抹茶飲んでからマラカス鳴らす

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大爆発と事件へのリスペクト「バーニングオーシャン」

どうも抹茶マラカス (@tea_rwB)です。

FilmarksやWATCHAの点数を見ていただくとわかりやすいんですが、今回見た「バーニング・オーシャン」(原題DEEP WATER HORIZON)は実話ベースの闘う男モノなのでかなり好みの可能性が高いと思って見に行きました。

 

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Filmarks4.2点

WATCHA4.0点

 1.とにかく大迫力の爆発&火災

 映画序盤はこれから会場掘削施設に向かう職員たちの日常が描かれます。そしていざ出立の日、マゼンダのネクタイにバードストライクとこれでもかとフラグがびんびんに立つわけです。到着してみれば、専門用語の乱れ打ちですが、どうやら安全より利益を優先してテストをすっとばしたくさい。事故る雰囲気しか感じません。

 いざ、泥水の逆流からはじまり、ガス漏れからの大爆発と大火災はど迫力の一言でした。人災ですがディザスター・ムービーとして被害の描かれかたは一級品です。

 途中、海上保安庁的な所に入った通信とヘリの到着時間から、この映画で描かれた爆発から終盤までの流れが30分に満たない時間であったことがわかります。とても、その短さとは思えぬ濃密さ。大迫力すぎてみんな大怪我&大火傷。しかも夜なので薄暗い。ただ、そのせいでメインキャスト数名以外割と誰が誰だか分からん感じに…元々私が人の顔覚えるの苦手なのもありますが、BP社のお偉いさんがいつの間に救命ボート乗ったとか、気づけませんでした(苦笑)。

 

2.実際の事件及び被害者へのリスペクト

 実話モノの中でも、今回は事故が題材なので「アルゴ」などと比較しても、啓蒙的にならざるを得ません。また、多くの死傷者を出しているのでその配慮も必要です。

 その点において、この映画は素晴らしかったと思います。エンドロールで冒頭の音響のみだった宣誓シーンを当時の映像を用い、さらに主要人物のその後だけでなく、被害者となった全員も写真付きで紹介。彼らに対して多大なリスペクトが払われていたことは言うまでもありません。

 序盤から中盤にかけては、石油掘削のための専門用語が数多く並びながらも、現場であるディープウォーターホライズンの現場責任者が安全を最優先し、遅れている工期と経済面を優先に考えて油田を掘削するBP社との間で対立が生まれ、結果安全を疎かにしたために起きた事故、人災であることが明確に描かれていました。

 そんな中で、命を張って一人でも多くの生存者を出すため、少しでも損害を少なくするために戦い続けたマーク・ウォルバーグにカート・ラッセルがとにかく格好良かった。昨年ハマった映画のキーワードは'Stand Man'(不屈の男)だったと分析しているんですが、この映画もそれに連なる十分な力作でした。