抹茶飲んでからマラカス鳴らす

見た映画、読んだ本、見たアニメ。そんな話を中心に。。。

4-6月に見た過去作の記録

どうも抹茶マラカス (@tea_rwB)です。この期間はU-NEXTに無料加入したこともあって、ゴジラ・アメコミをたくさん見ましたが、それ以外の過去作をこちらで。

1~3月は11作品でしたが、ゴジラ・アメコミ抜きでそれを超えてるのでこの3ヶ月はU-NEXT見っぱなしでしたね。ここだけで18作品となりました。全部合わせては数える気が致しません…

 ソルト

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Filmarks3.2点

WATCHA3.0点

 アンジェリーナ・ジョリーのアクションを堪能する映画。100分の間にガンアクション、カーアクション、潜入に無双、タイマンとやりたい放題。ただ、そのアクションのおかげでシナリオの穴とか根本的な問題を隠しちゃってる感じもする。CIA含めアメリカが潜入されすぎるのか、KGBが凄腕過ぎるのか。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

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Filmarks4.2点

WATHCA4.0点

 天才故の(正確には更に他の理由も含めて)孤高さを誇る数学者アラン・チューリングの生涯。学生時代、大戦下、戦後の3つのパートに分け時代を行き来することで、彼の重大な秘密を徐々に徐々に見せていく。また、戦後パートは視点が警察であると同時に、唯一チューリングの独白(いわば心情)が出るので、構成的にも飽きが来ない。

 エニグマの解読成功までは、凸凹チームものとしてうまく出来ており、ジェーンとの出会いから対立していたチームが少しずつまとまっていくことを描写している。

 しかし皮肉なモノである。祖国を戦争から救った隠れた英雄は、あまりにも早く平和をもたらしたために、時代性によって最終的に自ら命を絶つ。彼がもう少し長生きしていればあるいは…

 で、チューリングは時折何故走っていたのだろうか…?ほぼ唯一にして最大の疑問である。

トランスフォーマー

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Filmarks3.5点

WATCHA3.5点

 またシリーズものに手を出してしまった…

 車や飛行機からの変形については男のロマンである。観てて最高である。が、しかし、この映画ではそれがまず出過ぎ。敵味方合わせて10台近く出てきて、敵紹介は殆ど無し。それでは大ボス以外は倒しても爽快感がない。途中でウザいくらい続くメガネを早くシーン自体は悪くないしつこさ(いい意味)だが、そのメガネの入手と利用があっさりしすぎて、なんなんだと。

 人間側もセクター7と軍、ハッキングするバイトの皆さんといろんな陣営がありすぎて、かつ目的もバラバラなので分かりづらい。豪華な食材集めてごった煮にしたけど、メニューの食材名で「どうだっ!凄いだろ!」ってされてる感じ。

トランスフォーマー/リベンジ

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Filmarks3.3点

WATCHA3.5点

 全体的に長くて味付けが濃い。もっと纏めることが出来たと思う。Xm先まで行けば勝てるモノだったわけだけど、それがダッシュで4kmは長すぎ。

 あと相変らず画面がうるさかった。何でもかんでも画面の中で起きすぎていて把握しきれない。前回と変わらず何の紹介もない初登場ロボが戦っていても、味方がやられたのか、敵がやられたのかよくわかんないし、アメリカ政府内での対立チックなのも正直余分。

 前回あれだけ町中で暴れといて、彼らのことを秘密にしていたアメリカは電波ジャック&他国でのバカ騒ぎを経てもなお秘密にし続けるのだろうか(もはや公然の秘密だが)

ノー・マンズ・ランド

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Filmarks4.1点

WATCHA4.0点

 以前観たサラエヴォの銃声の監督の前作。サラエヴォの銃声よりかなりわかりやすく、偶然セルビアボスニアの中立地点の塹壕に取り残されたセルビア人兵士と、ボスニア人兵士2人(うち1人は動くと地雷がドッカン状態)で繰り広げられる話。序盤は戦争状態にある二国間の価値観の違いと、優位性がどちらにあるかでコロコロ行動が変わる状態が続き、中盤以降は国連防護軍(いわばPKOみたいなもんか)の抱える矛盾と、数字のために群がるマスコミへの盛大な皮肉を描いている。劇中、かなり頑固で好戦的であったボスニア人兵士のチキが叫んだ最期のセリフは、現場にいたマスコミや国連だけでなく、画面のこちら側にまで叫んでいたといえるだろう。

スペシャリスト/自覚無き殺戮者

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Filmarks3.5点

WATCHA3.5点

 森達也監督の本の言葉を借りれば、ドキュメンタリーは嘘をついている。裁判映像を繋ぎ合わせただけで、何の嘘も介入していないようにも見えるが、見事な繋ぎ合わせと音響効果で、アドルフ・アイヒマン人間性ナチス・ドイツの正体をある種の側面から正確に射貫いている。「忖度」が流行っているこの頃だが、職場に忠誠を誓うことに親密性を感じる日本人にとって、全体主義に陥る危険がそこら中にあることを思い出したい。

秒速5センチメートル

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Filmarks3.8点

WATCHA4.0点

 第1話に関しては、君ら大人すぎるだろ、とツッコミをいれてしまいました。読書好きな13歳を過ごした自負が自分にもありますが、ここまでの詩的表現と全能感っっていうんですか?未来を信じて疑わない素朴さ、羨ましいと同時に現実離れしてるな、と。

 ただ、第2話、第3話と通してみれば、第1話こそ完結編で、イニシエーションだったことが分かります。時間経過も相まって、手紙でしかやりとりできない第1話。メールが手段になってるのに宛先のない第2話。第3話では、そんな頃の気持ちさえ失ってしまっている。もの悲しさを覚えます。だから、第2話の女の子は只管に可哀想ではありますね、決定的に報われない、物語の外の人物でしかなかったわけなので。

 時間や距離はこの時期の恋愛において、大きなディスアドバンテージといえると思います。それを越えていってしまったが故に、それが2人にとって最後のシーンとなるのはある意味では必定かもしれません。

言の葉の庭

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Filmarks4.1点

WATCHA4.0点

 いい話だった。そして流石の映像美。

 ずっと取っていた距離をグッと詰めたときに思わず跳ね返してしまった雪野先生が飛び出すシーンは思わず涙が。もっと長い尺で見たいとも思うが、この尺だからの後味とも言える。

 靴の採寸のシーンの官能性は凄かった。言葉に尽くしがたいエロさを持っていた。ある意味ただのラブシーンよりも濃厚かもしれない。

 一点、申し上げればお手製の靴を学校に履いていってるのに、教師だったら言わなかった云々はちょっと頭が足りない子どもすぎやしないかい?と。

 

リアル 完全なる首長竜の日

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Filmarks2.5点

WATCHA2.5点

 原作未読ですが、このミス受賞作ということで期待しました。このミス受賞作といえば、「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊深町秋生さんを輩出している登竜門的な賞で、毎年このミスを勝っていれば自然と名前は覚えていました。

 さて、本題ですが、本作のキモとなる入れ替わり自体は古典的な叙述トリックで、序盤から中盤にかけてのセンシング中の支離滅裂な淳美の言動や幻覚を見る浩市から想像は容易でした。その幻覚の表現はどちらかと言えば和製ホラーのような表現方法で少しびっくりします。

 ホラー要素だけではありません。終盤はジュラシックパークになったり、自然と開発の対立という構図を作ってみたり、と色々やってはいるんです。ですが、そのせいで一番伝えたいことが分からなくなっています。

 辻褄の合わない点も。病院で寝ている浩市に対して相原医師が対話している場面があります。会話の内容から死後の世界へ旅立とうとした浩市を止めていることがわかりますが、何故あなたはそれが可能なのか。センシング技術いらないじゃん、となってしまいます。まぁ、後に起きることを暗示したかったぐらいでしょう。

 何より、意識下においてはどうにもできるはずのセンシング中で首長竜(=モリオ)に襲われる意味がよく分かりません。死が手招きしているにしては荒っぽいし、無かったことにできるはずです。15年も忘れたことを謝りますが、名前まで漫画に登場させている以上忘れていたは言いがたいし、ペンダント貰えたら帰るって…

 と、ツッコミどころ満載どころかまだしたり無いぐらいでしたが、叙述トリックは作者の力量で大きく変わるので是非原作を手にとって見たくなりました。少なくともこの映画とまるで同じなら大賞は取れないはずです。

 万能鑑定士Q モナリザの瞳

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Filmarks3.5点

WATCHA3.5点

 えー、まずルーブル行くこと分かってる上に、軽井沢合宿もフランス語でやることを予告されてるのに語学の準備ゼロって舐めてる。結局一晩で出来ちゃうならやっておきなさい。で、合宿そのものが嘘だったのならルーブル側はどのタイミングで莉子さんは資格剥奪を決めることになるのか。

 そして、東博(劇中は違う名称だったが)の警備薄すぎ問題。監視カメラはあそこまでの道中と内部にもなくてはおかしいし、ああいった古美術品は温度管理等もしっかりしなきゃいけないので、扉が開いただけでわかるようにしてるはず。流石にあんなに雑には盗めまい。そして何故勝ちどきまで犯人がついてくるんだ、博物館で身柄を拘束しておきたまえ。

 と、文句はありますが、そこまで悪くなかったのかなぁと思います。シリーズが重なるにつれ手を出しづらくなり結局未読の原作ですが、読みたくなりました。

 よく考えると、ダヴィンチコード系に見えるタイトル詐欺ではありますね。

クローバーフィールド/HAKAISHA

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Filmarks3.7点

WATCHA3.5点

 POV方式のフェイクドキュメンタリー。それと怪獣・ディザスタームービーの組み合わせの時点で斬新。POVなので画面が見づらいのはしょうがない。

 最初の字幕で国防総省の保管でセントラルパークで見つかったとあるので撮影者の行く末は示唆されており、やはりその通りに。本当のパニック状態を表せていると思う。

 アレがなんなのか、何故NYを襲ったのか、その辺はPOVだから分からなくていいっていうのは便利だなぁと思うと同時に、ずるいなぁとも。無論、設定が裏では決まってるんでしょうが。

百万円と苦虫女

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Filmarks3.5点

WATCHA3.5点

 普段好んでみることのない平板なロードムービー。邦画の起伏のあまりないものは殆ど見ないのですが、楽しんで見ることが出来ました。

 不運から前科を背負い込む蒼井優が美しく、転々とする先々での関係をあっさりときっていく強さを自身は逃げていると評していましたが、それを逃げると表現できるだけ強い女性なんだと思います。蒼井優素晴らしいですね。グールで利世さんやるらしいけどどうなんだろう。

 ただ弟の拓也君よ、あの状態で頭いいんなら流石に受験した方がいいぞ。いや、逃げるとかじゃなく、進学と就職考えたら、ね。

パプリカ

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Filmarks3.7点

WATCHA3.5点

 没入感を麻薬のように演出してくれる音楽と鮮やかな色彩表現、林原めぐみさんの声が素晴らしい作品。夢とうつつの境界でアクションなどをアニメならではの表現を多用に用いて目が楽しい。

 惜しむらくは、夢の中で何が出来て、何が出来ないのかのルールがぼんやりしているのと、夢同士が混線したり、現実に溶け出してきている時の描写に関しては、説明を放棄している。専門用語多めの説明パートも含めてその辺の整理がもう少し綺麗だと良かった。

ノウイング

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Filmarks3.4点

WATCHA3.5点

 地球滅亡モノ×ノアの箱舟。で、崩壊した家族モノでもある。

 もう人類滅亡が確実!助けられるのは私だけだ!の使命感に溢れていたのに、突如人類そっちのけで子どもの心配に。子の心配と取り憑かれたダイアナと、人類の危機を救う事に取り憑かれたジョンで対比になってると思ったのに、子どもに取り憑かれたまま死んだダイアナと地球を救う事を忘れてしまうジョンでアレ?って感じ。

 あと、ケイレブが家で数字の羅列を始めた描写は完全に意味が分からなかった。既に声が聞こえていて選抜済みで、警告はルシンダでしてるからする意味も無いのに、何故彼らは数字を書かせたのか?

 あ、でも振り返ると同僚に家に帰って家族と過ごすように助言してるし助かるとは本気で思ってなかったのかもしれない。それこそルシンダの扉が一縷の望みだったのから最後にもう一度没頭したのかも。

WOOD JOB! 神去なあなあ日常

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Filmarks4.3点

WATCHA4.5点

 U-NEXTでの見納め作品となりました。とても良かった。

 お仕事モノとして、林業をしっかりと取り上げた上で、農村特有の村意識とそれをよそ者である勇気が克服して、コミュニティの一員として受け入れられていく様子を綺麗に描いている。

 勇気が本人がそれと気づいていなくても、林業に惹かれていく瞬間瞬間が明確にされているし、本人がそれと気づくのも東京に戻ってきて初めてってのもいい。

 ハブやヒルに噛まれたり、ゲテモノ食わされたりと、田舎あるあるをうまい笑いに変換して終始笑って見てられて、でも勇気がしっかりと成長していて、本当に見ていてとても良かった。

 まぁ、勇気の参加で揉めてたのに、しれっと祭りに他の研修生も参加していたり、バイクで乱入してきたり、意外と寛容というか、なんでそこまで勇気で揉めてたんだろ感はありましたが、そういうとこは目をつぶってもいいんじゃないでしょうかね。

デジモンアドベンチャー

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Filmarks4.0

WATCHA4.0

 懐かしさの塊。初代デジモンを思わず見直したくなった。パロットモンとの戦闘シーンは怪獣映画のそれだが、子どもと未知の存在とのコミュニケーションものとしても秀逸な出来。とても20分とは思えぬ濃密さ。ボレロのみの音楽からのButter-flyは勝ち確といっていいでしょう。むげーんだーいなゆーめのあとのー。

デジモンアドベンチャー/僕らのウォーゲーム

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Filmarks4.8点

WATCHA5.0点

 めっちゃ良かった。これも30分程度とは思えない。勿論そのせいでテントモン、ガブモン、アグモンチームだけしか活躍を事実上していないけど、そのことを忘れてしまうぐらい濃密。ホーリーエンジェモンとエンジェウーモン出てきたら楽勝になっちゃうし、しょうがない。しっかし、最終的に核爆発を食い止めるとは。見たことないけどサマーウォーズってこんな感じって聞いたことあるぞ。 

 国内回線がやられたから衛星回線!からの世界中の応援が仇になって動きが遅くなって敗北、からのそれを相手に転送して結局世界からの応援で勝つというただのきれい事じゃない勝ち方も良かった。何よりオメガモン登場の時点で爆上げですね。

 あとButter-flyとbrave heartのタイミングもカンペキだった。やっぱりこの2曲はデジモン初代には特別ですね…

デジモンアドベンチャー02前編デジモンハリケーン上陸/後編超絶進化!!黃金のデジメンタル

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Filmarks3.0点

WATCHA3.0点

 うーん、子ども向け娯楽映画とは思えぬ暗さと難解さ。太一達は精神世界に拉致され、その中で幼児退化させられていたと認識していたが、大輔達の幼児退化は現実世界のように扱われてた。どっちだったんだ。

 折角道中ウォレスと大輔が2人きりになったのに、信頼関係の構築とか進展が特になく、2人にした意味をあまり感じなかった。集合してから信頼深まっただけになおさら。

 ホーリーエンジェモンとエンジェウーモン問題も。あんな簡単にしましょう!だけで究極体になれるのか。そして折角なったのになんか凄い使い捨てされてタイトル回収の黃金のデジメンタルに変換されてしまった。

 最後にチョコモンと思われるデジタマがウォレスの下に流れ着いたのは良かった。

デジモンアドベンチャー02ディアボロモンの逆襲

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Filmarks3.8点

WATCHA4.0点

 オメガモンで楽勝からの、実はそれは罠で現実世界で復活。オメガモンでも倒せない、そこで02の主人公たちインペリアルドラモン+パラディンモードで撃破とアツい展開。僕らのウォーゲームを見た後だけに、オメガモンで駄目だと絶望感が凄い。

 ただ、お台場に子どもばかり集まったり、渋谷区からお台場まで走って移動を試みたりとちょっと無理を感じるところも。それこそ僕らのウォーゲームみたいにもう少し活躍キャラを絞っても良かったかもしれない。