抹茶飲んでからマラカス鳴らす

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ジャンプするための溜めなのに面白い!「RWBY Volume4」感想

 どうも、抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

 夏アニメでびしっとVolume1-3を全12話で纏めてくれたので、以前から気にはなっていたRWBYの波に乗り遅れないようにびしっと鑑賞して参りました。2週間限定上映なので危なかった…

 RWBY The Begining1-3の感想はコチラ↓

tea-rwb.hatenablog.com

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Filmarks4.0点

WATCHA4.0点

(以下ネタバレ有り)

1.某海賊漫画の2年間の特訓編的な

 前回のVolume3でルビーたちメインキャラの通うビーコンアカデミーは陥落。ルビーはピュラを失ったチームJNPRと共にアストラルにあるヘイヴンアカデミーを目指して旅立ち、ブレイクは帰郷。ワイスは父親の元シュニーカンパニーでの振る舞いを要求され、ヤンは右手を失い自宅療養。チームRWBYはバラバラになって、各々が課題と向き合っていくことになります。完璧にワンピースの特訓編ですね。

 ルビーはジョーン、レン、ノーラと共に旅する中でクロウおじさんから自身や世界の秘密を語られ、毒によって深手を負ったクロウと共にヘイヴンへ到着します。

 ワイスはシュニー家での父との対立や弟の策略で軟禁状態に陥りますが、執事のクラインの助けもあって家から解放され、姉のウィンターのいるアストラルを目指すことになります。アニメでは苦手だとウィンターにからかわれていた召喚魔法も完璧にできるようになっていて成長を感じます。

 ブレイクは、ホワイトファングに1人で立ち向かうと勘違いしてついて来ちゃったサンと共に帰郷。両親の元で今後を考える、ということでしたが、ホワイトファングがもはやアダム・トーラスの完全な統治下にあることに気付き、その奪還を決意。さらに、自分のせいで人が傷つくのが嫌だと激白するもこれをサンが論破。仲間との日々を取り戻したいというブレイクの本音を引き出し、彼らもまた、アストラルへ。

 最も深刻だったのはヤンです。アダム・トーラスとの戦闘で右腕を失ったダメージは精神的にも大きく、療養生活を過ごしていましたが、父親の支えなどもあり遂に義手を装着し、ルビーの元へ向かいます。

 また、ピュラを失ったジョーンはピュラの形見の武器で自らの武器を新調し、共に戦う決意を固めました。

 そしてVolume4の主役ともいえたのがレン&ノーラ。アストラルへと向かう途中のクロユリという街が彼らのビーコンに来る前の出身地であり、2人の出会いの場所であ。り、そしてレンが両親を失った地でもありました。そこで両親の命を奪ったグリムに仇討ちを達成し、2人はトラウマを乗り越えることに成功したわけです。

 新キャラも登場しました。アストラルの農夫、オスカーくんです。何故かよく分かりませんが、ビーコン陥落後に命を落としたと思われていた学長のオズピンの魂がオスカーに宿り、彼もヘイヴンへと向かい英雄への路を歩むことになりそうな気配…

 何はともあれ、各々が自らの弱さに向き合い、それを超克してヘイヴンに集合していくので、Volume5への期待が膨らみます。

2.変わらぬ軽妙さとバトルの弱さ

 製作がアメリカなので、向こうに特有のギャグは今回も流石でした。例えば、ルビーを加えたチームJNPRの新チーム名をチームRNJRにするのか、チームJNRRにするのかの件や、ブレイクの故郷での扉の向こうで立ち聞き→バレるの天丼など。シリアスがどんどん比重を重くしてく中で、一服の清涼剤となりました。

 ただ、本作の大きな欠点としてはバトルシーンの弱さがあります。

 前回が、VSアダム・トーラスやVSローマン・トーチウィックなどかなり派手&広域にわたる戦いだったわけですが、チームRNJRの相対したゴーレム型グリム及びケンタウルス型グリム、そしてセイラムの幹部ティリアンとのクロウを交えた戦闘が大きな目玉戦闘であり、明らかにチームRNJRに集中しています。

 ブレイクは船上でのグリム戦とホワイトファングの昔の知り合い(名前忘れた)との戦闘がありましたが、あまりにも申し訳程度。ヤンは父とのスパーリングしかしていませんし、ワイスは1秒も戦っていません。あれだけ盛り上がった前作のバトルを考えると、アダム・トーラスも出ないし、ティリアン以外の敵役も戦闘シーンで出てきませんし、シンダーさんは喋れなくなる有様。仕方が無いですが、グリム戦ばかりではどうしても見劣りしてしまいました。

 とはいえですよ、前回がひとつの大きなクライマックスであり、そして次に確実に待ち受ける大きな山場があり、本作はいわばブリッジ的な作品。どうしても盛り上がりに欠ける可能性が高いわけです。それにも関わらず、ヘイヴンアカデミーの校長と敵幹部が接触して終わるなど、しっかりと楽しませてくれた上で、次回への期待をしっかりと持たせてくれる展開となった本作はシリーズファンには十分なできだったのではないでしょうか。