美術と言う点では7話が最高です。

 ゆるキャン△は今年各分野にどんどん上位進出していきますが、美術でも素晴らしかったです。ゆるキャン△では、ゆるくなる描写がコメディとして効いていましたが、それを効かせたのは背景を中心とした美術にあります。ロケハンも相当気合入れてしたのがしっかりわかる精緻な風景描写で作品を盛り上げてくれました。夜景の綺麗さになでしこたちと同様にこちらも感動できたのは、美術スタッフのおかげですね…

 作画、という点では他のスポーツ作品の追随を許さなかったのがはねバド!でしょう。私自身、バドミントンというスポーツに詳しいわけではないのですが、それでも見ただけでこれは実写のような動きをシャトルがしているとわかるそれは名人芸の意気。本来は主人公の人物が悪役部門にランクインしたりと、少し悪目立ちした面もありますが美術という意味では間違いなく2018年最高峰でした。

 

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 受賞は…ヴァイオレット・エヴァーガーデンです!!

4.飯テロ部門

 

 まあここで出さないでどうするという部門でのエントリーとなったラーメン大好き小泉さん。日本全国各地のラーメンを余すところなく描写し、木曜日の夜の胃袋を刺激しました。一風堂一蘭といった豚骨好きの私も愛するラーメンから、パイナップルラーメンやミドリムシラーメンなど変わり種まで描写。全部とは言いませんがおいしそうでしたし、うっかり行ってしまった店舗もあります。ゆるキャン△とたまたま被ったのもご愛敬。ちなみに、飯テロ感という点では実写に敵わないと思っていたんですが実写版のラーメン大好き小泉さん見たら、そうでもないという。孤独のグルメとかを考えると食った後の感想って大事なんですね。

 ラーメン大好き小泉さんと並んで(ほんとはだがしかし&たくのみもですが)新年から木曜日の胃袋を殺しに来たのがゆるキャン△でした。初回の寒空の下のカップラーメンでもうメロメロなのに出てくる料理がとにかくうまそう。そして何よりなでしこの喰いっぷりが凄い。あんなに美味しそうに食べられたらこっちは笑顔がこぼれます。一方のリンはモノローグで滔々と旨さを語る語る。そう、これ2人で孤独のグルメやってたんですよ!!

 のぶが披露したのは圧倒的字幕芸。よくある居酒屋メニューを初めて食べるというカルチャーギャップものではありますが、とりあえず生であそこまで感動してくれる人たち相手だと、大将もやりがいがあるだろうなぁと思います。それと、のぶプラスのコーナー。なぎら健壱さんがリアル店舗で食べるほうはそれはずるいですよね、ってか孤独のグルメ丸パクリじゃないですか笑。

 

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 受賞は…ラーメン大好き小泉さんです!!

5.主人公部門

 

 ここでもゆるキャン△コンビの登場です。このW主人公はほんとに素敵でした。なでしこはリンと接点を持ちたいというところまでは強引ですが、その先は強要せずしっかりリンのソロキャンを尊重。一方のリンもグルキャンを否定することなく最終的には参加し、それもいいと肯定。そのうえでやっぱりソロキャンに勤しむ。趣味を扱う部活モノとして最高のバディだったと思います。

 ゾンビランドサガも何度も登場していますが、源さくらも主人公として外せません。いきなり軽トラに轢かれる衝撃もさることながら、困惑しながらも全力でアイドルを全うし、空回りし、そして記憶を取り戻したうえでもう一度アイドルとして立ち上がる。脇役部門でも申し上げましたが、フランシュシュもゾンビランドサガも彼女の為だけに収斂していく物語であり、そういった意味でこれ以上の主人公はいないでしょう。

 いい作品だったのに忘れてしまいそうな「ひそねとまそたん」から甘粕ひそねさんを忘れずにここに入れておきたい。なんでも喋っちゃうという役柄が、それ故にバラバラなDパイチームを団結させていったり、素直な愛情表現が竜との絆を強く感じさせてくれる。どうしても幼い役柄の多かった久野美咲さんの新境地を感じました。

 

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 受賞は…源さくらさんです!!

6.声優部門

 なお、この部門に関してはアニメ映画の出演も勘案させていただきます。

主な出演作:ヴァイオレット・エヴァーガーデンダーリン・イン・ザ・フランキス、ツルネー風舞高校弓道部ー、文豪ストレイドッグス DEAD APPLE

主な出演作:ゾンビランドサガ、シュタインズ・ゲート ゼロGODZILLA 決戦起動増殖都市&星を喰う者、文豪ストレイドッグス DEAD APPLE

主な出演作:ゆるキャン△、ラディアン、アイドルマスターシンデレラガールズ劇場

主な出演作:ゆるキャン△重神機パンドーラ、ラディアン、あかねさす少女、アイドルマスターシンデレラガールズ劇場リズと青い鳥

主な出演作:はるかなレシーブ、DOUBLE DECKER ダグ&キリル、アイドルマスターシンデレラガールズ劇場リズと青い鳥

 次点、小原好美白石晴香上田麗奈梶裕貴

 上村祐翔さんは、ダリフラとツルネの2作品で主演。TRIGGER×A-1と京アニの主役ですから、期待値的にはただの主役じゃないですよね。3クール目も発表された文ストの劇場版もありました。文スト1期目から見守っていてその時のラジオも聞いていたのでなんだかすごい人になったなぁという印象です。

 宮野真守さんはもうね、きっと今年はプリキュアの話でいっぱいなんですが、個人的にはGODZILLAです。ゴジラを憎むハルオを最後までまともじゃなく演じ切りました。あとはゾンビランドサガですっかり忘れがちですが、シュタゲもしっかりオカリンしてて良かったです。

 花守ゆみりさんはゆるキャン△一発勝負と思われるかもしれませんが、現在も放送中のラディアンの主演が個人的にはスマッシュヒットです。こっちは王道冒険ファンタジーの少年主人公なんですが、かなりのバカにも関わらず見ていてストレスの湧かないタイプの主人公を演じていてとっても楽しいです。

 東山奈央さんこそ、ゆるキャン△一発勝負に近いですね。リズと青い鳥もかなりポイント高いですが。アニメを殆ど見ていない頃にたまたま読んでいた漫画「神のみぞ知るセカイ」の中川かのん役でデビューしたのを知っているので、それこそ凄い人になったなぁという感じですね。

 ラスト、種崎敦美さんは完全にリズと青い鳥一発です。あの鎧塚みぞれという役だけで100億点出るでしょう。完璧。ダブルデッカーにも出てたり、はるかなにも出てたりするんですが、いわゆるカメレオン俳優の一人というか、えっ種崎さんだったの!?となることが多い役者さんの印象です。

 

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 受賞は…宮野真守さんです!!

 ちなみに、次点まで含めてもポプテピピックに出ていたのが梶裕貴さんだけ、というのが面白いなぁと振り返って思いました。

7.作品部門

 エントリーはWATCHAで5.0点を叩き出した作品を。前年までは各クール1位だったんですが、今年は4.5点で1位のクールと5.0点なのに2位になってしまう作品が生まれたための配慮です。

 

 

 大賞は…ゆるキャン△です!!

 ゾンビランドサガの猛烈な追い上げがありましたが、もう1周するなら、と考えたらゆるキャン△に軍配が上がりました。個人的にはギャグのあそびあそばせゾンビランドサガが5.0点を取ったという意味で画期的な年だったと思います。