どうも抹茶マラカス (@tea_rwB)です。
この四半期の読書記録になります。勝手に小説だけにしてるから4冊ですけど新書とか入れたらもう少し読んでるんですよ!
ラプラスの魔女/東野圭吾
久々に東野圭吾を読みました。映画もやることですしね。(執筆時点)
まあほぼ超能力に近いものを扱っているので、犯人は逮捕できないし、爽快感はないのでどっちかっていうとイヤミスに近いのかもしれません。あまり映像化に向かなそうにも感じたので三池監督に期待です。
GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ/大樹連司
前作に続きこっちを映画化してくれ、というボリューム。モスラとバトラ、メカゴジラにヘドラ細胞がナノメタルと関係ある感じなど、ガンガン本編の伏線を見せまくり。芹沢博士やオキシジェンデストロイヤー、三式機龍のネタも出てくるしゴジラファンはこっちで満足させておこうって感じかしら。
そして何よりガイガン。かっこよすぎて。これを映像で見たかったよ…
ギドラに関するメトフィエスの回想的なのが第3弾では出ると予想しておきます。そしたらタイトルGODZILLAじゃなくてGIDORAですけどね。
満願/米澤穂信
米澤穂信の高評価された短編集。別に連作になってるわけでもないが高評価も納得の珠玉の作品ばかり。表題作「満願」は勿論だが、冒頭の「夜警」も素晴らしい。だが出色は「柘榴」。まほかるとかのイヤミスを含む女って怖いものの最高傑作では。8月に3夜連続でNHKが満願、夜警、万灯をドラマ化するらしいのでこちらも楽しみにしたいと思います。
その可能性はすでに考えた/井上真偽
探偵が早すぎるをチェックしたいと思ったのでまずはその作家であった井上真偽さんの第2作を。メフィスト出身なんですね。
バチカン奇蹟調査官に近い内容ではあるが、それを多重解決でやると同時に多重解決の罠をしっかりついてくる。あまりにも大物が出てくるのに高円寺かよ!ってのはあるが、まあそこはフィクションだし。かなり良かったので探偵が早すぎるも期待です。って思ってたら日テレが夏ドラマでやるそうなので探偵が早すぎるはまずはそちらでチェックしたいと思います。